ドタキャン客を見て我がフリ直そう!ドタキャンされるホステスとされないホステスの違い

こんにちは。ホステス専門コンサルタントの秋好玲那です。→目次はこちら^^
コンサルはもちろんのこと、あらゆる場で、同伴や確約の約束をしていたのに、急に飛ばれる(当日にキャンセルされる)というホステスさんと遭遇します。
いわゆる『ドタキャン』です。連絡をくれればまだいいほうで、
- 時間になってもお客様が現れない
- 同伴と思って行ったら、食事が終わるころになって「オレ、同伴しないよ」と言われる
など、ホステスにとっては最悪のケースも多く耳にします。『賭け同伴』というナゾの言葉も存在する。
担当制のホステスさんからは、この言葉を聞いたことがない。全部、指名制のお店で勤めるホステスさんです。
でも、ドタキャン自体は、ジャンル問わず経験しているホステスさんがてんこ盛りなのは事実。
この記事の目次
ドタキャン?→フツウですよ→そんなわけないだろ
私はすでに引退している身で、自分のお客様も年齢層が高いので、現代の子たちが「フツウですよ」という言葉を真に受けると「そうかぁー」となります。
ましてや、働いたことのない地域だと、なおさら。
コンサルでは、8割が銀座ホステスさんなので、必然的に「銀座ではフツウですよ」と言われることが多くなります。
でも、同じ地域で活躍してる売れっ子ちゃんたちに訊くと、


と、私と同じ反応が返ってくる。つまり、
それはあなたの日常、あなたにとってフツウ、というだけ
なんです。
ドタキャンがデフォルトになる要素
地域や時代で「普通」とか「お客様の質が下がった」とかじゃなく、ドタキャンされない人はされない。
ドタキャンされる子にとっては、自分の周りではそれがフツウ、というだけ。これを前提に考えた場合の要素としては、
- たまたま顧客層の悪いお店で働いている(低価格だとドタキャン率は上がる)
- 自分がそういう質のお店でしか働けないレベル
- お店も客層も悪くないけど自分がそういう顧客しかつかめない
このどれか、あるいは全部、という状態であることが考えられます。
たまたまお店が悪かった、という状態なら移籍すればいいけど、それ以外は『移籍しても結果は同じ』という状態になります。
なぜなら、自分が招いている現実だから。
ドタキャン多発のホステスに共通すること
では、ドタキャンが日常のホステスさんに共通することは何か。それぞれの解説・対処法は別途詳しく書くとして、共通点だけを挙げると、
- 現実逃避、受身、思考停止
- 考えが浅い・視野が狭い
- ネガティブ発言、不平不満が多い
- 自分も同じことをする(ドタキャンはもちろん、レスポンス放置も含む)
- 自分のことばっかり考える、悪いことは他人のせい
- プロに見えない(実質的にアルバイトだったり年齢が若いなども含む)
などなど、毎度毎度の売れないホステスあるあるが並ぶわけですが、上記に当てはまることが悪いわけではないんです。一番の問題は、
この事実を本人が気付かない(フリも含む)
指摘されても受け入れない
これに尽きます。下手すると、指摘されること自体も避ける。
「ドタキャンがデフォルト」のホステスが悩むこと&私の回答
ドタキャンがフツウ状態のホステスさんは、必ずコンサルでこういう相談をしてきます。


ナイです( '∇')ウフフフフ
残念なお知らせその1-ナメられてます
もうね、残念だけど、ナメられてるんですよ。アルバイトとか、経験不足のレギュラーさんとかならね、まだ方法はあります。
本人たちのせいではないし、本人の力量では補えない部分も当然にありますしね。
でも数年やっててドタキャンがあたりまえって、そういうレベルで見られてるということなんですよね。特定のお客様だけなら、その人の問題ですよね。
でもそんなことないはずなんですよ、そういう扱いをしてもいい人に成り下がっちゃってるわけですよ。
その理由があなたの内面だろうが、客層の悪さだろうが、ナメられてるのは現実問題として存在する。ナメられない努力を重ねていくしかないのです。
残念なお知らせその2-人は変わりません
何かといえば『即効性のあるスキル』や『テクニック』をほしがるんですよね、売れない子ほど。
そして、自分を変えるのではなく、人を変える方法を探すんですよね。これもデフォルトなんですよ、自分に問題のあるホステスさんは特に。
だから「守らせる方法」っていう形で相談するわけです。守らせる方法がない、と分かると、切りますよね。
100歩ゆずって、その人とはもう二度と約束しない。そういう人を引き寄せてしまう自分を変えないので、切っても切ってもそういう人が現れる。
自分しか変えられないのに、自分を変えたくないから人のことばかり見る。
「この人を変えるにはどうしたらいいか」と人のことばかり見ている人は、自分のことをまったく見れていません。
必然的に、環境も状況も何ひとつ変わりません。
残念なお知らせその3-あなたもやってますやん
「ドタキャンはフツウ」で「防ぐ方法」や「守らせるテクニック」をほしがるホステスさんって・・・コンサルでもドタキャン多いです。
下手するとすっぽかして、夜中や翌日になってやっと、


という無礼極まりない連絡が軽快に送られてくる。こういう人に何か用事があって連絡しても、数日間既読スルーが常。
そりゃドタキャンされるでしょうね、わかります。・・・と私は心の中でつぶやく(笑)
だって人の時間や都合なんか気にしてないし、自分のことばっかりじゃないですか。そりゃ同じことされますよね。
売れっ子ホステスは常に「私に問題がある」と考える
売れっ子さん達は、必ずこういう見方をします。
- 私の何がそういう現実を招いているのか
- 私に何を気付け、何を学べ、ということだろう
- 私に振り返るべき点があるということだ
というように、真っ先に必ず自分自身を振り返る。思い当たることがあれば、その行動を改める。
それでもドタキャンを続ける人がいるなら、関係性を見直して、距離感を仕切りなおす。全部『自分が変わる前提』。
つまり、すべては自分自身の行動に原因があるということです。それを防ぎたいなら、自分の行動を振り返って改めるしかありません。
「目の前のポストが赤いのも私の責任」くらいに思えないと、ビジネスで結果なんか出せないぜ。
ってことを、売れっ子はよく理解してる。この積み重ねで成長して、売れっ子になった人達なんですよ。
あなたも、色々言いたいこともあるでしょう。人のせいにしたいこともあるでしょう。心のバランスが取れないときは、人のせいにしたらいい。
でも落ち着いたら、必ず自分に目を戻して、自分の行動を振り返って改めてください。それしか解決策はありません。
商品なんですよ、あなた。しかも、高級商品です。
粗末に扱われるような安っぽい行動を改めて、価値を高めてください。
ドタキャンだけでなく、色恋目的のお客様にも困っている・・・というホステスさんは、
も参考にしてくださいね。
