お客様に楽しんでいただく、来店目的、水商売の存在価値とは

お客様に楽しんでいただく、来店目的、水商売の存在価値とは
ホステスの心得

こんにちは。ホステス専門コンサルタントの秋好玲那です。→目次はこちら^^

発達障害(ADHD/記憶力・会話力・興味関心力が低い)な自分を変えたくてキャバ嬢になりました。夜職自体は初めてではありません。

キャバを始めてまだ一ヶ月も経っていませんが、早速話術や人間性を問われる雰囲気の壁にぶち当たっています。

会話力を鍛えるためにいろいろな文献を読み、それっぽく振る舞っています。が、まだまだ自分に納得ができずコツが掴めていない感覚に苛まれています。

お客様に楽しんで貰えている確信も持てず悔しいです。どうすればお客様に楽しんで頂けるでしょうか。

客層は20歳~80歳で、ワイワイ系の方もいらっしゃいます。が、比較的落ち着いた方が多い印象を受けます。

ワイワイ系の方は口が悪く、ボケとツッコミが存在する感じでまだ付いていけません・・・。

私自身今までお酒を好んで飲むことがなかったため、お客様がどういった目的で来店されるのかがわかりません。

風俗だと、気持ち良くなりたい以外に、寂しい等の内情が知れたためそこに寄り添うことが出来ました。

水商売の存在価値(お客様が何を求めるのか)を玲那さんが認識していらっしゃるなら、ぜひご受講賜りたいです・・・。

ご質問ありがとうございます。長文の中から拾うと、以下の3つの問題点かな?と感じます。

  • お客様に楽しんでいただくには
  • お客様の来店目的
  • 水商売の存在価値

この3つを回答するにあたって、質問者様の言う「お酒が飲めない」はまったく関係ないです。私なんて「好んで飲まない」どころか1滴も飲めません(笑)

お酒を飲むこと自体の楽しみは私にはまったくわかりませんし、死ぬまでわからないと思います。でも、問題なく務まっていたわけですからね。

それを踏まえて、の回答です。

どうすれば「お客様に楽しんでいただく」を実現できるか

質問者様の働いている環境からして、ワイワイ系の方に無理して合わせる必要はないと思います。

ただそれを実現するためには、自客を呼べるようにならないといけない。そういう意味でも、まずはブランディング・ターゲティングをお勧めします。

その上で障害になるのは会話力よりも「興味関心力が低い」という点でしょう。

会話力や記憶力は上げていけます。これはコンサルでもADHDの子達を見てきたので、自信を持って言えます。

ただ興味関心力が低いという点は、なかなかのハードルです。なぜなら、楽しんでいただくにはお客様を分析することが必須だから。

なので質問者様の場合は、ノウハウやスキルアップの前に興味関心力を上げることが最優先ですね。

お客様の来店目的とは何か

質問者様自身が書いているこの部分↓

風俗だと、気持ち良くなりたい以外に、
寂しい等の内情が知れたためそこに
寄り添うことが出来ました

水商売と何が違うのでしょうか。性的欲求でそれを満たすか、社交でそれを満たすかの違いがあるだけで本質は同じだと思います。

ホステスは、接客や会話を通してお客様の「満たされない何か」を探るだけ。風俗は、そこに性的接触がプラスされる。

本質の部分は、何も変わらないと思います。

ただホステスのほうが難しく感じられるとは思います。なぜなら、風俗の現場ほどストレートには話してくださらないから。

ホステス業はそれらを察して動き、人肌のぬくもり以外で満たす仕事なので、そういう意味でハードルが上がりますね。

水商売の存在価値は何か

何を売っているホステスか?によって回答が大幅に変わると思います。色恋を売っている人なら「彼女と飲んでる感覚になれる」とかになるでしょう。

マンツー接客か複数接客かによっても変わりますよね。私個人の価値観で回答するなら、水商売の存在価値は「潤滑油」だと思います。

接待や仲間内の飲み会であれば、関係がより深まるお手伝いをしたり。マンツーのときには、お客様の心や日々が昨日よりほんの少しうまくいくように。

人間誰しも忙しい現実に追われて錆びつき、ちょっとした歯車の噛み合わせで日常がうまくいかなくなることがあります。そこに、ほんの1滴の潤滑油。

それが水商売の存在価値ではないかな、と思っています。

まとめ

  • 相手に関心を持って情報収集&分析
  • 「満たされない何か」を見つける
  • 広義での潤滑油

質問者様の悩みはすべて「自分軸」で考えているから生じるものだと感じます。「私はこうだからわからない」と。それでは答えが出なくて当然ですよね。

「私」の中にあるものなんて、知識も経験も全部、大したことないじゃないですか。

たとえば質問者様はADHD、私は定型です。「定型の私」がいくら考えたところで、ADHDの本当の苦しみはわからない。

それを埋めてくれる第一歩は「その人を知りたい、理解したい」という気持ちだと思うのですよ。

「わからない」を補ってくれるのが知識、関係性を深めるものがスキル、じゃないでしょうか。

・・・と私は思うので、興味関心力を上げるという点が質問者様の課題かな、と思います。

 

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ホステス専門アドバイザー秋好玲那(管理人)

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ホステス歴15年、年商1億の元No.1ホステス。ママ、オーナーママを経て、コンサル歴15年目に突入。家庭には恵まれませんでしたが、社会に出てたくさんの人に恵...

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