売掛支払いが毎回遅れるお客様にストレス・・・
こんにちは。ホステス専門コンサルタントの秋好玲那です。→目次はこちら^^
いつも勉強させていただいています。売掛の件について質問です。
玲那さんのお客様で支払いが毎回遅れる方はいましたか?もしいらっしゃったら、どう対応していましたか?
コンサル生さんでそういうお悩みを抱えた方はいますか?毎回お給料から差し引かれること、請求作業がとてもストレスです。
幸い数字には困っておらず、その方を切ってもさほど影響はないのですが、もしそれ以外の選択肢があれば、教えていただきたいです。
ご質問ありがとうございます。現役時代の私、そしてコンサル生さんには、売掛の支払いが毎回遅れるというお客様はいません。
ただ、この仕事を始めた当初、振込で受け付けていたのですが、そのころは当然のように毎回支払いが遅れるホステスさんたちが大勢いて、びっくりしました。
なので、このサイトを立ち上げたと同時に、PayPal決済に切り替えて、全員切りました。おっしゃるとおり、本当に手間だし、ストレスですよね。
数字に困ってないなら、切っていいと思います。
現役時代のお客様に毎回支払遅延する人はいた?
前述したように、幸いにも現役時代の私のお客様には、毎回支払いが遅れるという方はいませんでした。
もちろん、「うっかり」は稀にありましたが、毎回遅れる人はゼロです。
・・・と言うと、「玲那さんのお客様みたいな人はいない」と言われるのですが、違います。
もちろん、いいお客様方です。でも、私自身も日ごろから存分に『種まき』はしていました。
- お金のトラブルだけは絶対にイヤ
- お金で他人に迷惑をかける人は大嫌い
- スタッフにもお金のトラブルだけは絶対に許さない
などを、あらゆる形で示していました。
私自身、幼少期からずっとお金のトラブルで苦労してきたので、もうウンザリです。払う・払わないは、もはやどうでもいい。
お金のトラブルって、どんな人間関係をも破壊するものですよ。それを日常的にやれちゃうような人を「まともな人」とは、どうしても思えないのですよね。
なので、そういう面はかなりシビアに見ていました。少しでも違和感を抱いたら「売掛お断り」です。
コンサル生さんで毎回売掛遅延に悩む人はいる?
コンサル生さんにも、毎回売掛支払が遅れるような顧客を持っている人はいないです。
実は、売掛トラブルって、私のコンサルではかなり相談件数が少ないのです。多めに見積もっても、年に3〜4回も出てこない。
しかも、その「年に3〜4回」は、ほぼ同じタイプの人です。たとえば、
- NOと言えない・気が弱い
- 売上がない・伸び悩んでいる
- あまり仕事(努力)が好きではない
- 人間関係が希薄
などが当てはまります。こういうタイプのホステスさんは、相手の出方を見て、自分の行動を決めることが多いのですよね。
つまり、リスクに対して、どうしても後手になってしまうのですよ。問題が起きて初めて考えるので、問題が習慣化しやすいんです。
そのため「毎回似たような問題が起きる」というループにはまりやすいですね。
売掛支払を毎回遅らせても平気な人の傾向
前述したように、この仕事を始めてから『支払い遅延が常の人』と遭遇するようになりました。
私の場合、ホステスさんで支払い遅延する人たちを大勢見てきたわけですが、その人たちの共通点としては、
- 自己管理ができない
- 改善より現状維持思考
- お金に対する執着心が強い
- 努力が必要な約束はほぼ守れない
- 努力=手間をかけることと思い込んでいる
- 日々の発言の中でも身勝手さが垣間見える
- その場その場の発言は調子がいい
- 自分のことしか考えられない
といった感じでしょうか。特に、お金に対する執着心は筋金入りです。しょっちゅうお金の話をしてます。
お金が好きなのはいいことなんですが、『お金=自分の存在価値』になっているので、支払うという行動が取れないのですよね。
下手すると、請求書=トラブル!と認識するので勢いよく逃げたりします。
まとめ
- お金のトラブルはイヤだと日ごろから種まきをしておく
- 対応が後手にならないよう予測を立てながら行動判断する習慣を
- 遅延が常の人は切ったほうがいい
私が延長料金以外を前金制にしているのも、振込での支払を受け付けなくなったのも、すべてこういう人たちを排除するためです。
たまに「クレジットカードが作れない」とか、「銀行口座を持てない」とか、さまざまな理由で振込の問い合わせがきますが、今はすべて断っています。
もうこの時点で、「お金のトラブルを持ってる人」ですし。
その人が、わざわざ手間のかかる振込という手段できちんと期日までに払ってくれる、という信頼性は、私の中では皆無です。
物事を後回しにする習慣がある人も、支払遅延することが多いですね。
遅れても必ず払ってくれる・・・という点で好意的に見たとしても、毎回請求の手間と労力とストレスが発生するわけですよね。
その人が改善する見込みは、ありません。もっと良いお客様はいっぱいいますので、労力はそこにかけていきましょう。
ホステスの心得