売れっ子ホステスが抱える「プロの格差」問題

売れっ子ホステスが抱える「プロの格差」問題
ホステスの心得

こんにちは。ホステス専門コンサルタントの秋好玲那です。→目次はこちら^^

ナンバー入りし、
高売上を維持できるようになると、
今までになかった悩みが
続々出てきますよね。

昔はどうでもいいことに
一喜一憂していたのに、

「平和な悩みだったわーw」

と思うほど、
切実な問題が降ってくるものです。

まあそれも売れっ子税と思って、
前向きに捉えていきましょう(笑)

売れたからこそ生じる「プロの格差」という悩み

様々な問題に直面しますが、
一番深刻化しやすいのは、
ホステスとお店の意向の違いですね。

それまではいいお店だと
思っていたはずなのに、
何かと粗が見えるようになるというか。

「えー!?」みたいなことが、
日夜続々起こるというか(笑)

売れる前と売れた後では価値観が大きく
変わっているので、

  • お客様に対する考え方や接し方
  • 優先順位

などがお店やヘルプの子たちの意向と
食い違い始めます。

これを私は
「プロの格差」と呼んでいます。

あなたがホステスとして成長した証

成長すると、プロ意識が芽生え、
クオリティの底上げを
考えるようになります。

そのホステスから見ると、
成長してない(ように見える)
スタッフやヘルプたちに
憤りを感じるんですよね。

ヘルプの子はまだ売れなかったころの
自分と比べて理解も我慢もできる、
でも、黒服の無能さや稚拙さに
ハンパなく腹が立ったりするわけです。

実際にお客様が激怒して
帰られるような事態が起きると、
もはや殺意しか湧きませんね(笑)

でもこれは、あなたがホステスとし
て立派に成長している証拠です。

そしてそこには、
今ストレスに感じている人たちの
協力もたくさんあったはず。

まずはここを素直に受け止めて、自分は
もちろん、周りの人たちへの感謝も
忘れないように心に刻みましょう。

話し合ってもダメなら移籍を視野に

どんなに格差があったとしても、
ある程度は目をつぶらなきゃならず、
育てることも必要です。

あなたも、だめな自分、逃げたくなる
自分、誰かに責任を押し付けたくなる
自分、いろんな「嫌な自分」と
向き合ってきたはずです。

最初から何でも上手にできたわけじゃ
ないし、正しいと頭では理解できても
心や行動が追いつかないこともいっぱい
ありましたよね。

相手も同じで、あなたの意見が正しいと
分かっていても、心や行動が
追いつかないのかもしれません。

その気持ちを十分理解した上で、
どうしても譲れないところは徹底的に
話し合い、改善してもらわなくては
なりませんよね。

それがお客様に対する
非礼な言動であるなら、なおさらです。

ここに対して話し合っても解決せず、
かつプロとして絶対に譲れないと
あなたが思っているのであれば、
移籍をおすすめします。

売れっ子ホステスほど移籍は怖いもの

数字を持っているホステスほど、
移籍の不安が大きいものです。

売上が下がること、お客様が移籍先を
気に入ってくださるかどうかなどが
心配で、なかなか踏み出せない気持ちは
重々分かります。

お客様全員を移籍先へ連れて行くことは
どんな凄腕ホステスでも無理なので、
顧客離れを覚悟して動かないと
いけない。

だから余計にストレスだし、
そのリスクを避けたいからこそ
真剣なんですよね。

それを重々踏まえた上で。。。

あなたのお客様を守れるのはあなたしかいない

もちろん非礼の内容やレベルにも
よりますが、ありえないことを
ありえないと思えないお店で働くのは、
かなりリスキーだと思いませんか?

