アフターに行きたくない派の私が実際にやっていたこと&断り方

心得座学

こんにちは。ホステス専門コンサルタントの秋好玲那です。→目次はこちら^^

あなたはアフターに行きたい派ですか?私は断然『アフターには行きたくない派』でした。というか、絶対に行きたくない!と思っていました。そして実際に行きませんでした(笑)

売れないころは自ら「アフター行こうぜー!」と誘っていました。それはそれで楽しかったし、いい思い出です。なので、アフターに行きたがる人の気持ちも分かります。

私が『アフター行きたい派』から『アフター行きたくない派』に寝返ったのは、真剣に仕事に取り組み始めてからです。そんな私の考えや実体験をもとに、アフターに行かないための手段と断り方をお話ししたいと思います。

この時代に通用するの?と聞かれることもありますが、いま現役で活躍しているホステスさんたちも同じようにやって売上が下がることなく維持(またはアップ)できているので、問題ないです。

アフターに行きたくない以前にコロナ禍ではアフターがほぼない

2021年2月4日現在、まだコロナ禍で緊急事態宣言の真っただ中です。主な都道府県では、

  1. お店自体が休業
  2. 日中~20時まで営業
  3. 週末のみ営業
  4. 通常営業

この4パターンに分かれます。仮に通常営業だったとしても、アフターに行けるお店自体がかなり少ない状況です。

且つ、飲みに出るお客様自体も少ないし、ご来店になっても通常よりも早めに席を立たれるお客様が多くなっています。

つまり、アフターに行かないといけなくなるようなシチュエーションそのものがグッと減っている。これが実情だと思います。

というか、この状況で「アフター行こうぜ!」と言うお客様は、正直質が良いとは言えないのではないでしょうか。そうした意味でも、お客様の選別ができる時期でもありますね。

アフターに行きたくない!ダントツお勧めの手法

それでもアフターに誘ってくるお客様もいるでしょう。また、コロナが収束した場合、以前とは格段に状況変化が起きる前提ではありますが、アフター自体が壊滅!ということはあり得ないと思います。

そこで、ダントツにお勧めしたい方法がひとつあります。実際に私もこの方法で脱・アフターに成功しました。

それは、お店を移籍することです。

アフターの有無は、お店のスタンスに依存します。大きく分けると、以下の4つです。

アフター強制のお店

まず、一番大変なのがアフター強制のお店です。この場合、閉店時間に近づくと、黒服が「〇〇ちゃんは××さんのアフターに行って」と振り分けを始めます。日当が高い代わりに、よほどのことがない限りは断れません。

事実上アフター強制のお店

この場合、表向きはアフター強制ではないものの、事実上アフター強制!というお店です。黒服やママはアフターについて何かを言ってくることはありませんが、

  • アフターを断ると待機が増える
  • アフターを断ると自客以外のお席に着けてもらえなくなる
  • アフターを断ると出勤調整対象になる

といった状態になります。

アフターは各自に任せる

アフターは行っても行かなくてもいい、各自の判断に任せるというお店です。この場合、

  1. お姉さんからアフターを頼まれると断れない
  2. アフターを断ると数字が落ちると思い込む
  3. アフターは行くべきと思いこむ(みんな行ってるし、など)

といった問題が起こります。

事実上アフターなし

基本的には各自の判断に任せるものの、お店やママ、お姉さんのお客様にアフター好きの顧客がいないというお店もあります。断って何か言われることもないし、アフターを断ったことで待機や出勤調整対象になることもありません。

また、最終上がりや送りがあってアフターに行かなくても済む仕組みを作っているお店もあります。こちらはラウンジやミニクラブに多いです。高級クラブは各担当の考えに依存するので、送りがあってもこの限りではありません。

ちなみに私がナンバーワンだったお店は、堂々と『アフター禁止』を謳っているお店でした。送り担当の黒服がいて、女性が家の中に入ったことを確認するという徹底ぶり。送りを断るとオーナーママから理由を聞かれ怒られます。

 

もうお分かりですよね。そう。『事実上アフターなし』のお店へ移籍することが一番手っ取り早いです。そしてそこで顧客母体や担当を作っておくと、その後別のお店へ移籍してもアフターせずに済みます。

アフターに行かないお客様は同伴率も高いので、これが一番、本当にお勧めです。私も『各自に任せるお店』から『同伴禁止』のお店へ移籍したおかげで、その後10年以上にわたってアフターをすることなく過ごせました。

アフターに行きたくないホステスのための断り方

アフターに行きたくない!というホステスさんのために、実際に私や現職のホステスさんがやっていた(いる)断り方をいくつかご紹介しますね。

でもその前に、お客様との関係性が最大の要ということは頭に叩き込んでおいてください。また、アフターに行かなければならないと思い込んでいるホステスさんは、まずその考えを書き換えましょう。無理に行く必要はないです。

