難しく考えなくても「自動的に会話がはじまる仕組み」を活用しよう
こんにちは。ホステス専門コンサルタントの秋好玲那です。→目次はこちら^^
基本的に、会話に苦手意識を持っているホステスは『考え過ぎ』です。
会話をとてもむずかしく考え、かまえてしまうホステスさんが多いですが、そんなに考えなくても大丈夫です。
会話も、ロジカルに考えれば『自動的に会話が始まる仕組み』というものが存在します。
お友達と話すとき、恋人と話すとき、家族と話すとき。
あなたはいつも毎回毎回、同じように構えて「何を話そうか」と悩んだりはしていませんよね?その違いは何でしょうか。
気心知れた相手だから?慣れているから?相手が自分を分かってくれているから?安心できる相手だから?
お客様は『楽しませなければいけない相手』で、それ以外は『楽しませなくてもいい相手』だから?
理由はいろいろあると思いますが、今日からだれにでもできる、ちょっとした『会話の仕組み』をご紹介します。
ここを押さえておくと、大半の会話はスムーズに進みますよ。
考えなくても自動的に会話が始まる仕組み
考えてしまうホステスさんは、大体こんなことを考えています。
- 何を話せばいいか
- 共通の話題は何か
- どんな話題を提供すれば盛り上がるか
- どんな会話をすれば楽しんでもらえるか
- 変なことを言って嫌われないか
- 分からない会話になったらどうしよう
一番には、圧倒的に勉強不足が原因ではあります。
ホステスは『どんな会話でもついていけること』が必須です。それが興味のない話であろうと、知らない話であろうと、関係ありません。
ただ、だからといって全部を勉強して、網羅することも不可能ですよね。そこで、会話の仕組みを知っておきましょう。
会話はお互いの言葉のキャッチボールで成立しますが、『会話が弾む』という状態は、言葉のキャッチボールだけでは成立しません。
『会話が弾む』とは、互いの感情のキャッチボールで成立するのです。
この仕組みを、まず徹底的に理解してください。
自動的に会話が始まる仕組みー感情のキーワード
では、感情のキャッチボールとは、どういうことをすれば良いのでしょうか。答えはとっても簡単です。
『感情のキーワード』を、言葉の端々に含めれば良いのです。たとえばあなたがお席に着くとき、
といった挨拶を毎回しているとしたら、これは仕組みを利用できていません。相手が広げてくれない限り、新たな話題を出すしかなくなります。
そこで、『感情のキーワード』を含めるのです。
これだけで、お客様は勝手にしゃべり出すのです。『楽しい』というキーワードに合わせて、自動的に『楽しい』にまつわる話をしてくださいます。
今度はその『気分の良い話』や『いいこと』を聞けば良いだけです。脳は『感情のキーワード』に弱いので、その仕組みをうまく使えば良いのです。
自動的に会話が始まる感情キーワードの例
では、どんなものが感情キーワードかというと、以下のような言葉が当てはまります。
上記は、あくまでもほんの一部です。
また、プラスの言葉をあえてマイナスとして使うときもあれば、マイナスの言葉をあえてプラスとして使うこともあります。
これらを端々に含めて会話をすると、考えなくても会話は進んでいくのですね。
まとめ
- 会話が弾む=感情のキャッチボール
- 感情のキーワードを含めて話す
- プラスとマイナスのキーワードを使い分ける
会話下手だなあ・・・と感じるホステスさんは、リアクションが薄いです。
でも、オーバーリアクションがキャラに合わないホステスさんもいるし、性格的にむずかしい場合もあるでしょう。
そういうときは、「無理にオーバーリアクションで!」と力まず、感情キーワードを含めて言葉を返すと良いですね。絶景の写真を見て、
と言うよりも、
と言うほうが、情緒的じゃないですか?ぜひ、習得してくださいね。
ホステスの心得