ネガティブ思考脱却法(思考停止ホステスは必ず読むように笑)
こんにちは。ホステス専門コンサルタントの秋好玲那です。→目次はこちら^^
お客様は、幸せでゴキゲンなホステスに寄ってきます。
そのほうがお客様だって楽しいし、自分も幸せや元気を分けてもらえるし、いい時間を過ごせるからです。
あなただって、お金を払ってまで、負のオーラをまとった人とは飲みたくないでしょう。お客様も、同じです。
『ネガティブホステスが色恋以外で結果を出せない理由』でも書きましたが、ネガティブが過ぎると、色恋以外で結果を出すのはむずかしくなります。
また、ネガティブなことばかり考えていると、マイナスの結果しか生み出しません。
なぜなら、人には『自分が描いた未来を実現するために動く習性』があるからです。
「私には価値がない」と思っていれば、価値を高める行動ができなくなります。「私が売れるなんて無理」と思っていれば、数字を上げる行動ができません。
そのループを断ち切らないと、あなたがいい結果を出すことは困難を極めるのです。
この記事の目次
ネガティブホステスから脱する方法
先述したように、ネガティブが過ぎると結果につながりにくくなります。下手をすると、現状よりも悪化します。
なので、コンサルでは、ノウハウやテクニックを教える前に、メンタルをフラットにすることを真っ先に取り組みます。
ノウハウやテクニックがほしいホステスさんはイライラするようですが、私の知る限り、ネガティブ過ぎるホステスでいい結果を出した人はいません。
あなたが極度のネガティブ思考なら、
- 受け入れる
- 言葉を変換する
- 表情・声色に気をつける
- 結論から話をする
- 考える力をつける
まずは、上記の5つを実行してください。
現実は自分が生み出していると受け入れる
改善方法の大前提として、ネガティブな思考が行動になり、自分にとって不利益な現実を作っていることを受け入れることが重要です。
「私(あの人)が悪いんだ」とか「私(あの人)が間違ってる」などの、善悪や正誤のジャッジや自己否定は不要です。ただただ、
と、受け入れることが第一です。
ポジティブな言葉に置き換える
次に、ネガティブな言葉を、ポジティブな言葉に置き換えましょう。
数字が出なかったとしても、ドタキャンされたとしても、恨みつらみのこもったマイナスな発言は避ける。
だからといって「あの人にも事情があったんだろう」など、無理やりいい方向に考える必要もありません。
- そういう人なんだな
- 早めに分かってよかったな
- 私はそうならないように気をつけよう
- こういうお客様に振り回されなくていいようなホステスになろう
などで十分です。
ポジティブな表現や明るい表情・声色を心がける
そして、だれかと話すときは、できるだけ『ポジティブな表現』を心がけましょう。
「ポジティブな言葉を使え」ということではなく、『ポジティブな表現』です。
愚痴も不満も、明るくテンション高く話せば、意外と聞いてもらえます。ポジティブな表現をしていると、自分自身も心が軽くなり、自信に繋がります。
自信のある状態で仕事をすると、あなたという商品の印象や価値を高めることができるというプラスの効果が生まれます。
どんなに商品がすばらしくても、売る人間に自信がないと、印象も価値も大幅に下がります。たとえば、堂々とした態度で、
と自信満々に紹介されたら、あなたは信用してくれると思います。でも、いかにも不安げな顔で、
と自信なさそうに紹介されたら、同じお客様でもずいぶんと印象が変わるはずです。これが、『だれが言うのか(売るのか)の効果』です。
全部を説明しようとせず結論から話す
ネガティブ思考のホステスさんは、愚痴をこぼすのが下手くそのようです。コンサルでも、
と、絶望感漂う口調と声色とオーラで、何の話かまったくわからないスタートを切ります。
これでは、聴く相手のストレスが一気に増して拒絶感になってしまうので、本来なら聴ける話でも聴いてもらえなくなるのです。
