発達障害ホステスでも5年連続ナンバーワンがいます
こんにちは。ホステス専門コンサルタントの秋好玲那です。→目次はこちら^^
『発達障害を持っているから、売れっ子ホステスにはなれない』そんなふうに思い込んでいませんか?
コンサル生には、たくさんの発達障害ホステスがいます。彼女たちの行動力や天真爛漫さ、個性的な捉え方などは、私自身とても尊敬しているところです。
中には、特性を仕事に生かして、5年連続ナンバーワンをキープしているホステスさんもいるんですよ。あなたにも、十分可能性があります。
売れっ子ホステスを目指すためには、一緒に働く人たちとの良い人間関係が必須になります。
今日はその第一歩として、発達障害を持つホステスさんにぜひ心がけてほしい3つのポイントをお伝えしますね。
発達障害をオープンにしよう!
発達障害ホステスがママや他のホステスと良好な人間関係を作るためには、
と、ママや信頼できる係のお姉さん、同期にカミングアウトをすることが1番の近道です。
水商売は、昼の世界からドロップアウトした人、障害やうつ病などの精神疾患を持つ人などが大勢います。
丁寧に真面目に発達障害であることを伝えれば、昼職以上に理解してくれる人、偏見のない人が多いです。もしあなたがカミングアウトをした途端に、
- 態度を変える
- 悪口を言う
といった言動を取るホステスがいても、大丈夫です。それは、発達障害を持つあなたの問題ではありません。
相手に「発達障害を持つあなた」を理解し受け入れるだけの『器』がなかっただけのことです。「話す相手を間違えたな」くらいの気持ちでいましょう。
発達障害をオープンにするとメリットが大きい
発達障害を持っていることをオープンにすることで、
- 複数での会話が苦手
- 言われたことを忘れやすい
- 注意力が続かない
など、さまざまな特性を受け入れてもらえる可能性が高まります。
さらには、あなたの特性に対して、黒服やお姉さんがサポートをしてくれる機会も増えていきます。
周りの理解と手助けがあれば、ホステスとして活躍することは十分に可能です。
発達障害を隠すとデメリットが大きい
発達障害は、あなたのせいではありませんよね。同時に、努力ではどうにもならないこともたくさんあるはずです。
それなのに、発達障害であることを隠していると、あなたが周りから誤解されることになります。あなた自身も実際に、
- あの人は怠け者だよね
- いつも人の話を聞いてないよね
- もっと空気を読みなさい
といったセリフを言われたことがあるのではないでしょうか。
そうすると、自分をどんどん追い込んで、パニックになったり、鬱状態になったり、自信をなくして仕事が嫌になったりしませんか?
そういうことを防ぐためにも、まずは信頼できる人から少しずつ、発達障害をカミングアウトしてみましょう。
味方になってくれる先輩や仲間はきっとたくさんいますよ!
全力でヘルプしよう!
新人ホステスや、売上があまりないホステスにとって、ヘルプという仕事はとても重要です。これは、発達障害の有無には関係のないこと。
でも、発達障害を持っていると、会話が不得意だったり、空気を読むことが苦手だったりするので、
- 言葉不足で周りのホステスやお客様に誤解を与える
- お姉さんを立てるべきタイミングで自分が前に出てしまう
- ふとした言動でお客様を不快にさせてしまう
など、予想外のトラブルに発展することがあります。
また、発達障害を持つホステスさんは、ボディランゲージやオーバーリアクションが苦手な人が多いので、
- 気づけばほほ笑み地蔵になる
- 愛想がないと誤解される
- 興味がなさそうに見える
という状態に陥ることもしばしば・・・。いろんなことを一気に変えるのはむずかしいことなので、まずは、
- 自分で「ちょっとオーバーかな?」と思うくらいのリアクションを心がける
- 相づちのバリエーションを増やす
この2つをやってみてください。
相づちについては、『相づちは効果大!会話下手でも使えるセリフ集』を読んで、バリエーションを増やしていってくださいね。
もし、ヘルプ業務で自分に求められていることがわからないときは、
と、素直に担当ホステスに相談するといいですよ。
どんなときも笑顔で過ごそう!
発達障害を持つ人は、合わせて情緒(気分)障害を持っているケースも多いですよね。
感情のコントロールがうまくいかず、仕事に差し支えることもあるでしょう。
また、強いこだわりを持つ人も多いので、自分の思った通りにならないことに戸惑ったり、苦しい思いをしたりすることも多々あるでしょう。
でも、ホステス業は『仕事』です。せめて、お店にいる間、お客様の前に出ている間は、がんばって笑顔で過ごしましょう。
笑顔の力は、偉大です。いつもニコニコしている、それだけで周りに人が寄ってきます。
腹が立ったり、泣きたくなったりする日もあります。でも、一旦グッと堪えて、家に持って帰ってください。
家に帰れば、好きなだけ泣いていいし、怒っていいんです。
泣きたいのに笑顔で働いた。腹が立ったけどグッと堪えた。そんな自分を、めいっぱい褒めてあげましょう。
まとめ
発達障害を持つホステスさんは、
- 発達障害をオープンにする
- ヘルプをがんばる
- いつもニコニコ、負の感情は一旦持ち帰る
上記3点を心がけることで、お店での人間関係が良好になります。
発達障害を持っているからといって、自分を卑下する必要はありません。あなたには、あなたの良さがあります。
自信を持って、ホステスとして存分に活躍してくださいね。
さらにステップアップしたい場合は、『発達障害のホステスが売れることは不可能なのか』も合わせて読んでみるといいですよ!
ホステスの心得