私が我慢&フォローすればいいと
耐えてるうちに、どんどんお客様は
離れていきます。

あなたは報酬を受け取っているから
我慢できるけど、お客様は大金を
支払って我慢しているわけですから。

お客様を守れるのは、
担当ホステスであるあなただけです。

譲れない部分が「お客様への非礼な
言動」であるなら、話し合って
改善見込みが立たない以上、そのお店に
居続けても顧客離れは起きます。

もうここは単純に、

『移籍と残留、どっちがハイリスクか』

という選択になるだけです。

あなた自身のためにも、
お客様のためにも、判断を
見誤らないようにしないといけません。

数字はウソをつかない

そもそも、
お店と話し合っても埒が明かず、
どうしようかと悩む状態であるなら、
それは数字にも表れているはずです。

ここ半年~1年の数字を
振り返ってみてください。

横ばいか、下向傾向に
なっているのではないでしょうか。

徐々にでも売上が伸びつつあるなら、
より良い質を求めることはあっても、
さほどストレスでもなく「まいっか」と
思えることも多いはず。

そうではなく、このままだともう売上を
伸ばせないと危機感を持っているから、
いろんなことが気になるし、
ストレスになっているんですよね。

ここまで売上を出してきたあなたなら、
分かっているはずです。

現状維持するにも、新規客が必要だし、
回転させる必要があるし、
団体や企業客をもっと取り込んで
いかないといけないことを。

そこに限界を感じている以上、
交渉してもお店が
聞き入れてくれないのであれば、

  • 我慢して売上を落とすか
  • 移籍するか

しかないわけです。

選択肢として「売上を落としてでも
この店に残る」はありえないので、
消去法で移籍しか選択肢がない、
ということになります。

移籍を視野に入れた事前準備を念入りに

とはいえ、『思い立ったが吉日!』
みたいに「じゃあ移籍する!」と行動
できるのは私くらいなものだし、
一切すすめません(笑)

移籍するにも、もう自分1人の考えでは
動けない立場にいますからね。

必要以上に顧客離れを起こさないように
慎重にいきましょう。

半年~1年後に移籍、
くらいの計画で考えるといいですね。

今日移籍を決断したとして、
最短でもお店に退店を告げるのは
1~2ヶ月先になります。

ご挨拶の準備等を考えると、
2ヶ月先がベターですよね。

準備期間に挟んだとして、
3ヶ月後から入店で最短。

実際には、
時期やイベントなどの都合もあるので、
それらを踏まえると、やはり最短で
約半年後と考えるのがいいと思います。

日程の見通しが立ったら「条件精査」「情報収集」「戦略構築」を

移籍するにしろ、
もう一度お店と交渉するにしろ、
その前に再度、あなたの譲れない条件を
精査しましょう。

もしかしたら、あなたの交渉の仕方が
悪かったり、手順を誤ったりしたかも
しれませんね。

その点ももう一度見直して、ちゃんと
戦略を立てて、事前に潰せるリスクは
潰しておきましょう。

移籍先となるお店は簡単に決めず、
まずはしっかりと情報収集から
始めるといいですね。

お客様の通っているお店を
尋ねる手もありです。

ただし、その場合はお客様の担当が
別のホステスに決まっていることも
あるので、柱になっているお客様は
避けましょう。

まとめ

「プロの格差問題」に
ついてまとめると、

  • 格差が生まれるのは成長した証
  • 顧客を守れるのはあなただけ
  • 移籍は半年を目安に準備

移籍を考える際は、万が一のために、
「自分が伸び悩んでいるのでは?」
という視点でもチェックしてください。

「どんな視点でチェックしたらいい?」

となる場合は、

ホステスの売上が伸び悩む3つの原因と対処法

を読んで実践してくださいね。

 

「スタッフとどう話し合えばいい?」

などのお悩みがありましたら、
遠慮なくご相談ください。

丁寧にヒアリングして
真剣に回答します。

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ホステス専門アドバイザー秋好玲那(管理人)

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ホステス歴15年、年商1億の元No.1ホステス。ママ、オーナーママを経て、コンサル歴14年目に突入。家庭には恵まれませんでしたが、社会に出てたくさんの人に恵...

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