ホステスが本当に求めているものとは
ホステスが求めているものって、実は売上じゃないんですよね。
「売上を上げたい」「お金を稼ぎたい」と思ってここに来てくださったと思いますが、本当のところはどうでしょうか。
もちろん、お金はほしいですよね。あたりまえです。でも多くのホステスが求めているものは、もっと深いところにあります。
そこで今日は、売上という表面的な目標の奥にある「ホステスが本当に求めているもの」について話していきます。
これが見えてくると、接客も変わるし、迷いがなくなりますよ。
この記事の目次
ホステスが求めている4つの本質
さて、多くのホステスが求めているものとは、何だと思いますか?
遠いところだと、やりたいことや叶えたい夢がある、お金を貯めたい。近いところだと、出勤調整やノルマを何とかしたい。いろんな思いがありますよね。
でも「売上を上げたい」と言うホステスさんの本音を掘り下げていくと、
- 安心感がほしい
- 自信がほしい
- 必要とされたい
- 人生をコントロールしたい
この4つに集約されるんです。
安心感がほしい
ひとつめは、ホステスが求めているものの根底には『安心していられる場所』や『安心して暮らせる土台』への願いがあります。
たとえば、お金がないって精神的にかなり蝕まれますよね。私も経験があるので、痛いほどわかります。
20代の私は親族の借金5,000万円をせおっていたので『お金=私の前を素通りするもの』という感覚でした。
そのせいでいつもキリキリしていたし、お金でしか人を見ることができなかったし、まさに金の切れ目が縁の切れ目みたいな生き方をしていました。
つまり、売上やお金といった数字は、居心地の悪さや精神不安定さに直結する。安心がほしいのはあたりまえだと思います。
売上が安定しているとお店での立場も安定するし、同僚からの視線も気にならなくなります。お金に一喜一憂する人生ともおさらばできますよね。
自信がほしい
2つ目は、胸を張って堂々としていられる自信です。売れないホステスの多くは、自分に自信がありません。昔の私もそうでした。
そして多くのホステスが『売れないから自信が持てない』と思っています。だから「売れたら自信が持てるはず」と考えて、売れる方法を必死に探します。
でも本当は、順番が違うんです。自信があるから売れる。これが正しいんです。
ただ、自分に問いかけてみてください。自分に自信があれば、あなたはホステスでなくてもいいという気持ちはありませんか?
実はやってみたいこと、実現したいことがあるのに、自信がないからあきらめている。そんなことはないでしょうか?
私は自分に自信がなくて、自分には何もできないと思っていました。それこそ「私にはホステスくらいしかできない」と思っていました。
いま考えたら、かなり失礼な考え方ですよね。本気でホステス業をやっている人に謝れ!!と思います(汗)でも、本気でそう思っていたんです。
つまり、自分の仕事を底辺に置いているのは自分だったし、自分自身を底辺に置いているのも自分でした。
それもこれも全部、自分に自信がないというだけの理由で。
売れないホステスだった私が本当に求めていたことは、売れることではなく、自信を持ちたいということでした。
必要とされたい
3つ目は「あなたでなければならない」とだれかに必要とされ認められる感覚です。
実はこれ、お金以上に嬉しいものなんですよね。必要とされることで自分の価値を実感できるし、存在意義を感じられます。
過去の私もそうですが、売れないホステスほど、本当に求めていることに気づかないものです。
自分には価値がないと思いながら、本当はだれかに価値があると認められたい、必要とされたいのに、売上売上と数字に振り回されて、小手先に走る。
あなたにも、心当たりがありませんか?
人生をコントロールしたい
4つ目は、自分の力で稼いで、自分の好きなことをして、自分の時間を自由にできる人生をコントロールしている感覚です。
私が一番求めていたことはまさに『自分の人生を取り戻したい』ということでした。
親や親族に支配されて育った子ども時代を経て、16歳で自立し、今度は『植え付けられた非常識と著しく低い自己肯定感』で自分に振り回され。
人生も自分もボロボロになっていく中、一念発起したのは『人生をコントロールしたい』という一心からです。あなたはどうですか?

ホステスが本当に求めているものがわかると売れる
私を含め、多くのホステスが『なかなかうまくいかない時期』を経験しています。それは、ホステスを通して求めているものを勘違いしていたからです。
売上という数字だけを追いかけていると、目先のことばかり考えるようになります。
本当に欲しいものがクリアになっていないと、どんな接客をすればいいのか分からなくなるんです。
でも、自分というホステスが求めていることさえ明確になると、自然と行動が変わってきます。
たとえば、今月の売上が足りないからって、無理にお客様にお酒をすすめたり、高いシャンパンをねだったりしても、長続きしませんよね。
だから、お客様との関係も浅くなって、結果的に売上も伸び悩む。色恋になる。ホステスが求めていることとは大きく離れていってしまう。
でも「このお客様に必要とされたい」「信頼関係を築きたい」という気持ちで接客すると、自然と相手のことを考えるようになります。
これこそが本物の売上につながる接客なんですよね。
接客の質=そのホステスが求めているもの
本当に大切なものが見えると、行動の質が変わります。これは私の実体験からも断言できます。
お金のことばかり考えていたころは、お客様を『数字』としてしか見ていませんでした。実際に、頭の中でレジがチン!と開く音がしていたくらいです^^;
「今日はいくら払ってくれるかな」「こいつはいくら使えるかな」みたいなことばかり考えていました(ガチで)。
でも本当に求めていることがわかってからは、お客様を『私の人生を支えてくれる大切な存在』として見るようになりました。
だから、会話の内容も変わったんですよね。「この人の話をもっと聞きたい」「この人に喜んでもらいたい」という気持ちが先に来るようになりました。
だって、それらはすべて、私自身の人生が変わることに直結したから。私に経験がないことは、だれかの経験談として聞く以外になかったからです。
不思議なことに、こういう気持ちで接客するようになってから、売上も自然と上がるようになりました。
つまり、お客様との関係が深くなるからこそリピートも増えるし、紹介も増えるんです。
まとめ
売上はあくまで手段です。古田土会計事務所の小木曽さんも「関係する人々を幸せにすること」と述べています。その中には、あなたも含まれるのです。
さあ、あなたが求めているものは何ですか?安心感なのか、自信なのか、認められる感覚なのか、それとも自由なのか。ぜひ考えてみてください。
そこがクリアになると、迷わなくなります。そして、その答えが見つかったら、毎日の接客でそれを意識してみてください。
きっと、お客様との関係も変わってくるし、結果的に売上も変わってきますよ。
