お礼状はポストカードでも良いの?注意すべきポイントは?
こんにちは。ホステス専門コンサルタントの秋好玲那です。→目次はこちら^^
来店のお礼状について質問です。
お礼状はポストカードでも良いのでしょうか、それともやはり便箋でなければならないのでしょうか。
便箋の場合、ポストカードサイズの便箋でも構いませんか?また、縦書きと横書き、どちらが良いでしょうか。
その他、玲那さんが気を付けていたことや注意していたことがあれば教えてください。
ご質問ありがとうございます。順を追って回答しますね。
来店のお礼状にポストカードやポストカードサイズの便箋はNGです
まず来店のお礼状に、以下のものはすべてNGです。
- ポストカード(封筒無)
- ポストカード(封筒有)
- ポストカードサイズの便箋
- ハガキ
なぜNGかというとこれらは通常の便箋封筒でのお手紙を簡素化したものだからです。これらが許されるのは、案内状や挨拶状等のDM系のみ。
もちろん、一般的には許される場合もあります。
たとえば初めて行った美容室やエステサロンからサンクスカードが届いた経験はありませんか?
こういう業種から届くものって、次回割引などの特典がついていたりしますよね。このハガキを持参してくれたら20%OFF!とか。
つまりお礼状というよりもチケット的な意味合いが強いので「カードのほうが良い」となるわけです。
でもホステスは、正式に「お礼状」として出します。そのため礼儀上『簡素化した形式のものはNG』となるのですね。なので、通常の便箋で出しましょう。
お礼状は縦書きと横書き、どちらが良いか?
本来であれば、縦書きがベストです。横書き=失礼に当たる!というわけではないので、横書きでもどちらでも大丈夫です。
もし筆ペンを使いこなせるのであれば、是非とも縦書きをお勧めします。圧倒的に印象が変わりますから、アピール度がかなり上がりますよ。
使い分ける場合には、
- 親しみを示したいお客様
- 年代が同世代のお客様で30代
- 上司と部下でご来店になった場合の部下宛
上記の方々は横書きで、
- 敬意を示したいお客様
- 40代以上のお客様
- 上司と部下でご来店になった場合の上司宛
上記の方々には縦書きで出すと良いです。
ただし、現代はネット社会で多くの人が横書きに慣れているので縦書きの場合はA5便箋をお勧めします。
B5便箋はハッキリ言ってどんなに美しい字でも素晴らしい文章でも読みづらいです。
あと、字が汚い、丸字系、文字が小さい、といったホステスさんも縦書きは避けたほうが良いでしょう。字の練習してからにしてください(笑)
お礼状で気を付けていたこと
この辺りの記事を読むと良いですね。
この他に思いついたらまた追記します。
まとめ
- お礼状にポストカード類はNG
- ポストカードサイズの便箋もNG
- 縦書きでも横書きでもOK!
ターゲットが高齢層または富裕層で銀座のような歴史を重んじる繁華街や祇園のような古都を感じさせる地域は縦書きのお礼状がお勧めです。
六本木や新宿、ミナミなど、少しフランクさが売りの地域では、横書きのほうが良いかもしれません。
いずれにしてもあなたのブランディングとコンセプトによっても変わるのでもっとも適した形を模索してください。