キャバクラならではの普通や常識が分からない
こんにちは。ホステス専門コンサルタントの秋好玲那です。→目次はこちら^^
キャバクラ勤務をしています。
長く昼職とかけ持ちで働いて、
キャバクラならではの
『普通』や『常識』が
分かりません。担当の従業員に、「水商売長いんだから
知らないじゃ通じないよ」と言われてしまいました。
わからないことはわからないと
言ってもいいんですよね・・・?
ご質問ありがとうございます^^
もちろんですよ、わからないものは
聞かないとわからないですよね。
しかも、夜の常識って、
一般から見るとクレイジーなことが
多いじゃないですか。
その中でもキャバクラは、私から見ても
謎の常識が多いです^^;
お店によっても、変わりますしね。
ただ、わからないことを尋ねても、
必ずしも答えてくれるとは限らない
業界でもあります。
そういうときは、LINEコンサルや
電話コンサルを利用していただけたらと
思います。
単発でご利用いただけます^^
さて、本記事では『水商売の常識』と
言われるアレコレについて
お話しします。
この記事の目次
その「普通」や「常識」はそのキャバクラだけでは?
水商売の世界に限らず、何かしらの
場面で『普通』とか『常識』という
言葉を見聞きします。
でもそれって、
普通かもしれないけど
私にとっては
普通じゃないんですよね
ってことも多いものです。
今回の質問では、何について
『わからない』のかがわからないので、
そこに関しては何とも言えません。
が、可能性としては『いやいや、それは
あなたのお店だけですよ』っていう
普通や常識もあるわけです。
「おいそれはさすがに常識だろ」的な質問
たとえば、まかりなりにも
水商売経験者であるならば、
どうやって作るの?
何すればいいの?
いけないの?
いけないの?
いけないの?
接客しちゃいけないの?
飲んじゃいけないの?
などなどを黒服に訊いたのであれば、
『経験ある人間が今さら
何言ってんだ?』ってなるのは
分かります。
さすがにこれくらいは、
わかりますよね(笑)
「おいそれはそのお店が異常だよ」的なこと
一方で「それはそのお店が異常だよ」
っていう例をあげると、
- 頼んでもないのに勝手に黒服がどんどんドリンクを持って来て、勝手にお客様の伝票につける
- 1テーブルで1本はフルボトルを空けないといけない
- 辞めたいと言った途端にウン十万の罰金を払えと言われる
- 数字ないなら枕すれば?みんなやってるよ、と平然と言われる
などがありますね。
こんなのが常識だったら、
たまったもんじゃないですよね。
こんな店、辞めたほうがいいです。
経験問わず、わからないことは誰でもわからない
先にも挙げたように、経験があれば
『こんなの常識だろ!』っていうことも
当然あります。
でも長年やっていても、お店を変われば
わからないことは出てきます。
私も、今でも、
初耳なんですけど!?
ってことがいっぱいあります(笑)
それくらい、お店によっても変わるし、
時代と共に変化するものです。
それを
『こんなことも知らないなんて』って
言われると、ちょっと困りますよね。
「連絡先を聞く」に戸惑ったホステスさんの例
あるホステスさんは、『お客様と
連絡先を交換してはいけない』という
ルールのクラブで働いていました。
彼女はそこが水商売初のお店で、
それが普通だと思っていたんです。
ところが移籍した先では、『お客様の
連絡先を聞くのは常識』と叱られた。
黒服に尋ねても、
「こんなことも知らないなんて
何やってたの」
と呆れられ、
肩身の狭い思いをしていました。
確かに、多くのホステスにとって
お客様の連絡先を聞くことは常識です。
でも、彼女は『連絡先を聞いては
いけない』というお店で働いて
いたので、戸惑うのは当然ですよね。
色恋が常識と叩き込まれたホステスさんの例
またあるホステスさんは、
初めて在籍したお店で、徹底的に
色恋営業を叩き込まれました。
「水商売は色恋が商品」と言われ、
昼間や土日にお客様とデートに
行かなければならない強制日まで
あった。
それが常識と叩き込まれた彼女は、
移籍先でも同じように仕事を
するわけですが、
「そんな品のないこと
しないでちょうだい」
と、移籍先のママからしょっちゅう
怒られ、お姉さん達からもバカにされ、
席にもつけてもらえなくなりました。
これは極端な例ですが、色恋が仕事だと
思い込んでいるホステスさんは
大勢いますよね。
同じ「クラブ」でも
真逆のことを教え込まれるケースは
めずらしくないです。
それを『経験があればこれは常識だろ』
と切り捨てられたら、
困るに決まってますよね。
わからないことはわからないと言っていい
わからないことは「わからない」と
言っていいんです。
仕事として考えても、わからないことを
わかったフリしてミスするよりは、
絶対にいい。
ただ「わからない」にも
いろいろあって、
「それはちょっと
仕事意識が低すぎない?」
って子がいるのは事実です。
また、自主的に学ぼうとして尋ねても
教えてもらえないこともあります。
完全受身で学ぶ姿勢が見えないホステス
コンサルの例で言うと、
- ネットでちょっと調べれば答えがわかることを調べもせずに「わからない」と言う
- わからないことを尋ねるわけでもなく、誰かが声をかけて教えてくれたり、偶発的に話題に上がるまで放置する
こういうことを日常的にやっている
ホステスは、やっぱりミスも多いし、
叱られることが増えます。
この間にもう
2~3年経っている子もいて、
「聞けるチャンスもあったし、
調べることも、教わったことを
復習することもできただろ?」
っていう状態の子は少なくない。
これはプロ意識以前に、
仕事意識が低すぎますよね。
どの業界で働いていても、
こういう子が、
「長年やってて
こんなことも知らないの?」
って言われちゃうのは、
仕方がないかなと思います。
こういう子は、まずその受身の姿勢を
改善しないといけません。
わからないことを尋ねても教えてもらえない理由
これはお店や相手に左右されるところで
丁寧に教えてもらえることもあれば、
何も教えてもらえないこともあります。
ただ大前提として、
教えてもらえることがあたりまえの
世界ではありません。
これは意地悪でも何でもなく、
あなたが事業主だからです。
どの業界でも、お金を払って学ぼうと
しない限り、オーナーに指導をして
くれる人はいませんよね。
事業主である以上、求められた仕事を
どうこなすのかは、自分で模索するしか
ないのが大前提です。
また、他のホステスは、
チームでもある反面、
ライバルでもあります。
大半の人は、わざわざライバルに
手の内を明かさないのが常、
じゃないでしょうか。
そういう目で見れば、丁寧に教えて
くれることのほうがイレギュラーで、
ラッキーなんだな、と
少しは理解できると思います。
上記の点を踏まえた上で、
それでもわからないことは
聞いたほうがいい。
教えてもらえたらありがたいことだし、
教えてもらえなくても
「それがデフォルト」と思っていれば、
不満を抱く必要もないです。
調べまくってみて、
それでもわからないなら、教えて
くれそうな人にまた質問すればいい。
わかったフリをするのは、
あなたのためにも、お客様のためにも、
よくないです。
開き直るのはダメですが、
教えてくださいという姿勢で、
わからないことはわからないと
伝えましょう。