【元No.1が教える】売れっ子ホステスに不可欠な2つの要素
こんにちは。ホステス専門コンサルタントの秋好玲那です。→目次はこちら^^
いきなりですが、あなたも売れたいですか?
「ナンバーワンになりたい!」とか「だれよりも売れたい!稼ぎたい!」とまでは思っていなくても、
- 楽しく働きたい
- お客様に認められたい
- いまより顧客数を増やしたい
など、「いまよりもいい状態にしたい」と思うことは多いのではないでしょうか。
だからこそ、このサイトを含め、いろいろな情報を集めて、日々研磨しているのだと思います。
ただ、どうしても「ノウハウ=方法論」に傾いてしまう・・・ということはありませんか?
「〇〇をしたらいいよ~」とか、「〇〇するとお客様が喜ぶよ~」とか。もちろん、これも重要なのですが、どうしてもわかっていただきたいことがあります。
売れるホステス、いい結果につながりやすいホステスには、
- 実技
- 理論
が絶対に必要です。どちらも欠かせないので、詳しく説明しますね。
実技編
実技とは、あなたがよく知っている「ノウハウ」のことです。作業的なことで言えば、
- 水割りの作り方
- おしぼりの渡し方
- 灰皿の変え方
などが挙げられますし、作法的なことで言えば、
- 座り方
- 歩き方
- グラスの持ち方
- 食事のマナー
などが挙げられます。会話で言えば、
- どんな話をするか
- どんなコメントをするか
- どんな相づちを打つか
営業面で言えば、
- いつ、どんな連絡をするか
- どれくらいの頻度で連絡するか
- プレゼントは何を贈るか
などですね。
多くのホステスは、こうした「実技」を探し求めていると思います。私がコンサル生に相談されることも、90%が「実技」に関することです。
黒服やお姉さん、ママがあなたに教えてくれることも、90%が実技でしょう。私と同業のホステス専門コンサルも、99%が実技を教えています。
なぜなら、実技を教える程度なら、だれにでもできるからです。
もちろん、実技は目に見える部分なので、とても大切です。仮に、あなたがまったく自信を持てない状態であっても、実技さえ徹底的に叩き込めば、
- 自信があるように振る舞う
- 自信があるように見せる
- 自信があるようにごまかす
ことができるくらい、大きな割合を占めています。
また、お客様の印象に残るためには、実技を磨くことは欠かせません。当然、お客様にご来店いただくにも、実技が重要になります。
理論編
理論とは、このサイトのタイトルに書かれているような「心得」のことです。作業的なことで言えば、
- なぜ、それをしなければならないのか
- なぜ、それをしてはいけないのか
といったことが当てはまります。また、会話・接客・営業すべてにおいて、
- なぜ、うまくいったのか
- なぜ、うまくいかなかったのか
なども、理論に当てはまります。たとえば、
- マメに連絡をしているのに、来店につながらない
- マメに連絡をしているのに、同伴につながらない
という問題があったとして、多くの人は実技に飛びつくので、
- 内容が悪いのではないか
- 頻度が悪いのではないか
といった点に着目して、改善しようとします。だから「何を書けばいいか」「どれくらいの頻度で連絡すればいいか」という質問になるわけです。
先述したように、たしかに実技も重要です。実技部分を改善するだけで売上が上がるホステスさんも、確実にいます。
でも、コンサルをしていて痛感するのは、理論部分、つまり「心得」がなっていないホステスさんが圧倒的に多いということです。たとえば、
- 思いやりがない
- 人に興味がない
- 人に与えることがめんどくさい(きらい)
- できるだけラクしたい
- 自分のことしか考えてない
など、人や仕事に対する心得がなっていないため、それが文面や態度に出てしまい、数字にならないホステスさんが多すぎるのです。
売れないホステスは『理論』を嫌がる
売れないホステスは、理論を嫌がります。なぜなら、おもしろくないからです。
手応えも感じにくいし、考え方や心持ちを変えるには時間がかかるので、面倒なのです。だから、実技にこだわり、小手先のノウハウを集めまくります。
でも、実技だけで結果を出すには、限界があります。この現実に気づけないホステスは、「そこそこ」にしか売れないのです。
お客様は、酔ってはいますが、バカではありません。
むしろ、ホステスである私たちよりもはるかに、経験値も、人を見る目も、経済力も社会的地位も、コミュニケーション能力も高い方々ばかり。
中身のない人間は、カンタンに見抜かれてしまいます。良客をつかみたいなら、なおさらです。「目に見えない部分」をしっかり見られているので、
- どんな気持ちで仕事をしているか
- どんな姿勢で日々取り組んでいるか
- どんな思いで人と向き合っているか
などは、ふとした瞬間に全バレしてしまいます。
事実、気持ちのないホステスにいくら実技を教えても、ふとした言葉の端々にふてぶてしさが表れたり、傲慢な態度が垣間見えたりするものです。
それでは、どんなに外見と実技を磨いても、結果は伴わない。
売れるか売れないかは、いかに早く「実技だけではどうにもならないんだ」と気づけるかにかかっています。
まとめ
- 実技=ノウハウ
- 理論=心得
- 理論を理解できないと結果につながりにくい
実技(ノウハウ)は「方法」や「手法」でしかないので、だれでも覚えれば使えます。でも、結局は「使う人次第」です。
私利私欲を満たすためだけに使う人もいれば、目の前の人を喜ばせたくて使う人もいるし、いろいろ。
だれが何の目的で使おうと否定はしないけど、私は「目の前の人を喜ばせたくて使う人」に教えたい&関わりたいので、理論(心得)を大事にしているだけです。
心あるホステスさんが、1人でも増えてくれたらいいなあと思っています。
ホステスの心得