ホステスのお中元添え状!基本構成とレイアウト

ホステスのお中元添え状!基本構成とレイアウト
ホステスの営業

こんにちは。ホステス専門アドバイザー秋好玲那です。→目次はこちら^^

クラブホステスです。初めてお客様の会社へお中元を出します。

添状をネットで調べたのですが、情報がありすぎて何が正しいのか判断できません。基本的なところが知りたいです。

ご質問ありがとうございます。添え状の基本構造は、お礼状や通常の贈物添状とほぼ同じです。唯一違う点は、文末に夏のご挨拶が入ることくらい。

手書きの場合と印刷の場合、2パターンを画像付きで解説していきますね。

基本の構成とレイアウトをしっかり覚えて、毎回調べなくても書けるようにしておきましょう。

すべて手書きで作成する場合

数が少ない場合や、予算的に厳しい場合は、手書きになりますね。共通の基本部分はここでじっくり解説するので、以下を参考に作ってください。

店名やお客様のお名前は、テキトーです。画像はクリックすると大きくなります^^

全体像のレイアウト

中元添状①

中元添状②

超・基本の構成

次に構成ですが、今回は超基本形として以下の順番で書かれています(段落ごとに区切ってあります)。

▼ 1.文頭

▼ 2.本文

▼ 3.文末

▼ 4.日付

お中元の場合は、『令和〇年〇月吉日』という書き方をします。数字は、漢数字を使いましょう。

▼ 5.差出人&連絡先

店名と、自分のフルネームを書きます。連絡先は、自分の携帯番号を書きます。数字は、漢数字です。

▼ 6.お客様のお名前

店名と、自分のフルネームを書きます。連絡先は、自分の携帯番号を書きます。数字は、漢数字です。

中元添状③
中元添状④

頭語と冒頭の書き出し

では、細かく見ていきます。頭語の書き出しは一番上から、季節のご挨拶との間に、一文字分のスペースを空けます。

中元添状⑤

改行の仕方

文章は、中途半端に改行せず、便箋の下まで書きます。

お客様のお名前以外であれば、言葉の途中で改行になってもまったく差し支えません(というか、本来これがお手紙のマナーに則った形式です)。

中元添状⑥

改行は、内容が変わるときだけ、一文字分下げて書き出します。

中元添状⑦

文末の締めくくり

お礼状と異なる部分は、ここです。お礼状だと「またお会いできます日を~」的な文章になりますが、お中元の場合は、夏のご挨拶で締めくくります。

中元添状⑧

結語の書き方

文章の一番最後に、下付けで結語を書きます。

中元添状⑨

日付の書き方と注意点

一行空けて、元号で年月、日付は「吉日」でOK、少し小さめに書くときれいに見えます。年月は、お客様に届く月を書きましょう。

中元添状⑩

差出人の書き方と注意点

下付けで、バランスよく、店名と自分の名前(フルネーム必須です)、横に漢数字で連絡先(携帯番号)を記載。

※画像上は電話番号と分かるよう、わざと英数字にしてあります。

連絡先を入れておくと、お客様が連絡をくださることがあります。携帯番号を聞けなかったお客様などは、連絡先を知る機会にもつながります。

中元添状⑪

お客様のお名前の書き方

最後に、一番上からお客様のお名前を書きます。少し大きめに書きましょう。

中元添状⑫

細かなルールが分かったところで、改めて全体像。

中元添状①

中元添状②

以上が、手書きの基本構成とレイアウトになります。

印刷+一筆で作成する場合の構成とレイアウト

印刷部分に関しては、手書きと同様の構成&レイアウトなので、詳しい解説は重複するので省きます。ここでは、手書き部分だけを詳しく解説しますね。

印刷する部分(文頭・本文・文末・日付・差出人)

印刷する部分は、下図になります。印刷では、お客様のお名前をひとりひとり入れることができないので、呼称は「皆様(みなさま)」で書きます。

「皆々様」とネットで見かけることがあると思いますが、あれは法人代表の挨拶と思っていただければ。

あと『銀座あるある』の「貴方様(あなた様)」はやめましょう。色恋目当ての人が寄りやすくなりますし、何より気持ち悪いです。

一筆を書かなくてはならないので、手書きのときよりも、本文を少し短めに作ります。

中元添状⑬中元添状⑭
【補足】結語が締めくくり文と同行内に納まらない場合に限り、隣の行に書いてOKです。

お客様のお名前の書き方

お客様のお名前を書きます。こちらもレイアウトは同じです。

手書きする場合は、不釣合いに大きくなりがちなので、ここでは「やや小さめ」を意識して書き、バランスを崩さないようにします。

中元添状⑮

一筆の書き方

お客様のお名前の左側に、一文字分下げて、一筆を書きます。

中元添状⑯

印刷+一筆の全体像

では、改めて、一筆を入れた全体像を。

中元添状⑬

中元添状⑰

以上が、印刷+一筆の基本構成と、レイアウトになります。はい、イイ女の出来上がり!

まとめ

ここは、マナーと教養の部分なので、ホステスを引退しても、一生使えるスキルです。

この形式を叩き込んで、かつ表現力を磨いていけば、お手紙代行で独立もできちゃうくらい!!!

代筆まで含めて1通あたり6,000円くらいが相場らしいです。私も、代行する場合は、1通につき5,000円(税抜)いただいています。

売上に貢献できるレベルのお手紙を作れるとなるとかなりの腕前だし、文章で食べていけます。代筆まで含めて1通あたり6,000円くらいが相場らしいです。

私は、代筆まではやりませんが、文章作成のみで5,000円(税抜)いただいています。本当に役立つので、絶対に身につけていってくださいね!

実際の売れっ子ちゃんが出した添状を見てみたい方は、「売れっ子ホステスが実際に出したお中元添状を図解(例文あり)」を覗いてみてください♪

 

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