ママだったころ、どんなヘルプが使いやすかった?
こんにちは。ホステス専門コンサルタントの秋好玲那です。→目次はこちら^^
玲那さんがママとして働かれてたときは、どのようなヘルプが使いやすかったですか?
ご質問ありがとうございます。あくまでも私の主観で他のママなどには当てはまらないこともあると思いますが、参考程度に書きます。
【使いやすいヘルプ1】考える力のあるホステス
ダントツはここです、考える力のある子。いちいち言わないと動かないような子より、自ら考えて動ける子は本当に重宝します。
もちろん経験や知識不足で間違えること、失敗することもあります。でも「この子なりに一生懸命なんだな」と伝わるくらい考えて動ける子は、許せる。
教えたいし、育てたいし、可愛いし、精一杯フォローサポートしたいと思うし、仕事のパートナーとして本当に最適。
そしてこういう子は成長も早く、私は私の仕事に集中できるので、任せられることが増えて本当にラク!!
ただし、強力な(良い意味での)ライバルになる可能性も高いのですよね。
いちいち許可取らないと「キィ!」ってなるお姉さん方はライバル出現が恐怖なので、こういう子を潰しにかかります。
でも私にとっては一番の右腕になる、もっとも頼りにしていたヘルプです。
【使いやすいヘルプ2】人思いのホステス
次に、人思いのホステス。考える力に長けていれば人や周囲のことを考えられるものなので、あえての別枠。
人を思う気持ちの強い子は重要ですし、お客様からの支持も厚いものです。
多少考える力や自主的な行動量が劣っても、こちらが的確に指示を出せばいいことだし、人の役に立てることを喜ぶ子なので、安心してお席を任せられます。
難点はお客様に深入りしすぎたり、感情移入しやすいところでしょうか。何かあるとメンタルやられがちになるので、ちょっとフォローが大変ではあります。
あと、野心家ホステスや、カネカネホステスに傷つけられ、潰されがちなので、見守り必須。
でも誰かのことを心から思えるって、ホステスとしても、人としても、大きな財産。
心の交流を重視していた私にとっては、こういうホステスは本当に大事でしたし、誰かを思って泣ける心の美しさは羨ましいくらいでした。
私自身が初心に返るきっかけをくれる、ありがたい存在でもありましたね。
【使いやすいヘルプ3】素直なホステス
次に、素直なホステス。
誰かに何か指摘されたり教わったときに、素直に受け取って行動できる子は、この業界では結構な希少価値存在です。大抵は全然聞きません。
- 「でも」と真っ先に反論してくる
- 指摘されたこと(内容はどうでもいい)に傷付いて鬱々とやる気を失くす
- 返事だけは良く行動しない
- できない言い訳がエンドレスに続く
- 分かったつもりになって満足する
96%は上記のどれか。これが育たない最大の原因なので、素直というだけで育てやすいのです。
ひとつ誤解してほしくないのですが、この素直は「聞き分けのいい子」とか「逆らわない子」という意味ではないです。
疑問点を素直に訊けることも重要だし、意見を素直に言えることも重要。
つまり私の求めていた「素直さ」とは物事を捻じ曲げて解釈することがなく、まっすぐに受け取って、まっすぐに私に向かってくる子、かな。
素直な子は何か誤解が生じた場合でも真摯に話せば分かってくれるので、妥協点や和解点も見つけやすいですね。
まとめ
- 考える力の長けたヘルプホステス
- 人思いのヘルプホステス
- 素直なヘルプホステス
見てお気付きかと思いますが、売れるホステスに必須要素でもあります。この3つが揃ってる子は、環境さえ整えば確実に売れるんですよね。
考える力はロジカル思考をスキルとして学び取り入れていくことが可能ですが、人を思う気持ちと素直さだけは、スキルではどうにもなりません。
この3つが欠けている場合、何かある度に答えをもらわないと動けず、誰かに依存し続ける選択しか残りません。
ママ業は本当に忙しいので、誰かの依存心にかまっていられないため、距離を置かれることになってしまいます。
200万円以下の売上で伸び悩んでる子は、大抵どれかが欠けてますね。心当たりがある場合は、欠けている要素を重点的に補う努力をすると良いですよ。
ホステスの心得