愛犬急死に思うこと~その選択は本当に後悔しませんか?~
こんにちは。ホステス専門コンサルタントの秋好玲那です。→目次はこちら^^
Twitterでもお知らせをしておりましたが、先日愛犬が急死しました。前日の夕方まで元気ピンピンだったので、あまりの急変に頭も心も追いつかず。
そんなこんなで数日お休みをいただきましたが、快くご理解くださったみなさま、本当にありがとうございました。
また多くの励ましのお言葉をいただき、心より感謝申し上げます。ご迷惑をおかけしましたが、そろそろ通常業務再開致します。
無意識に都合よく考える脳と現実のギャップ=壮大な後悔
愛犬は14歳だったので、「いつ何がおきてもおかしくはない」と覚悟はしているつもりでした。
でも実際に死を迎えてみて、勝手に「病気になって介護の末に死ぬ」と考えてたことに気づきました。
「心の準備をする期間がある」と都合よく思っていたかった。こんなに急にいなくなるとは思いたくなかったんだと思います。
実際には病院に連れて行く準備をしていた15分の間に息を引き取りました。鳴くこともなく、吐くこともなく、動くこともなく、静かに。
最後に覗いたときは眠ってましたが、亡くなったときは目が開いたままでした。たった15分。
どうして私は目を離してしまったのか。彼が最後に見た光景は何だったのか。
どうして私はその中にいてあげられなかったのか。私が覗くのを待ってたかもしれないのに。
この子たちの老後をできるだけ長く一緒に。それがワーカホリック改善したいと思った最初の理由だったのに間に合わなかった。
あんなに私のことが大好きな子だったのに、最期に抱きしめることもできなかった。いろんな後悔が押し寄せてきました。
人間とはそもそも忘れっぽく愚かな生き物
私には、忘れられないお客様がいます。そのお客様はまだ30代、私と会った直後に首を吊りました。
彼を見送るとき、私は確実に「何かがいつもと違う」と気付いていました。でも「まさか・・・」と追いやって、彼を帰してしまった。
あの後悔がずっと今でも残っています。もしもあのとき自分が引き止めていたら、お客様は死ななかっただろうか・・・結果的には同じだったかもしれません。
でも私は彼に「ありがとう」とも「出会えて良かった」とも言えなかった。本当にそう思っていたのに。
あの違和感を追いやらなければ、せめて思いは伝えられたのに。彼が選んだ結末は変えられないとしてもあの日の私には今ほど悔やまずに済む選択肢があった。
それを取れなかった自分をこんなに長い間悔やんで、もう二度とあんな思いをしたくないと生きてきたはずなのに、また同じ後悔をする。
人間ってどうしてこんなに愚かなのか、と痛恨の極みです。
あなたのその選択は本当に後悔しませんか?
今できることを先延ばしにする習慣を持っている人。どんなに精一杯やっても、大事なものを失ったら必ず後悔します。
誰かに好かれるとか嫌われるとか、あの人は私を傷付けるとかに囚われてる人。大事なものを失ったら分かりますよ。いかにそれがどうでもいいことか。
嫌われてもいいから伝えればよかった。傷付いてもいいから行動すればよかった。必ずそう思います。
本当に大事なものを前にすると、自分のことなんかどうでもいいんです。
噛み付かれて血まみれになろうが、あと1日でもあと数時間でもいいから、私は愛犬に生きててほしかった。
そうしたらせめて最期に抱きしめられた。彼の最期の視界にいてあげられた。でももう何もしてあげられない。
大事なものを失ったら、必ず後悔する。どんなに最善を尽くしても。だけどひとつでも減らす努力はできるはず。
今その選択をして本当に後悔しないのか。今逃げて本当に後悔しないのか。今その言動をして本当に後悔しないのか。
私は私なりにこれを考えて生きてるけど、それでも後悔する。でも何も考えずにいるよりはずっといい。
みなさんも大事なときには自分に問いかけてください。本当にそれで後悔しないの?と。
まとめ
愛犬の亡骸を抱いて1日泣き暮らし、無事火葬を終えて見送って。残された愛犬たちを抱きしめながら、
「私がいないときに死んじゃダメよ。絶対に帰ってくるから。がんばって待っててよ」
と何度も語りかけていましたが、自分に言い聞かせてるような感覚でした。残った子たちも、下手をすればあと1年も一緒に過ごせない。
今のままだと、絶対に後悔する自信しかない。やっぱり私は1秒でも多く、彼らと穏やかな時間を過ごしたい。
もう十分働いてきた、積み上げてきた。たった数年彼らとの時間を優先したって罰は当たらないはず。
何かをがんばらなければならないのなら、愛犬たちが全員寿命を全うした後にする。そう決めました。
あなたもぜひこの機会に、考えてみてください。後悔のすべてが悪ではないけれど、取り返しのつかない悔いを残さぬように。
あなたの人生があたたかであることを切に願っています。
ホステスの心得