クラブで働きたいけどどこのクラブを選べばいい?~クラブ選びに迷ったときにチェックすべきポイントとは?~
こんにちは。ホステス専門コンサルタントの秋好玲那です。→目次はこちら^^
「クラブで働きたい!」
と思っても、いざ求人を見てみたらクラブの数が多すぎて、どこのクラブを選んだらいいのかわからない・・・という人も多いのではないでしょうか?
求人をチェックするとき、どんな条件で働くようになるのかを詳しく調べると思いますが、どのような点を重視すれば良いのかも案外わからないものです。
でも、最初のお店選びを適当にしてしまうと、働いてみてから「やっぱりここじゃない所で働いておけば良かった」ということにもなりかねません。
一度働き始めると、なかなか辞めにくいうえに、すぐ近くのクラブに移るということはむずかしくなってきます。
ですから、最初のお店選びは想像以上に重要なのです。
ただ、どこのお店も求人には良いキャッチコピーばかり入れているので、カンタンに見ただけでは、詳細まではわかりませんよね?
そこで今回は、クラブ選びに失敗しないための極意について紹介しようと思います。
この記事の目次
どんなクラブを選ぶべき?
一度クラブで働いた経験がある人なら、どんなクラブを選べば良いのか、自分の中で基準ができているかもしれませんが、初めてクラブで働こうと思っている人は、何を基準に考えたら良いかわからないのではないでしょうか。
自分の希望する条件に一番近いクラブを選ぶことがベストなのですが、欲張りすぎるとあまりいいことはありません。
よく求人のキャッチコピーで、他のお店に比べて異常に時給が高いことを売りにしているクラブがありますが、そのクラブは違法営業をしていたり、おさわりOKにしていたりする可能性があるので、やめて置いたほうがいいでしょう。
給料は、高ければ高いほうがいいと思ってしまうかもしれませんが、相場と見比べてみて決めるようにすると間違いありません。
また、きちんとしたクラブであれば、ホームページがあるお店がほとんどです。
もちろん、ホームページがなくてもちゃんとしているお店はありますが、何もわからない状態からクラブ選びをする際は、求人とは別に、ホームページをチェックしておけば安心できますね。
その他にも、人間関係など重要な点はありますが、働いてみなくてはわからないことも多いので、まずは今紹介した点に気をつけるようにしておけば大丈夫です。
クラブ・クラブ・ラウンジ・スナックの違いを知っておく
水商売にもいろいろな種類がありますが、クラブで働きたいと思っているのなら、まずはキャバクラ・クラブ・ラウンジ・スナックの違いを理解しておいたほうがいいです。
なぜかと言うと、それぞれの特徴があるため、自分に合った働き方を選ぶときにとても重要になることだからです。一度も水商売の経験がない人だと、
と思うかもしれませんが、給料形態や客層などがまったく違います。
ですから、求人を見る前にキャバクラ・クラブ・ラウンジ・スナックがどういう所なのか、予備知識を頭に入れておきましょう。
クラブ
クラブは、4つの中でも一番格式が高い場所です。
よく銀座などの一流店は「高級クラブ」と呼ばれたりしますが、その名の通り、お客様が支払う金額も、ホステスがもらう給料も高額です。
クラブの大きな特徴としては、客層が落ち着いており、主に50代や60代の富裕層であるということと、永久指名という指名方法があるということです。
まず客層が落ち着いているということは、若くてキャピキャピしている人というよりは、落ち着いた女性の方がウケがいいということになります。
もし自分の性格上、ノリで話すというよりは落ち着いて会話がしたいと思うのなら、クラブは最適の場所ですね。
そして、永久指名のシステムですが、キャバクラだったら、指名はお客様が好きなタイミングで変えることができますが、クラブの場合、一度指名したホステスから指名を変えることができないようになっています。
なので、一度指名をもらえたら、ホステスが辞めるか、お客様が店を離れない限り、ずっと自分のお客様になってもらえるということです。
自分に自信があってお客様を大事にしながら働きたいのなら、クラブはとてもおすすめです。
キャバクラ
キャバクラは、クラブに比べると、お客様の年齢層が低めです。
20代から50代と幅広いお客様が来店されるため、ノリが良い女性のほうが比較的ウケがいいのが特徴です。
そして、キャバクラの指名制度には「場内指名」と「本指名」と呼ばれるものがあります。
