ショートメール営業でホステスが意識すべきポイント
こんにちは。ホステス専門コンサルタントの秋好玲那です。→目次はこちら^^
ショートメール(SMS)の基本的な注意点はもちろんのこと、
- ホステスさん達が実施して効果的だったポイント
- これまで見てきたホステスさん達の失敗実例
を踏まえて、ひとつずつじっくりお伝えします。日ごろの営業活動の中でぜひ役立ててくださいね!
ショートメール(SMS)営業の注意点
ショートメールで営業する場合は、
- 携帯の番号しか分からない
- LINEやE-mailが届かなくなってしまった
- お客様からの要望
このどれかで、LINEかメールを使っているケースがほとんどだと思います。
そして、ほとんどの人が深く考えずに使うわけですが、絶対に注意してくださいよ!という点に絞って、ここではお話ししたいと思います。
文字数制限
ショートメールでお伺いを送る場合、絶対に気をつけなければならないことは、お客様の携帯の受信文字数ですね。
現在はほぼSMS式になっているので、LINE感覚で使え、文字制限もかなりアップしています。
各キャリア670文字となっているので、よほどのことがない限りは事足りるでしょう(670文字を超えるほうがクレイジーです笑)。
ただし、機種によっては最大70文字に制限されます。70文字以上送信できない場合、メッセージの下に「未配信」と表示されたりするので、
- 70文字以内に収めて送る
- 複数に分けて送る
このどちらかで対応しましょう。3通以上のメッセージに分かれてしまうほどの長文なら、文章自体を見直したほうがいいです。
送信料金
ショートメール(SMS)は、送信時にお金がかかります。
キャリアや文字数によって金額が異なり、以下のようになっています(2021年11月18日現在)。
- 文字数:1~70(半角のみで文字数は1~160文字)/3円
- 文字数:71~134(半角のみで文字数は161~306)/6円
- 文字数:135~201(半角のみで文字数は307~459)/9円
- 文字数:202~268(半角のみで文字数は460~612)/12円
- 文字数:269~335(半角のみで文字数は613~765)/15円
- 文字数:336~402(半角のみで文字数は766~918)/18円
- 文字数:403~469(半角のみで文字数は919~1,071)/21円
- 文字数:470~536(半角のみで文字数は1,072~1,224)/24円
- 文字数:537~603(半角のみで文字数は1,225~1,377)/27円
- 文字数:604~670(半角のみで文字数は1,378~1,530)/30円
送信できるから~とバンバン使用していると、地味にお金がかかります。
仮にお伺いのご連絡で200文字程度のショートメール(SMS)を100人に送ったら1.200円、その後のラリー状況によっては軽く2,000円くらいかかります。
料金なんて気にしない~というホステスさんは問題ないですが、わずかでも節約したいというホステスさんは、文字数を決めて節約するなり工夫しましょう。
件名と画像添付
ショートメール(SMS)で件名を入れたり、画像添付したりすると、
- 相手のメールアドレスを知っている
- 自分もキャリアメールを持って(使って)いる
この条件がそろった場合に、SMSから通常のメールへと自動的に切り替わって送信されることがあります。この場合に注意したいことは、以下の6点です。
送信エラー(未配信)になる可能性がある
相手のメールアドレスは知っているものの、自分がキャリアメールを持っていない場合は、送信エラーになる可能性があります。その場合は未配信になるので、
- 件名を削除する
- 画像を削除する
このどちらか、またはどちらもやると、正常に送信されます。
件名が「無題」となる
画像添付により自動的にメールに切り替わった場合、件名が「無題」となります。その場合のデメリットとしては、
- 「無題」=マナー違反だ!と気を害するお客様がいる
- 「無題」なので読まれない(後回しにされる)可能性がある
これを避けたい場合は、画像添付せずに送るほうが良いでしょう。
ちなみにキャリア依存の特殊絵文字も画像添付として送信される場合があります。ここも重々気を付けておきましょう。
絵文字が文字化けすることがある
自動的にメールに切り替わった場合、絵文字は「=」と文字化けして送信されることがあります。
まだ「=」で済めば良いほうですし、中にはメールでも正常に表示される絵文字もあります。
もっとも注意したいのは、自分が送った絵文字と、相手に表示された絵文字が異なるケースがあるという点。
こちらは笑顔の絵文字を送ったのに、相手には怒っている絵文字が表示される・・・というケースもわずかですが耳にします。
そういう事態を避けるには、自動的にメール配信に切り替わらないよう、件名や画像を入れないようにしましょう。
迷惑メール判定されることがある
自動的にメールに切り替わった場合、自動フィルタ等で迷惑メールと判断され、相手にとどかない場合があります。こうなる原因としては、
- URLを貼り付けている
- なりすまし防止など、相手のセキュリティが高い
といったことが考えられます。これを防ぐにも、件名や画像は入れないようにしましょう。また、URLを外すと届く場合があります。
メールアドレスを知られる
自動的にメールへ切り替わった場合、あなたが教えていない(教えたくない)メールアドレスが相手に知られることになります。
特に知られたくない場合は、件名や画像を入れないようにしましょう。先述したように、絵文字も画像添付として配信されることがあるので、要注意です。
これを防ぎたいなら、G-mailなどでメールアドレスを取得し、絵文字付きで自分宛てにテスト配信してみると良いです。
完全に防げるわけではないですが、防げる可能性は上がります。
ショートメール(SMS)で件名を入れる人は少ないと思います。どちらかといえば、画像添付や絵文字、URL貼り付けなどが多いでしょう。
未配信となった場合は、これらを省いてみてください。
メールアドレス宛に返信が来る
自動的にメールに切り替わった場合、お客様はショートメール(SMS)ではなく、メールアドレス宛に返信する確率が高くなります。
でもあなたはショートメール(SMS)で送ったため、返事も同じようにSMSで来ると思うでしょう。
そのためメールに気付かず、最悪は来店機会を逃すことに繋がります。
仮にショートメール(SMS)しか使っていない場合でも、メールチェックは怠らないようにしましょう。