【例文あり】お客様の心を掴む新年のご挨拶メール

【例文あり】お客様の心を掴む新年のご挨拶メール
ホステスの営業

こんにちは。ホステス専門コンサルタントの秋好玲那です。→目次はこちら^^

この記事では、会社宛に送るメールについて解説します。基本構成は、新年の挨拶にかかわらず使えるテンプレート的な構成と思っていただければOKです。

もちろん内容に応じて前後することもありますが、ここでは基本に忠実な形で進めたいと思います。

会社に送る新年のご挨拶の基本

まずは基本的な構成から頭に入れておきましょう。

メールの基本構成

今まで「何となく」でやってきたホステスさんは、以下の基本構成で書けるようトレーニングしましょう。

件名

  1. メールの概要
  2. 名前

名前は省いてもいいですが、件名は必ず入れましょう。メールの内容が一目で分かるようなタイトルにするのがベストです。

本文

  1. 受取人の名前(フルネーム+様)
  2. 冒頭の挨拶
  3. 季節の挨拶または安否のお伺い
  4. 本文
  5. 文末の挨拶
  6. 締めくくり
  7. 署名(最低でも店名+名前+連絡先)

これが基本。受取人の名前が最初にあること以外は、お礼状や添状とほとんど変わりません。表現や言葉遣いがフランクになるという感じですね。

メールの文字数目安と仕上げのコツ

メールの文字数目安は、署名を除いて200~300文字の間で作ります。でもこれは、あくまでも目安。

内容が良ければ500文字でも長く感じないし、逆に内容が悪いと200文字前後でもなかなかのストレスになります。なので、やはり内容が重要です。仕上げのコツは、

  • 基本構成に従って思い通りに書く
  • オーバーした分の文字数を減らす(必要であれば表現を変えたりなど編集する)
  • 本文部分の前後を入れ替えて一番スムーズに読める流れを探す

これを意識するだけで少しは変わると思います。

ホステスが新年の挨拶で気を付けるべきこと

新年の仕事始め、というのは、たくさんメールが届くタイミングです。取引先はもちろん、あなた以外にも全国のホステスが新年のご挨拶メールを送ります。

売れないホステスさんは常に「お客様&自分」しか見えていませんが、あなた以外にも何十通~何百通と届く時期です。

「何となく」とか「他に浮かばなかったんで~」とかいうレベルでは埋もれてしまいます。まずは最低限のポイントを押さえておきましょう。

ビジネスマナーを踏まえたご挨拶を心がける

「会社に送るメール」は「私用で個人宛に送るメール」とは大きく異なります。

たとえば『reina-akiyoshi@liberal.company』という、本人の名前が入ったアドレスであっても、それは会社の所有しているアドレスです。

確実に大丈夫だと確信を持てるお客様以外は、ビジネスマナーを守りましょう。

「私だって大人の常識持ってるのよ!」という多面性を見せるつもりで、親しみを持ちながらもマナーに則って送りましょう。

社内の誰かが挨拶メールを見る可能性を心得る

社内のメールは、誰が見てもおかしくありません。特にセキュリティの厳しい昨今、監視システムがしっかりしています。

私のお客様にも、監視部署が専属で設置されていて全メールをチェックされるという方がいます。

また取締役クラスには秘書がおり、メールはすべて秘書が読んで口頭で伝えるという会社も多くあります。実際、普段レスポンスがなく油断していたら節目の返信が秘書から送られてきたということも少なくありません。

このように、あなたが送ったメールは誰に見られるか分からないのが会社です。これを絶対に忘れないようにしましょう。

メール件名を空で送らない&件名で内容が分かるように

あたりまえの話ですが、お客様のメールボックスには仕事のメールがたくさん届きます。

パッと見て優先順位を決めるので、一瞬で判断ができないメールは忙しいお客様にとってストレスです。

また、携帯のメールアドレスから送信されたメールは、誰から届いたのか分からないことが多くあります。

お客様の手間を省くためにも、せめて件名(内容の概要)を件名に必ず入れるようにしておくと、とても親切です。

そうすると読まれないのでは・・・と言う人がいますが、『誰からだろう?』とか『何の用件だろう?』と思って開いたら営業だった・・・みたいになると余計に拒絶反応が増します。

