『飲んでるフリ』がわかる店員
私はお酒が飲めないホステスでした。「でした」っていうと語弊がありますね、いまも飲めません。
飲めないというより合わないんですね、奈良漬けで3日くらい寝込んでしまいます。
気心知れたお客様だと、私がその場で何を飲んでいようと気にも留めません。
って言われてましたが、シラフですから。酔ったお客様と同じテンション、もしくはそれを超えるテンションでいることは全然平気。
朝からそのテンションだったりもして、逆にウザイ感じでもあります。
ただ、その場の雰囲気やお客様が連れているメンバー、接待かどうかなどによっては変わります。
アルコール以外のものを選ぶことがその場の雰囲気を壊しかねないこともありますね。また、ママ業だとそうは言ってられない場面にも出くわします。
お客様のお酌を断固として断るホステスがときどきいますが、やり方が下手だなーと思います。
飲んでいるフリが必要なときもあります。いまはノンアルコール系の飲み物も増えたので、そういうものを利用するのもいいですね。
昔はそういうものが少なかったので、ウーロン茶の水割りをよく飲んだものです。
同伴などでお客様と外食する際に飲んでいるフリが必要になったときには、こっそりとメニューの商品名を指さして、
と言ってました。もしもあなたが飲食店を経営している、または働いているのであれば、ぜひ覚えておいてください。そういう場面で、
などと、元気に言わないでください。そういったお客様の心理や状況も読みとらなければ、お客様に適した接客=おもてなしはできません。
神対応の店員
あるお店にお客様と行ったとき、こんな店員さんがいました。私がこっそりとメニューの商品を指さして、
と言ったら、店員さんは私の目を見てニコッと笑い、
と言いました。内心、私はドキドキしてました。
すると注文の確認で復唱する際にも、ずっとメモを見て読み返していたんですが、最後に顔を上げて私を見て、
と言ってくれました。このときに『大丈夫だ』と確信。
まさにアイコンタクトです。『ちゃんとわかりましたよ』と彼は私に伝えてくれたわけです。もちろん、出てきたのはフツーのウーロン茶でした。
それ以来、飲んでいるフリが必要なときは、そのお店を使うようになりました。
彼が出勤しているかどうかを確認して、彼にお世話係をお願いして、バッチリ予約して行ってました。
こういう気の利いたサービスができるお店はすばらしいですね。何度も助けていただきました。アイコンタクト、お客様と取ってますか?
