お客様から見た「あの店は良かった」
たとえばあなたが、スーパーへ買い物に行くとしますね。近所には3件のスーパーがあるとします。下記の条件をよーーーーく読んでみてくださいね。
A店は、徒歩5分の距離にあります。駐車場はなく、規模も小さく、値段は他店より少々高め。店員の接客は丁寧、品質の良さを見れば値段は安いです。
B店は、車で10分の距離にあります。大型スーパーで、何でもそろうし値段も安い。でも、A店に比べたら品物の質は落ちる、店員の接客は少々雑です。
C店は、徒歩7分の距離にあります。駐車場有、値段も品質も品数もそこそこ。店員はとても気さくで親切、お得な情報やおすすめを教えてくれます。
さて、あなたが行くとしたらどこに行きますか?
・・・という話ではありません。買い手の条件というものもありますから、そのときどきによって、どこに行くかは変わります。
急いでいれば近いA店、安さが優先ならB店、余裕があって情報がほしければC店とかね。考えてほしいのはそこではなく『何を売りにしているか』です。
A店は質にこだわって『この品質でこの値段はお得』。B店は『何でもそろう便利さ』。ではC店は?
サービス業に必要なものとは
接客はサービス業ですね、サービス業の柱は『お得』『便利』。もうひとつ、重要なキーワードがありますね、これがC店の売り。さて、何でしょう?
一言でスーパーといっても、いろんなお店がありますね。
ホステスも同じです。クラブやら、キャバクラやら、スナックやら、たくさんあります。規模や女の子の質、値段もバラバラ。
その中でお客様に「あの店良かったよ」と言っていただくには、このC店にあるものがお店になければいけません。
そして、ナンバーワンになりたいのなら、あなた自身にそれがなくてはいけません。それは『ちょっと嬉しい』です。
値段も品揃えも質もそこそこ、安さが勝負ならB店へ行ったほうが早い。それでもC店を選ぶのは、情報が得られるからです。
その結果、A店より良い物が、B店より安く買えるかもしれない。いやいや、それ以前に、そんなこと教えてくれるなんて、ワタシって特別?常連?
それが『ちょっと嬉しい』です。
お客様が褒めてくださる理由
お客様が「あの店良かったよー」と言ってくださるのは、あなたのお店が『ちょっと嬉しかった』から。
お客様が「〇〇ちゃんいいよね!」と言ってくださるのは、あなたと一緒にいると『ちょっと嬉しい』からです。
この『ちょっと嬉しい』を与えられなかったら、ホステスは失格です。お酒を注いで出すだけが仕事ではない。
おもてなしをする『接客』が仕事であるにも関わらず、お客様に『ちょっと嬉しい』を与えられないのは、仕事をしていないのも同然なんですよ。
