銀座ホステスはどのようにお店を移籍するのか？

こんにちは。銀座ホステス水野です。

長年同じお店で働き続ける人もいますが
多くのホステスさんは移籍を
経験するでしょう。

過去の経験、周りを見てきたこと、
玲那さんから教えていただいたことを
もとにお話しします。

移籍先を探す

私が銀座に来て最初に働いた
クラブＡは、昔ながらの銀座らしい
お店というより新興勢力の派手系。

どちらかといえば、
六本木の雰囲気に近いお店でした。

銀座に来る前の私は六本木で
働いていたので、雰囲気の似た
クラブＡに入店しました。

クラブＡは、
毎晩あちこちの席で抜き物が抜かれ、
アフター行くのが当たり前。

ヘルプにとってハードなお店でしたが、
人間関係も良好で居心地良かったです。

が！！

ステップアップのために
どこかのタイミングで
移籍は視野に入れていました。

玲那さんに移籍の相談

そこで、
玲那さんに移籍の相談をしました。

 

 

求人誌からピックアップしたお店を
３つほど、玲那さんに
見ていただきました。

 

 

当時私が在籍していたお店は、
永久指名制ではあったものの、
玲那さんの言うとおり、
内装も客層も派手系でした。

私がピックアップしたのは全部、
落ち着いた内装のお店。

確かに、雰囲気が違い過ぎて、
お客様の足が遠のきそうです。

 

 

そこで、

で働いてみたいと思ったのです。

玲那さんが名前を出してくれた
２店舗は、まさに銀座らしい一流店。

そこに狙いを定めました。

クラブＢをあきらめられなかった私

･･･と言いつつ、
気になっていたクラブＢを
あきらめられなかった私＾＾；

どうしても内装を見たくて、
面接に行きました。

クラブＢで黒服をやっていた知人が
いたので、紹介してもらいました。

結論、行ってよかったです。

なぜなら、玲那さんの言うとおり、
落ち着きすぎていて、
カラーが合わないとわかったから。

この経験のおかげで、

「玲那さんがすすめてくれた一流店に
チャレンジしてみよう」

と気持ちが固まりました。

クラブＣへ直談判！

まずは、クラブＣにアプローチ。

知ってる黒服もいないし、紹介して
くれるお客様もいないので、直接電話を
かけて面接をお願いしました。

経験者だと誰かしらの紹介が
一般的なので、私のパターンは
めずらしいかもしれません。

面接のときに、
黒服さんから驚かれました。

結局、

「今は在籍が多くて、
すぐに働くことはむずかしい」

とのことで、断念。

もしかしたらていのいい断り文句かも
しれませんが、仕方ありません。

クラブＤ、面接合格！

続いて、クラブＤ。

偶然にもこのお店の社長と
知人が昔馴染みだったので
紹介をお願いしました。

玲那さんが「一番おすすめ」と
言っていた、超・有名店。

正直、面接に受かる自信など、
まったくありませんでした＾＾；

ところが、面接をしていただいて
トントン拍子に入店が決定。

玲那さんに報告すると、

「すごいじゃん、やったね！」

と喜んでくれました。

一流店で働くことになり、
ドキドキが止まらない私に、

と、玲那さんは
詳細に教えてくれました。

おかげで心の準備ができて、
初日もスムーズに迎えられました＾＾

お店側に退店する旨を伝える

移籍する際は当然ながら
お店に辞める旨を伝えます。

クラブＡの専務は、
私から呼ばれた時点で薄々感じたようで

「そろそろそんな時期だよねぇ」
「俺は応援するから」
「気になるお店に面接行っていいよ」

と、快く対応してくれました。

お客様やママやお姉さんの
付き合いも良く対応して
３年間働いたからかもしれません。

お店によっては辞めることが決まったら

という話も聞くので、私はそんなことも
なく恵まれていたと思います。

今までお世話になった義理は通そう

辞める際に、ママやお店の女性たちに
連絡を入れます。

私は退店する週に送ってたかな？

内容としては

特に

『今まで連絡取ってるお客様に引き続き
　連絡をさせていただくということ』

この部分。大抵は

「今までありがとう。
もちろん連絡取っていいよ」

と返ってきます。中には

「他のお客様はいいけど、
〇〇さんだけはこうこう
こんな理由で連絡はしないで」

と言われることはありました。
私は会ったことありませんが

「冗談じゃないわよ〜！！
私のお客様には一切連絡しないで！！」

なんて言ってくるママや女性がいたら
『私は心が狭い』という自己紹介をして
いるのだな、と思ってください（笑）

もし移籍先にお客様がいらしてくれたら
翌日に必ず元の係に報告をします。

私はお客様がいらしてくれたときに
そのあと前の店に一緒に飲みに行ったり
していました。

そのときにお世話になっていた
チーママと話したのですが、

「こうして移籍したあとも
お客様を連れて飲みに来てくれたのは
あなたが初めて」

と、すごく喜んでくれました。

大抵は辞めたあと
一切連絡もなく知らんぷりだとか。

いやいや、マジですか！＾＾；

なんだか世知辛いというか。

飲みに行くことはお客様の都合も
あるから必ずできるわけではないけど、
お礼として報告の連絡は
しっかり入れたいところ。

よほど変なママや女性でなければ
移籍後も良好な関係でいられます。

「辞めたからもう関係ない！」

と考える人もいるでしょうけど
横の繋がりや今までのご縁も
大切にしていきたいですね。

まとめ

ホステスの移籍については、

追伸

コロナの打撃を受けている現在、
移籍も今までのように
いかないかもしれません。

今まで多くのホステスは

「最低これくらいの数字で、
日給はこのぐらい」

という形で契約をしていたかと
思います。

今までと同じような数字の見込みも
立たないだろうし、店側もゆとりが
ないから、売上折半で交渉するのが
一般的なのかなと推測します。

中には、

もあると聞きます。

すべてがイレギュラーな今、
今まで通りが通用しないことは
容易に想像がつきます。

もしも今移籍をお考えでしたら
条件面のチェックはぬかりなく。

周りに相談できる人がおらず、
１人で不安な方は、ぜひ玲那さんに
相談してみてください。

親身になって一緒に考えてくれますよ！

→こちらから相談できます＾＾