まずは場内指名ですが、お客様がその日に会って気に入ったキャバ嬢に対して指名することを、場内指名と言います。
続いて本指名は、そのキャバ嬢に会うために来店し、来店した瞬間に指名することを意味します。
それぞれポイントが違い、ノルマや時給に関わってくることになるので、いかに本指名を多く獲得できるかが肝となってきます。
これらを総合すると、ノリが良くてライバル心が強いという人には、キャバクラがおすすめです。
ラウンジ
ラウンジは、キャバクラやクラブに比べて、ハードルが下がります。
基本的には指名や売上げなどのノルマも少ないのが特徴なので、働きやすさを重視する人にとっては一番向いていると言えるでしょう。
基本的にはキャバクラと同じように1対1で接客をしますが、ホステスの人数が少ない場合は、1人で2~3人のお客様を相手にすることもあります。
そのときは少し大変かもしれませんが、できるだけ気軽に働きたいと考えるWワーカーや主婦の人には、ラウンジがおすすめです。
スナック
スナックにはママがいるのが基本で、そのママの方針によって営業方法なども変わります。
スナックはラウンジと似ているところが多いですが、スタッフの数が少ないのが特徴で、ママと二人というところも多いです。
ママのお手伝いをするといったスタンスで働く場合がほとんどなので、自分主体で接客するというよりは、なるべく指示に従って働きたいという人は、スナックで働くといいでしょう。
ただ、他に比べるとかなり給料も少ないのでそれは仕方ないと割り切っておかなければいけません。
クラブ選びでチェックすべきポイント
では実際に、クラブ選びでチェックすべきポイントについて紹介します。
これだけはチェックしておいたほうがいい厳選した項目を紹介するので、求人を見るときや面接に行ったときは、必ず確認するようにしてください。
勤務時間
まずは、勤務時間をチェックしましょう。20時から勤務の店もあれば、21時から勤務の店もあります。
さらに、お店自体は20時から営業でも、出勤は21時からなどずらされることもあるので、より多く出勤したい場合などは、面接のときにしっかり確認しておきましょう。
営業が終わる時間も、きっちり25時に終わる店を選んでおくと翌日に響きにくいですよ。
勤務地
自分の家から出勤するときに通勤時間が長かったら後悔することも多いので、遠すぎるところはあまりおすすめできません。
かと言って、家から近すぎる店を選んでしまったら、お客様から家を特定されてしまう可能性もあるので、注意が必要です。
治安もそこまで悪くなく、家から30分以内で通勤できる場所を選ぶようにすると良いでしょう。
給料形態
働くうえでもっとも重視するのが、給料ではないでしょうか。
給料形態はクラブ・キャバクラ・ラウンジ・スナックすべて異なりますが、一番給料がいいのがクラブ、続いてキャバクラ、ラウンジ、スナックと続きます。
クラブやキャバクラは指名やバックによって大きく給料が変動するので、指名をどれくらい取ったらいくらくらいになるかなど、しっかりリサーチしておきましょう。
それに比べて、ラウンジやスナックの場合は、自分自身の売上げというよりも一律で時給いくらと決まっていることが多いので、時給をよく確認しておくと良いです。
バックシステム
多くのクラブやキャバクラでは、いろいろなバックシステムが導入されています。
ボトルバックや同伴バックなどですが、お店によってバックの種類や金額も異なるので、求人では把握しづらいです。
なので、バックに関しては面接のときによく聞いておきましょう。
オーナーやスタッフの対応
面接や体験入店に行った際のオーナーやスタッフの対応は、しっかり見ておくようにしましょう。
そこで、丁寧な対応をしてくれる店であれば、最低限のマナーはできていることが多いので要チェックです。
快く出迎えてくれなかったり、きちんとした説明をしてくれない店だったら、今後も不安なまま働かないといけなくなってしまうので、おすすめできません。
いい店というのはスタッフのこともちゃんと大事にする店なので、ここは念入りにチェックが必要です。
まとめ
給料がよさそうだからクラブで働きたいと漠然と思っても、何も知識がない状態で働き始めるのは危険です。
自分がこれから働く場所になるので、しっかりチェックしておくことが大切です。
今回紹介したことは最低限抑えておくべきことなので、クラブを選ぶときはしっかり頭に入れておきましょう。
ホステスの心得