水商売が向いていないと悩むより大切なこととは?
こんにちは。銀座ホステスの水野です。水商売に向いているというとどんな子を思い浮かべますか?
- 美人
- 気遣いができる
- 会話上手、聞き上手
- 話題が豊富
- 愛想がいい
等いろいろ浮かぶと思います。実際私も、書きながら何人かのホステスやママの顔が浮かびます。
それに比べて、自分はなんて向いていないのだろう・・・と事あるごとに悩まされていました。
あなたもそんな風に悩むことはありませんか?だけど向いている向いていないというのはあくまでも表面的な話。その奥には大事な本質が潜んでいます。
気遣いとか話上手などもできることには越したことはないのですが、実はあるひとつのことが抜けていると、結果は全然違うものになります。
今回は玲那さんとのセッションで話題に出た内容を紹介します。
銀座トップクラスのママだって「向いてない」と自ら言う現実
銀座でも指折りのオーナーママですら、「自分が水商売に向いているとは思わない」とサラッと言います。凡人ホステスの私からすると、
と叫びたくなるのですが、向いていないという思いがあるからこそ、誰にも負けないくらい行動したり。突き動かす力があるのだと思いました。
実際本人も、贈り物に関しては他の銀座のママたちに負けないくらいやってきた、という自負を持っていましたね。玲那さんも同じことを仰っていました。
人は、向いていないと思うからこそ、それを埋めるために一生懸命努力するのだ、と。
自分で向いているというホステスは大成しない
一方で玲那さんは、
とも仰っていました。言われてみるとそうかもしれません。おそらくそういう子ってある程度可愛くて接客も苦にならないタイプが多そう(偏見?笑)。
とにかく自分で向いてると思っている以上、他になにか足りないところを補おうとか努力を積み重ねることができないのです。
私はこのままでいいのだ、と素の自分で仕事をしている状態ですね。ある程度は売れることはあっても、所詮ある程度止まりでしょう。
実際、とあるお姉さんで「20代のころは水商売向いてると思っていた」と仰っていた方がいました。
彼女はすごく美人。当時もうアラフォーでしたが、私は店で一番の美人だと思っていたほど。それで明るくて性格も良くて、誰からも好かれそうな素敵な方。
今でこれなら、20代のころはさぞかしチヤホヤされたでしょうから、向いてると思うのも無理はないのかも。
だけど本人も自分で認めていますが、そんなに水商売が好きではないから、さほど努力はしてこなかったみたいです。
お中元お歳暮も送っていないとか。もし彼女が本気で極めようと思ったら、すごく売れっ子になったと思います。売れる要素はたくさん持っていますから。
でも残念ながら、そこまでの情熱はなかったみたいです。
結局は情熱を持てるかどうか
自分はホステスに向いていないと思っても、仕事に対して情熱を持っていれば銀座トップのオーナーママのように努力して、自分を磨き続けることができます。それが結果に結びつきます。
逆を言えば、なにかしらの素質を持っていても、情熱がなければ稼げません。
行動することができないですからね。玲那さんはよくこう仰います。「行動にこそ本音が現れる」と。
いくら口ではホステスとして売れたいとかいろいろ言っていても、努力を積み重ねるという行動が取れていないのであれば、それはつまりやりたくないことなのです。
自分の行動を客観的に振り返って、ホステス業に情熱を持っていると言えますか?情熱がなければ、一生懸命に行動なんてできないのが人間です。
まとめ
- 銀座トップクラスのママも自ら水商売向いてないと言う
- 自分で向いているというホステスは大成しない
- 向いているかいないかではなく、情熱が持てるか持てないか
水商売は、お酒も飲むし、不規則な夜型生活。身体の負担も大きい上に、メンタルもなにかとストレスがかかります。
それでも私はこの仕事が好きなんだ!と言えるのであれば、それは十分水商売に「向いている」のではないでしょうか。
素質を持っていたり努力を積み重ねる根性を持っていても、結局は情熱を持っている子には敵いません。そのぐらい情熱というものは強いのです。
ホステスの心得