だれにだって愚痴りたいときはありますが、人の愚痴を聴く側は、とてもストレスを感じるのも事実。なぜなら、愚痴とは、
言っても仕方がないことを言って、嘆くこと。
だからです。どうしようもないことを延々と聴くのは、聞き流せる人か、訓練を受けた人でない限り、むずかしいことです。
だからといって、愚痴ひとつこぼせないのは、精神衛生上よろしくない。
ということは、聴く相手のストレスを軽減しつつ、自分の言いたいことを言いつつ、相手にわかってもらう必要があります。
その第一歩が、結論(目的)から話すことです。
と、最初に宣言すれば、自分にとっても聴く相手にとってもプラスです。
相手は、「言っても仕方がないことだけど、いまは言いたいんだな」と、愚痴を聞く心構えができるので、大抵のことは聞いてくれます。
あなたも、話したいことを話すことができて、気持ちが軽くなるでしょう。
自分なりの答えを出す習慣を付ける
初めてのこと、イレギュラーのことであれば、わからないことが多くてあたりまえです。
「どうしたらいいのか」と尋ねることは、もちろんOKです。でも、論理的に考えていれば、何かしらの見解や考えたことがあるはず。
ネガティブホステスさんには、この『論理思考』がないのです。
感情論で、自分が嫌われるとか、変な目で見られるとか、どう思われるか気になって仕方ないとか、あの人がどうしたとかばかり。
売れるホステスは、どれだけ売れても、どんなに完ぺきに見えても、いつも真剣に考えます。
- 私は、どうしたいのか
- 私の何がこの現状を生んでいるのか
- 私の理想を形にするには、何を手放して、何を続けるべきか
売れっ子ホステスが、だれかに何かを相談するときは、この答えが出ないときです。売れないホステスさんは、ほとんどのことを、
- 「考えたけどわからない」で済ませる(考えたことすら言わない)
- 「何を言えばいいか」=「どう言えば怒られないか」などを気にしている
- 経験のないことを、自分の経験の中から答えを探ろうとする
- 仮説を立てず、自然と答えが浮かぶまで「どうしよう」とグルグル考える
- だれかが答えをくれるまで待っている
- 人に相談するときも意見を出し合って議論することなく、ただ黙っている
- 感情論で自分か相手を攻撃する
などに留まってしまいます。まさに、ネガティブホステスの『丸投げ・自己責任回避・依存』という姿勢です。
私も売れないころはネガティブだった
20代前半のころ、私も超・マイナス思考でした。ネガティブ、というより、マイナス。
「失敗したらどうしよう」ではなく「どうせやっても無駄だし」。「怒られたらどうしよう」ではなく「何やっても怒られるし」。
それと同じで、ネガティブが過ぎるとできない理由を並べるのが上手になりますが、すべて後付でしかなく、『やらない』という結果は同じです。
『できない』ではなく、『やらない』。
そうやって自分が傷付かないように必死に守って、頑なになればなるほど、傷付くことがいっぱいあって。
自分がそういう人生を歩んできたので、「そのままだと売れない、いい結果にならない」とわかっているから、どんなにイライラされても、攻撃されても、
と言い続けるのですが、なかなか伝わりません(笑)
そこがグラついたままだと、ノウハウやスキルを教えても、身につけられない&実行できないんですが、本人がそれに気づくまで待つしかないと思っています。
最後に、人の強さって、傷付かないことじゃないんですよね。折れないことでもない。しなやかに、柔軟にいられることです。
私自身、これに気付くまで本当に遠回りしたなあ~と思います。
折れない心をと願えば願うほど、ポッキリ折れやすい心になる。強い人は「柳のようにしなやかな心」を持っているだけ。強風や豪雨にさらされて身を任せながらも流されることなく、時が過ぎるのをじっと耐え、すべてを吸収して新たな芽を息吹かせる力を持っているだけ。でもその姿が強くとても美しい。
— ホステスの心得管理人@秋好玲那 (@reina_kokoroe) September 1, 2018
ホステスの心得