一流ホステスの習慣術

一流ホステスの習慣術
売れるホステスのつくり方

一流ホステスは、たくさんの良い習慣を持っています。

ところが、売れるホステスは生まれつきの才能で売れていると思われることが多いです。そんなことはありません。

ただただ、毎日コツコツを続ける技術を持っているだけです。この習慣力こそが、一流をつくる裏技。

今日は、その中身を『科学的・実践的』にしっかり解説したいと思います。

一流ホステスが実践する『小さな成功体験』のつくり方

まず『一流ホステスをいきなり目指すと挫折する』という事実を受け入れましょう。

多くのホステスは、何も習慣化できていないのに、一流ホステスになろうともがきます。それは確実に失敗するので、やめてください。

ヒタチシステムズのサイトでも、

小さなことでもよいので「できた!」「やれた!」という成功体験を重ねることです。

と書かれてあります。つまり、小さな成功体験を重ねると、自己効力感が高まるのです。自己効力感とは『自分はできる』という信念のことです。

これが高まると、努力を継続する原動力になるんですね。一流ホステスは習慣の前段階で「私ならできる」と思っているのです。

では、具体的な方法ですが、『極小ステップ法』が効果的です。たとえば、

  • 毎日5ページ本を読む
  • 5分だけ、手紙を書く
  • 2分だけ、ストレッチする

など、絶対にクリアできる小さなハードルを設定します。

極小ステップ法の実践方法

いやいや、そんな小さな一歩じゃ意味ないでしょ、いますぐ結果を出したいのに

 

って思いますか?それが大間違いなんですよね。小さな一歩こそが、一流ホステスの習慣化のカギなんです。

ジェームズ・クリア氏の著書『複利で伸びる1つの習慣』では『1%の改善』の重要性が説かれています。

毎日1%ずつ改善すると、1年後には37倍以上に成長するという複利の原理です。

たとえば、日記に『今日の成功』欄をつくって、毎日記録するのもいいですね。

  • 10分集中して営業できた
  • お客様の情報を3つ引き出せた

など、小さなことを書きましょう。この成功体験の蓄積が、あなたの自信を育てます。

一流ホステスも、最初から何でも習慣にできたわけではありません。私も、お礼状を書くという習慣をつけるのに3ヶ月かかりました。

何かを始めるときは「とりあえず」の感覚でスタートする。始めてしまえば、続けられるものです。『始めるハードル』を下げる工夫をしましょう。

一流ホステスは仕組みで動く

「やる気が出ないから今日は休む」なんて言ってたら、一生変われません。

この記事でも書いたように、やる気やモチベーションなんて、雨が降っただけでなくなる程度のものです。

一流ホステスは、何かを習慣にするために、やる気やモチベーションには一切頼っていないんです。ただ『継続の仕組みづくり』をするだけです。

意志力に頼って動くというのは、多くの人にとってかなりハードルの高いことなんですよね。世間でいうところの『根性論』なので、むずかしい。

そうではなく、継続できる仕組みをつくりましょう。

仕組みづくりの方法

まず、環境を整えるところから始めてください。

たとえば、勉強中に気が散るなら、スマホを別室に置く。営業中に物音が気になって気が削がれるなら、イヤホンをつける。導線上に必要なものをそろえる。

こうした『環境の力』を利用することで、いちいちやる気に頼らなくても行動を継続できます。

次に、すでに習慣化されている行動に、新しい行動をくっつけることを考えましょう。定着率が圧倒的に上がります。

スタンフォード大学のBJ・フォッグ博士も『既存の習慣に新しい習慣を紐づける方法』を提唱しています。

たとえば「コーヒーを飲んだら顧客リストを見直す」「歯を磨いたら名刺整理をする」など。これが、習慣の連鎖です。

最後に、やったことを『見える化』するのも効果的ですね。私はTODOリストですが、〇×をつけるだけのカレンダーでもいいし、アプリでもメモ帳でもOK。

これはジェリー・サインフェルドの『チェーン法』というものです。

記録することで「私は続けられる人間だ」っていう自覚が生まれる、それが最大の強みです。

このように、一流ホステスは、この習慣の連鎖をうまく使っています。

無理にがんばらなくても、勝手にスイッチが入る仕組みがあるから、サボりようがないんです。

あなたが一流ホステスになるには

『1万時間の法則』って、聞いたことありますか?

コンサルでよく言うのですが、マルコム・グラッドウェルの著書『天才!成功する人々の法則』で広まったこの概念は、

どんな分野でも、熟達するには約1万時間の練習が必要

というものです。重要なのは『時間の質』。ただ回数をこなすのではなく『ちゃんと意識した練習をしているかどうか』が分かれ道です。

もちろん、得意なことを伸ばすことは大事です。ただ、そればかりやっていても、成長は止まる。

むしろ、苦手な接客のパターンや、詰まりがちなトークを【あえて】重点的に練習する。

つまり、一歩踏み込んだ不快ゾーンにこそ、成長のヒントが転がってるんですよね。

小さな一歩を、毎日続ける。 才能よりも、やり方と仕組み。 これが、一流ホステスになるための習慣術です。

一流ホステスは、習慣にするためにまず『できない自分と仲良くする』。そうすることで、他の人が避けるような地味な努力を飽きずに続けられるんですね。

小さな一歩を、毎日続ける。才能よりも、やり方と仕組み。これが、一流ホステスになるための習慣術です。

1万時間の法則が気になる方は、こちらの記事を読んでくださいね。

まとめ

売れるホステスに共通するのは、特別なセンスじゃなくて『続けられる仕組み』を持っていること。

環境を整え、『とりあえず』の精神で進み、小さな成功体験を積みながら、自分を育てる。

地味ですが、確実なこの方法がいつの間にか圧倒的な差を生み出します。その結果、一流ホステスへの階段を上り続けられる。

早速、今日からスタートしましょう。

 

ホステスの心得

 

ホステス専門アドバイザー秋好玲那(管理人)

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ホステス歴15年、年商1億の元No.1ホステス。ママ、オーナーママを経て、コンサル歴15年目に突入。家庭には恵まれませんでしたが、社会に出てたくさんの人に恵...

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