お客様を惹きつけるホステスの「共感力」~お客様はホステスに何を求めているのか

お客様を惹きつけるホステスの「共感力」~お客様はホステスに何を求めているのか
MTCコース

こんにちは。ホステス専門コンサルタントの秋好玲那です。→目次はこちら^^

ホステスだけではなく、
あらゆるビジネスにおいても
「共感力は大事」といいますよね。

でも「共感力」って何が必要なのか、
答えられますか?

「お客様の感情を理解すること」

そうですね、間違いではありません。

ただ、もしあなたが友人に深い悩みを
相談したとして。

「その気持ち理解できるー」

って簡単に言われても共感してもらえた!
とは思えないですよね(笑)

でも現実には「めっちゃ分かるー」で
共感を示しているつもり満喫する
ホステス多数です。

というわけで、
ここではホステスにとって本当に大事な
「共感力」について
お伝えします。

お客様を惹きつけるホステスの「共感力」とは

先述したように共感力とは、
「お客様の感情を理解すること」
で間違いはありません。

ただ気を付けてほしいのは

「お客様の感情を理解する」
と断言すると
ホステスの視点になる

ということです。

お客様がホステスに求めているものは、
「ホステスに共感してもらいたい」
ということではありません。

もしホステスが体験したことがない内容で
「その気持ち分かります」と言っても、
ウソくさいとしか思われません(笑)

大事なことはお客様視点で、
お客様の気持ちに寄り添うこと。

そのためには、
お客様に興味を持って接する気持ちが
なければなりません。

お客様から信頼してもらうこと、
心を開いてもらうことを
「共感力」というのです。

これは間違っている!お客様へ共感の方法

ホステスは会話の際に
「お客様の話をよく聞くことが大事」
と言われますよね。

それが共感の第一歩と考えられています。

共感する=お客様の気持ちに寄り添うこと

この原則を忘れてしまうと、
共感したつもりが信頼をなくしてしまった
という事態になりかねないのです。

実際よくあるパターンを見てみましょう。

「頷く」だけでは共感にならない

「頷く(うなずく)」は会話の中で
お客様が信頼感を深めることができる
仕草で共感力にはとても大事なもの。

頷くことによって、

お客様の話をしっかりと受け止めている

というメッセージになります。

お客様は理解してもらえていると感じ、
会話が弾むきっかけにもなるでしょう。

でもその頷きに尊敬の念がない場合は、

「本当に理解してんのか?」
「理解できるわけないだろ!」

反感をもたれてしまう場合もあります。

特に目上のお客様には頷きだけではなく、
丁寧な受け応えが必要になります。

「正しい」「間違い」その判定はいらない

お客様がホステスに共感してほしいと
思っている内容であっても、

「正しい」
「間違い」

といった審判を求めるわけでは
ありません。

共感力には「非審判的態度」が
とても重要になります。

お客様は
ご自身ですでに判断されています。

仮に間違っているとしても、
その「気持ち」を受け止めてほしい
のです。

あくまでお客様の話をしっかりと聞き、
気持ちに寄り添うことが大事という点を
忘れないようにしましょう。

「共感」しても「同情」するのは×~感情は統制しておく

「共感」と「同情」の違い、
分かりますか?

同情=「相手と同じ気持ちになること」と
勘違いしている人も多いですよね。

同情は相手の気持ちの中に入り、
自分自身の問題として受け止めること。

同情の大きな問題はホステス自身の感情が
消耗してしまうことにあります。

過剰な同情は、自身の心を擦り減らし、
ひどくなるとうつ病になることも。

※特に自己肯定感の低いホステスは無意識に同情するので本当に要注意です!!!!

それを避けるために必要なことは
「感情の統制」。

お客様の感情に揺さぶられるのではなく、
自分自身をうまくコントロールして
寄り添うことが大事です。

お客様がホステスに何を求めているのか察知する

お客様が何を話したいと思っているのか、
何を求めてここに来たのか、
うまく掴む必要があります。

「うまく話をしよう」とか
「よく思ってもらおう」という気持ちは
一切不要です。

会話からお客様の望みを
見極めていくことが大事で、
単に話を聞くだけではなく、

その話にはどんな本意があるのか?

まで掴まなければなりません。

お客様の心に寄り添い、

「言葉ではこう言っているけど、
本当はこういう意味(気持ち)で
言っているんだろうな」

と感じることが共感力です。

その意味を掴むことではじめて、
お客様が望む言葉を伝えることができ、
信頼を得ることができるのですね。

「共感力」が高いホステスの特徴

タイプは違えど、共感力が高いホステスには
いくつかの共通点があります。

  1. 好奇心旺盛
    他者から多くを学べると知っているので好奇心が強くアンテナが高い。私も「ナンデナンデ星人」と呼ばれています(笑)
  2. 表現することが好き
    文章、会話、絵画、音楽、舞踊など、何かしら表現することが好きな人が多い。私も音楽や舞踊をしていました。
  3. 会話以外でもコミュニケーションが取れる
    いわゆる非言語の世界。会話をしなくても観察分析で相手が何を感じているか察知する能力に長けています。私も得意です。
  4. 共通点を見つけるのがうまい
    趣味や好きなものといった表面的なことだけではなく、もっと深い部分での共通点を探し出すことが得意。私はダークな側面を見るのが得意です。
  5. 影響力がある
    上記すべてを踏まえると、表現したときに強い影響を持つようになります。

あくまでも一部ですが、
現在の自分に足りないところを探して
強化していくだけでも違いますね。

まとめ

  • お客様視点で気持ちに寄り添うこと
  • お客様に興味を持って接すること
  • お客様の本意を察知すること

 

「共感力」とは、
お客様から信頼してもらうこと、
心を開いてもらうことです。

そこに大事なことは
「常にお客様が主役である」ということ。

会話の中でさりげなくお客様をたて、
気持ちを察することができるように
心で寄り添うようにしてみましょう。

 

ホステスの心得

 

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ホステス専門アドバイザー秋好玲那(管理人)

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ホステス歴15年、年商1億の元No.1ホステス。ママ、オーナーママを経て、コンサル歴15年目に突入。家庭には恵まれませんでしたが、社会に出てたくさんの人に恵...

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