ホステスなのに会話を切り上げられないのは〇〇の言葉を用意していないから
こんにちは。ホステス専門コンサルタントの秋好玲那です。→目次はこちら^^
お客様との会話で主導権を持っていますか?ホステスは、自分が会話の主導権を持っていないと困ることが多々あります。
- 席を抜けなければならないとき
- お客様に席を立っていただかないといけないとき
- お客様をお見送りするとき
- 電話を切るとき
- LINEのラリーが続きそうなとき
などなど、主導権を持っていないと、会話を切り上げることができません。いざというときに困らないように対処法を持っておくことが重要です。
この記事の目次
主導権を持っていないホステスには「別れの言葉」がない
会話の主導権を持たず、受身でいるホステスは「別れの言葉」を持っていません。
相手が切り上げてくれる前提です。
「別れの言葉」を準備していないので、いつまでたっても切り上げられません。
相手が切り上げてくれるとは限らない
そもそも、何を根拠に『相手が切り上げてくれる』と思っているのでしょうか。相手が切り上げてくれるとは限らないですよね。
相手はもっと話したいかもしれないし、状況を把握・理解できていないかもしれないじゃないですか。
相手が切り上げてくれる前提でいると、『別れの言葉』を準備する概念すらない、という状態のはず。その考え方から改めなければなりません。
何度も言うように、会話の主導権を持つのはホステス側でなければならないのです。
相手任せだと無駄に長引く
しかも、相手任せに受身で会話をしていると、無駄に長引きます。
私のセッションでは、この「切り上げる練習」をしてもらうために、次の予定がない限りはあえて時間を知らせないようにしています。
時間を気にしていないわけではない、というのは伝わります。時間は気にしているものの、どうやって切り上げればいいのか分からない、というのが実情でしょう。
それは「別れの言葉」を何も準備していないからです。
そういうホステスに限って、お客様の電話が長引いたり、LINEラリーが長引いたりすると、大きなストレスを感じるのですよね。
「お客様が電話を切ってくれない」
「LINEが延々と続いてしんどい」
という相談をしたりするのです。
相手が切り上げてくれる前提でいるのは、自分ですよね。切り上げられないのは、自分ですよね?長引くのは、そのせいですよね?
別れの言葉を何パターンか用意しておく
そうならないために、普段から「別れの言葉」をいくつか持っておくことが重要です。
この場合の「別れの言葉」とは、「さようなら」「またね」といった実際の別れの言葉ではありません。言い換えるなら、切り上げるための「〆の言葉」。
基本的には、切り上げたいと思う4~5分前に切り出すようなセリフになります。
お店の中なら、「わあ、もうこんな時間!楽しいと時間経つの早いね!」。
電話なら、「ごめんね、仕事中(忙しいの)に」。
LINEなら、「今から〇〇(エステなど)行ってくるね!」
相手が気を害さない『切り上げのポイント』を作るための別れの言葉を何パターンか用意して常に頭に持っておくことです。
周りの人が何を言っているか観察する
今すぐ言葉が浮かばない人は、『周りのホステスがどんな切り上げ方をしているか』を研究すると良いでしょう。
売れないホステスなら、自分よりも顧客数や売上がありそうなホステスを手本にすると良いですね。
ナンバー3に入っているホステスなら、ママを参考にすると良いでしょう。真似できそうな言葉をどんどんストックして、自分のものにしていってください。。
まとめ
- 会話を切り上げられない=受身
- 受身=「別れの言葉」の概念がない
- 「別れの言葉」を数パターン持つ
日ごろから種まきをしておくことも、会話を切り上げるには効果的です。たとえば私の場合だと、日ごろから愛犬たちの話をしているので、
「ぷりちゃんのお迎えがあるから」
など伝えるとほぼ切り上げられます。
『自分の情報を開示しておく=種まき』
これも有効な「別れの言葉」に繋がるので、ぜひ取り入れてください。