会話が続かないお客様への対処法

心得座学

こんにちは。ホステス専門アドバイザー秋好玲那です。→目次はこちら^^

ホステスをやっていると「会話が続かない人だなあ・・・」と心折れそうになるお客様と遭遇するときがありますよね。何を言っても「あ~」「うん」くらいで、全然会話が続かない人もいます。

そんなときの対処法を知っておくと、少なくとも今よりは心穏やかに仕事ができるのではないでしょうか。そこで本記事では、会話が続かない人への対処法をお伝えします。

会話が続かない人 対処法

会話はキャッチボールと言いますが、多くのホステスは『単に言葉やセリフを投げる』といったキャッチボールをしています。話が続かない人だ~と決めつける前に、まず自分の投げたボールがどういうものかを振り返りましょう。

その上で、『そのボールは果たして相手にとって受け取りやすいものか?』を考えます。もしかしたら軽く柔らかく投げれば相手は受け取れるのに、超剛速球でカーブ!みたいなボールを投げているかもしれませんし(笑)

といってもちょっと分かりにくいと思うので、ひとつずつ、細かく見ていきましょう。

自分の投げたボールは『相手にとって』受け取りやすいか?

まずは自分の会話から見直しましょう。『お客様がどんなボールなら受け取りやすいか?』を意識します。たとえば映画の話をするとしますね。私の大好きなジュラシックパークシリーズを挙げてみます。

 

玲那
玲那
私、映画が趣味なんですよ。ジュラシックパークシリーズなんて、少なく見積もっても10回は観ました。あれ、おもしろくないですか!?

 

ある程度の会話力があれば、このボールを受け取って会話を進められる人もいます。たとえば、こんなふうに。

 

お客様
お客様
ジュラシックパークは観てないなあ。スピルバーグはあんまり好きじゃないんだよね。ジョージ・ルーカスのほうが好きかな。スター・ウォーズは全シリーズ観たよ。

 

しかしながら、ここまで親切に会話を続けてくれるお客様はあまりいません。大半のお客様は、

 

お客様
お客様
ジュラシックパークは観たことないねぇ。
ヘえ、映画好きなんだね。
お客様
お客様
お客様
お客様
10回以上も観たの?すごいね。

 

くらいです。これが会話が続かない人になると、もっと言葉数が減ります。

 

お客様
お客様
へえ。
そうなんだ。
お客様
お客様
お客様
お客様
あ~・・・

 

くらいになります。こうなる原因は、投げたボールが悪いからです。一方的に「この映画が好き、おもしろいよね!」みたいに言われると、会話があまり得意でないお客様はボールを受け取れず、返事に困ってしまうのですね。

そこで同じ題材でも『じゃあどれくらいのボールなら受け取りやすいかな?』と目の前のお客様を意識して、柔らかいボールを投げてみます。

 

玲那
玲那
私、映画が大好きでよく観るんですよ。〇〇さんは映画館に行ったりしますか?
あー・・・あんまり行かない。
お客様
お客様
玲那
玲那
そうなんですね、実は私も映画館はあまり行かないんです。一緒ですね。映画自体は観たりしますか?
うん、たまに。
お客様
お客様
玲那
玲那
記憶に残ってる映画ってありますか?
うーん・・・ちょっと思い出せないなあ・・・。
お客様
お客様
玲那
玲那
私、ジュラシックパークシリーズが大好きで、最低でも10回は観たんですよ。あほでしょ(笑)
あほとは思わないけど(笑)すごいね。
お客様
お客様
玲那
玲那
あほですよ、もうどこで恐竜が出てくるか全部分かってるのに観ちゃうんですよ(笑)
あーなんか分かるかも。
お客様
お客様
玲那
玲那
ほんとですか!?
映画じゃないけど、戦隊シリーズとかそうだったな。
お客様
お客様
玲那
玲那
あー分かります!決めゼリフも必殺技もどこで出てくるか分かってるのに、毎回同じなのに観ちゃいますよね(笑)

