「良薬営業マン」VS「毒薬営業マン」

「良薬営業マン」VS「毒薬営業マン」
ホステスの営業

こんにちは。ホステス専門コンサルタントの秋好玲那です。→目次はこちら^^

基本的に、消費者にとって営業マンは、【不快な存在】です。自分の売りたいものを勝手に押し付けてくる、何とも居心地の悪い相手。

ここで言う営業マンとは、『営業活動をするすべての人』です。ホステスも、物販も、カウンセラーもコンサルタントも、営業活動をしている人すべて。

必要ない人にとっては、【不快度数100%】の存在なのです。

毒薬営業マンとは

売り込むタイミングや順番を間違えたり、お客様の感情を無視した営業をすると、お客様はその場からサッサと立ち去ろうとします。

理論や理屈で物を売ろうとする人は、致命的です。

エステ系のお店には、こういうカウンセラー(営業)が多いんですよね。お客様の状況・感情を一切無視して、

 

エステティシャン
エステティシャン
そういう生活はお肌に悪いから、夜は寝ないと!
エステティシャン
エステティシャン
そういう食生活はよくない、○○や○○を食べて○○を摂らないと!

 

などなど、まくし立てられることが多いです。たしかに、それは正論なのでしょう。でも、夜に働いてる人もいれば、食べられない人だっているわけで、

 

玲那
玲那
それを踏まえた上でケアするのがあなたたちの仕事じゃないの?

 

と、私は思ってしまうのです。そもそも、ホステスに「夜22時に寝ろ」って言うエステティシャン、日本語通じる気がしません。

このように、型にハマったことしかできず、顧客に合わせた営業ができない人を【毒薬営業マン】と言います。

お客様の感情を度外視して、お客様にストレスを与えてでも『私の知っている型』や『私の正解』をアピールする人、ですね。

毒薬営業マンの最大のデメリットは、お客様の感情を無視し続け、お客様が来なくなることです。お客様が来ないと、どうしても価格競争になります。

他店よりも優れている点をアピールできないので、『同じクオリティでの安さ』を売るしかないからです。

こうなると、一度できてしまった溝を埋めるのは、かなり困難になります。

良薬営業マンとは

逆に、お客様の感情をしっかりつかめていれば、【良薬営業マン】になれます。

良薬営業マンとは、お客様にプラスを与えられたり、マイナスを取り除いてあげられる営業マンのことです。

あなたも、1人は【良薬営業マン】を知っているはずです。何でも親切に教えてくれて、何でも相談に乗ってくれて、必要なものを的確に提示してくれる人。

人生をプラスに導いてくれたり、日々の生活からストレスを取り除いてくれたり、悩みを解決してくれたり、とにかく幸せをもたらしてくれる営業マン。

「この人に相談してよかった!!」と、心から思える人。

商売の基本は、『お客様の問題を解決すること』にあります。毎日が楽しくない人には楽しさを提供し、つらいことがあった人には癒しを提供する。

ホステスの仕事も、まったく同じです。飲みに出るお客様が抱えている『問題』を解決するのが、私たちホステスの仕事。

そして、ホステスがお相手するお客様方の『問題』は、多岐にわたります。だからこそ、ホステスはさまざまなスキルが必要なのです。

 

あなたにはぜひ、【良薬営業マン】になっていただきたいと思います。

目の前のお客様の『問題』を、その場しのぎのノウハウでどうにかしようとせず、まずはしっかりとお客様と向き合いましょう。

今日、お客様は何を望んでいるのか。
昨日、お客様に何があったのか。
明日、お客様がどんな気持ちになるか。

そして、あなたは目の前のお客様に対して、何ができるのか。

良薬営業マンは、毎日『お客様のためにできること』を探しています。できることを増やすために、勉強し、スキルアップしていきます。

あなたは、今日お会いするお客様に『良薬・毒薬』どちらを与えますか?

 

ホステスの心得

 

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ホステス専門アドバイザー秋好玲那(管理人)

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ホステス歴15年、年商1億の元No.1ホステス。ママ、オーナーママを経て、コンサル歴15年目に突入。家庭には恵まれませんでしたが、社会に出てたくさんの人に恵...

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