その日だけアフターを断りたい

普段は行ってもいいけど、今日だけは断りたい!という場合には、

ホステス
ホステス
明日朝から予定があって早起きしないといけないんですよ、ごめんなさい。
今日はお姉さんと約束があるので行けないんです、すみません。
ホステス
ホステス
ホステス
ホステス
今日はすでに先約があって。申し訳ありません。
今日はこのあと黒服とミーティングがあって行けないんです、せっかく誘ってくださったのにごめんなさい。
ホステス
ホステス

といった形で断りましょう。コツは『たまたま今日行けない』という雰囲気を醸し出すことです。これらの言葉にプラスして、

ホステス
ホステス
また今度誘ってくださいね!
今度は私からお誘いしますね!
ホステス
ホステス
ホステス
ホステス
次いつ来られます?そのときに一緒に行きましょう!

などを付け加えるとなおいいですね。『たまたま感』が一層際立ちます。お姉さんやママの名前を出す場合は、協力してもらえるよう打ち合わせておきましょう。黒服を出す場合は、

ホステス
ホステス
最近ちょっと数字が悪くて担当(黒服)がお怒りモードだから断れないんですよね・・・

などとシレーッとサラーッと独り言のようにつぶやくと、良いお客様なら売上に協力してくれます(笑)

特定のお客様だけアフターを断りたい

アフターに行くと襲われそうな人、触りまくる人、口説きまくる人、などなど特定の人だけ断りたい!というときもありますよね。

その場合も上記の『今日だけ断りたい』でもOKです。じゃないと、うっかり他の人とアフターに行っていることがバレたときに厄介です。それに合わせて、

ホステス
ホステス
基本的にアフターはお断りしてるんです。
お姉さんやママにどうしてもと頼まれたときしか行かないようにしてるんです。
ホステス
ホステス
ホステス
ホステス
稀に行けることもあるんですけど、その日にならないと分からないんですよね・・・

といったスタンスを貫くと良いでしょう。もしお姉さんのお客様がここに該当する人で、お姉さんからアフターの依頼が入ったときには『その日だけ断る方法』で切り抜けてください。

相手が誰でもアフターは断りたい

この場合でもっとも有効なのは、

  • 昼職と掛け持ちしていて朝が早い(休日は不定)
  • 別途オンラインの仕事をしている

この2つです。昼職だと「会社どこなの?」など聞かれると厄介ですが、昼職をしたことがある人は、前の職場を出すと信ぴょう性も上がるし、辻褄も合わせやすいですね。とにかく忙しいことをアピールしましょう。

オンラインの仕事を出す場合は、あなたが得意とする分野で良いです。文章が得意ならライター、動画が得意なら制作編集、事務が得意ならリスト作成など、話を合わせやすいものを選びましょう。

どんな仕事があるか分からない人は、クラウドワークスやココナラなどを一度見てみるといいですね。そして、

ホステス
ホステス
明日が締め切りなので今日仕上げないといけないんですよ、せっかくなのにごめんなさい。
大量にあるので帰ってからやらないと間に合わないんですよ、すみません。
ホステス
ホステス

などを貫きましょう。

おまけ:売れるとアフターの断り方も変わる

ある程度の条件が合致すると、アフターの断り方もどんどん変わっていきます。その条件とは、

  1. 売れ始め~売れるようになった後
  2. 良質な顧客
  3. 顧客との関係性構築

この3つがそろうと、上記までに書いたような断り方をしなくても良くなります。極端に言うと「遠慮するわ、ごめんね」くらいで済むようになるんです。お客様も『断られる前提』『ダメ元』で誘ってきます。

また、断り続けているとそのうち誘われなくなりますが、売れていないときにこの現象が起きると顧客離れが起きます。売れ始めていれば、アフター好きな顧客が離れたとしても、次に良質な顧客をつかめるので問題ありません。

さらには、売れてしまえばもう断っても顧客が離れてしまう心配は一切なくなります。それはヘルプが行ってくれるからという点もありますが、ヘルプが断っても顧客離れが起きるようなことはありません。

まとめ

  • コロナが収束すると今までとは違う形に変わっていく(予測)
  • 『事実上アフターなし』のお店へ」移籍し、そこで顧客を作る
  • 断り方は場面や価値観で変わるので当てはまる方法を選ぶ

 

冒頭にも書いたように、売れないころの私はアフターに行っていました。そこから『アフターにはまったく行かない』という状況になって、身体も心もかなり楽なんだ!と初めて気づきました(笑)

また、アフターに行かなくなってから数字も上がりました。中にはアフターで数字を維持しているホステスさんもいますが、その方法は長期にわたって体力と精神力の勝負になるので、私は推進していません。

せめてあなたが『行きたくない!』と思うアフターを断れますように!

 

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ホステス専門アドバイザー秋好玲那(管理人)

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ホステス歴15年、年商1億の元No.1ホステス。ママ、オーナーママを経て、コンサル歴15年目に突入。家庭には恵まれませんでしたが、社会に出てたくさんの人に恵...

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