 

というように、相手が受け取りやすいであろうボールを投げると、会話が続かない!ということが防げるようになっていきます。

 

相手がボールを受け取ったかチェックする

では次に、お客様がちゃんとボールを受け取ったか?をチェックします。

あなたがどんなに「キャッチしやすいだろう」と思ったボールを投げたつもりでも、相手が受け取れなかったら同じです。つまり、ボールを投げることと、相手がボールを受け取ったか?を確認することは、同じくらい大事。

というわけで、さっきの会話を題材に解説します。私はまず、このボールを投げました。

 

玲那
玲那
私、映画が大好きでよく観るんですよ。〇〇さんは映画館に行ったりしますか?

 

するとお客様がこう言いました。

 

あー・・・あんまり行かない。
お客様
お客様

 

はいココ!多くのホステスは、とりあえずお客様が何か言ってくれたので、これで一応会話が途絶えずに済んでいると勘違いをします。せいぜい『反応が悪い』『ノリが悪い』『機嫌が悪い』などと感じるくらいでしょう。

でもこのお客様、ボールをキャッチできていません。

「映画館に行ったりしますか?」というボールをキャッチできなかったからこそ「あんまり行かない」レベルの回答なのです。もしキャッチできていれば、「映画館には行かないけど家では観るよ」などとプラスαでしゃべります。

会話が続かない人というのは、ボールを受け取るのも、投げるのも、下手なのです。

そこですかさず、受け取れなかったことに対するフォローを入れます。そのセリフがこれです↓

 

玲那
玲那
そうなんですね、実は私も映画館はあまり行かないんです。一緒ですね。映画自体は観たりしますか?

 

もうここは、実際に映画館に行くかどうかなんてもはや関係ないです(笑)「行かない」とボールを落としたので、それを「そうなんですね」と拾い、「私も行かない、一緒だね」とフォローします。

次の質問は、この『キャッチ&フォロー』が終わってから、です。

【最重要】相手がどんなボールを投げてもいいように準備する

最大に重要なのが『相手がどんなボールを投げてもいいように準備する」という点。ここは複数の方法があります。

ひとつは、上記の会話にも出てきたこの部分↓

 

あーなんか分かるかも。
お客様
お客様
玲那
玲那
ほんとですか!?

 

お客様が「分かるかも」と言ったあとに、いきなり「〇〇さんもそういうことあります?」と質問すると、「あるよ」でまた会話がブツッと切れてしまうきっかけになったりします。

せっかく「分かるかも」というボールを投げてくれたのだから、「ほんとですか!?」や「分かってくれます?!」というように、一旦受け取るという姿勢を常に持っておくようにしましょう。

もうひとつは、相槌と表情です。「映画じゃないけど~」とお客様が話し出したときに、黙って聞くのではなく「うんうん」と楽しそうに聞いていると、お客様が話しやすくなります。

うまくいけば「戦隊ものとか見ないでしょ?」とか「俺の時代は~・・・」とかいろいろ話し出してくれる可能性大です。

まとめ

  • 相手が受け取りやすいボールになっているか?をチェック
  • 相手がボールを受け取ったか?をチェック
  • どんなボールでも受け取れる準備ができているか?をチェック

 

売れっ子ホステスは、この3つを無意識レベルで瞬時に行っています。最初は慣れるまで大変だと思いますが、お客様ではない相手と会話をするときに、練習だと思って意識してみるところから始めましょう。

良いコミュニケーションは互いの努力の上に成り立ちますが、会話が続かない人はその努力の仕方が分からなかったり、苦手だったりすることが多くあります。先入観で決めつけず、できることからやってみてくださいね!

 

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ホステス専門アドバイザー秋好玲那(管理人)

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ホステス歴15年、年商1億の元No.1ホステス。ママ、オーナーママを経て、ホステスではない人生を経験すべく30代で引退。コンサル歴11年目に突入しました。プ...

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