それに、そんなことしないと読まれないような関係性なら、一度開いたら次はスルーして迷惑ボックス行きになるだけ。というか、そもそもビジネスマナーとして件名空欄で送るのは失礼です。

新年のご挨拶メール例文(順不同)

新年に使える季節のご挨拶は以下を見ていただくとして。

ここでは『全文例文』を掲載します。表示されているのはメールの件名部分、クリックするとスライドボックスが開いて全文を読めます。

自分のキャラクターやお客様との関係性によって書き換えると、オリジナティがアップします。

例文は実際に現役ホステスさんが出したものなので、アレンジして使ってくださいね。

▼ 優美な和歌と現実|秋好玲那

〇〇〇〇様

明けましておめでとうございます。お正月気分もようやく抜けるころでしょうか。

先日、「瀬をはやみ岩にせかるる滝川のわれても末にあはむとぞ思ふ」という和歌を目にしました。

〇〇さんとのご縁を紡いでゆけるよう、心新たにがんばろう!(`・ω・´)キリッ

そんな気持ちを、崇徳院の詠んだこの歌が代弁してくれているように思えて。・・・何だか、恋文のような文章ですね(笑)

まだまだ想いを伝えるのが苦手なようです。もっと優雅に表現できるよう精進致します(汗)

「またお会いしたい」という気持ちだけでも伝わりましたら幸いです^^;

今年も〇〇さんと心安らぐひとときを過ごせますように。本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

▼ 元旦の空にお月さま|秋好玲那

〇〇〇〇様

〇〇さん、新年あけましておめでとうございます。お正月はゆっくり過ごせましたか?

空を見上げると、まん丸いお月さまと目が合いました。今年は1月1日が満月だったそうです。

圧倒的に大きな存在というのは、気持ちを謙虚にさせてくれますね。無事に新年を迎えられたこと、改めてありがたく思いました。

「お陰様です」という言葉では伝えきれない感謝を、また1年かけてお返ししていけるようがんばります。2019年もどうぞよろしくお願い致します!

▼ 笑顔あふれる1年に|秋好玲那

〇〇〇〇様

あけましておめでとうございます♪〇〇さん、お正月はゆっくり過ごせましたか?

誘惑の多い時期なので、おいしいものをたくさん食べて、恵比寿様のようになっているのではないでしょうか。

それはそれで縁起の良いスタート、ということで・・・(自分へのフォローです笑)

いい初夢を見れたでしょうか。験担ぎですが、せっかくなのでどんな夢も前向きに捉えたいですね。

今年も〇〇さんがたくさんの笑顔でありますように。2024年もどうぞよろしくお願い致します!

▼ 新年おめでとうございます|秋好玲那

〇〇〇〇様

明けましておめでとうございます。旧年中はひとかたならぬご厚情を賜り、誠にありがとうございました。

こうして新年を迎えられるのも皆様のお蔭と、感謝の言葉では言い尽くせぬ想いです。

その想いを少しでもお伝えできるよう、基本に立ち返り、愚直に邁進してまいりたいと思います。

〇〇さんは、晴れやかな新年を迎えられましたか?新しい年が〇〇さんにとってより佳き年になるよう心より願っております。

本年もよろしくお願い申し上げます。

▼ 新年のご挨拶|秋好玲那

〇〇〇〇様

謹んで新年のご祝辞を申し上げます。あっという間のお正月だったような気がしますが、少しはお休みになれたでしょうか。

私は初夢でも仕事をしていて、ちょっぴり複雑な幕開けでした(笑)〇〇さんはどんな初夢を見ましたか?

「げんかつぎ」と言ってしまえばそれまでですが、せっかくの新しい年。どんな夢も前向きに捉えて、気持ちの良いスタートにしたいですね。

〇〇さんにとって素晴らしい年となるよう願いつつ、本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

件名にある名前はフルネームでなくてもOKです。

接待の多いクラブのホステスさんは、苗字だけのほうが効果的だったりもします。フランクなお店や指名制などであれば、名前だけ書くときもあります。

また文例がまとまったら追記してお知らせしますね。

 

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ホステス専門アドバイザー秋好玲那(管理人)

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ホステス歴15年、年商1億の元No.1ホステス。ママ、オーナーママを経て、コンサル歴15年目に突入。家庭には恵まれませんでしたが、社会に出てたくさんの人に恵...

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