水商売を始めようと思っている人に見てほしい基本マナー
水商売には、水商売ならではのマナーが存在します。今から水商売を始めようと思っている人なら、このマナーを知らなくて当然です。
ただ、これからホステスとして働いていこうと思うのなら、必要最小限のマナーは必要になってきます。
そこで、この記事では今から水商売を始めようと思っている方向けに、水商売のマナーをいくつか紹介していこうと思います。
タバコに火をつける
お客様の中には、タバコを吸う方がいらっしゃいます。
最近は、電子タバコなどを吸うお客様や、全面禁煙のお店もあり、火をつけなくていい場合もありますね。
それ以外の場合は、お客様のタバコにはホステスが火をつける。これが、基本になります。
そして、この基本的なタバコに火をつけるという作業ですが、注意点がいくつかあります。
まずは、ライターやマッチに火をつけるときは、自分の近くで火をつけてからお客様に差し出すということです。
特に、ライターを使う場合、お客様の顔に近づけてから火をつけてしまいがちです。が、顔の近くで火をつけられると、誰でも怖いですよね。
ですので、必ず火をつけるときは、自分の近くで火をつけてから、ゆっくりお客様のほうへ持っていくようにしましょう。
そして、火をお客様の方へ近づける際は、自分の反対の手を添えて差し出すようにします。これが、タバコに火をつけるときの基本です。
灰皿を交換する
灰皿にタバコが溜まったら、たくさん溜まる前に灰皿を交換することも基本マナーの一つです。
目安としては、『2本溜まったら交換する』と覚えておくといいでしょう。
交換するときは、新しい灰皿で交換する灰皿に蓋をするよう被せて自分のほうに持って行き、新しい灰皿をお客様のほうに置くようにします。
これは、灰皿を交換するときに、灰が飛ぶのを避けるためです。
ヘビースモーカーなお客様だったら、かなりのペースで灰皿を交換することも少なくないので、常に灰皿には気を配っておきましょう。
飲み物がなくなる前に声をかける
お客様の飲み物は、ホステスが作ることが基本です。そのため、お客様の飲み物がなくなったら、次の飲み物を作らなくてはいけません。
このとき、注意しておかないといけないのが、お客様の飲み物が完全になくなる前に一声かけるということです。
クラブやキャバクラでは、大体どこのお店でもお客様のグラスが空になる前に、次の飲み物を聞くことがマナーとされています。
ただ、キープボトルやハウスボトルのお酒を飲まれているお客様で、1杯目と同じものであれば、次も同じものを作ることが基本になります。
会話に集中していると忘れてしまいがちですが、お客様の飲み物がなくなっていないか、会話の途中でも見ておくことが大事です。
会話の腰を折らない
これは、お客様との会話をする際のマナーですが、お客様がお話しされているときは、会話の腰を折らないことも大事な基本マナーです。
自分の話を多めにするホステスも見かけますが、自分の話をするにしてもお客様がお話を始めたら、聞く側にまわって最後まで聞きましょう。
話をしているのに腰を折られてしまっては、お客様はいい気持ちにはなりません。せっかく来店してもらったなら、いい気分で帰ってもらいたいですよね。
気にしすぎる必要はありませんが、たまに思い出すようにして、会話の腰を折らないことを意識して接客するようにしてみてください。
まとめ
水商売には基本のマナーがいくつか存在しますが、今回紹介したことはどこでも通用する基本のマナーです。
これから水商売を始めたいと思っているのなら、覚えておいて損になることはないと思います。
入店したら指導してもらえると思いますが、ある程度自分でも勉強しておいたほうがスムーズに接客できると思います。
これらの基本をしっかり頭にインプットしておくことをオススメします。
『ホステスの基本』一覧にはたくさんの記事がありますので、合わせて読んでおいてくださいね!
ホステスの心得