【夜職は偽名がキホン】源氏名をつける理由や注意点、嘘がバレたときは?

夜の仕事では、本名ではなく『源氏名』と呼ばれる偽名で活動することが一般的です。
『偽名』と聞くと、悪いイメージを持つ人もいるかもしれません。
しかし、芸能人が芸名を使うように、偽名自体は悪いものではなく、お店やホステス側にもメリットが存在します。そこで、今回は水商売関係者が、
- 偽名を使う理由
- 偽名を使う上での注意点
- お客様にバレてしまったときの対処法
を徹底解説します!
夜職で「偽名」を使う理由とは
まず、偽名を使う大きな理由は、身バレによるトラブルを回避するためです。
最近は、ネットやSNSによって、本名だけでも住所などの個人情報を特定されてしまう危険性があります。
そのため、身バレによるストーカー被害などを未然に防止するために、水商売の多くのお店で偽名での営業が推奨されています。
それに加え、夜職をしながらお昼の仕事をしていたり、学校に通っているという女性も少なくありません。
その中には、水商売で働いていることを知られたくない方も多く、源氏名が使われています。
また、このようなトラブル回避のほか、偽名は仕事の面でも大きなメリットがあります。それは、
- 仕事のスイッチになる
- もう1人の自分になれる
- イメージを付けられる
の3つです。夜の仕事をしていれば、お客様に夢を見せるために、いつもと違う振る舞いや、多少の嘘や演技が求められるシーンがあるかもしれません。
源氏名を使うことで別の自分になりきったり、夜の女としての仕事モードに切り替えるスイッチができます。
また、水商売では、数十分の接客時間の内に、どれだけ自分を印象付けるかがポイントです。
自分のイメージに合った源氏名や、インパクトのある名前を付けることで、効率的に印象付けることができます。
夜職で偽名を使うときの注意点
偽名自体にデメリットはありませんが、使う上での注意点がいくつかあります。まずは、お店に対しても偽名を使ってしまうことです。
お酒を扱うことの多い夜職では、身元の証明にはかなり厳しく、面接時にも身分証明証は必須です。
怪しまれてしまわないように、お店側にはきちんと本名を伝えましょう。また、ふとしたタイミングで本名がバレる危険性にも事前に注意しておきましょう。


とならないようにも、自分に馴染みのある源氏名にするのもいいかもしれません。
また、周りからバレる危険性にも注意が必要で、同伴やアフターで行くお店にも注意が必要です。
普段、本名で呼ばれている店員がいるようなお店や、友人とバッタリ合ってしまう可能性のあるお店は避けましょう。
夜職で偽名がバレたときの対処法
どれだけ注意していても、源氏名を使っていることがバレてしまうことがあります。
大半のお客様は、ホステスが源氏名で活動していることは理解しており、本名を聞くことも野暮だと思っています。
しかし、夜のお店で遊び慣れていないお客様の中には、どうしても本名を知りたがる方も一定数います。
しつこく断って、場の空気を壊してしまっては、売上の低下に繋がりかねません。そのようなお客様には
- フェイクの本名を用意しておく
- お店のルールと伝える
ことで、その場をしのぎましょう。
基本は、フェイクの本名で納得してくれますが、どうしてもダメな場合は「お店側に禁止されてて…」とかわしましょう。
また、とっさに用意したフェイクではつい忘れてしまうこともあるので、源氏名とセットで用意しておくことがオススメです。
まとめ
- 夜職で偽名を使うことは、一般的
- トラブルの防止、キャラ付け、仕事のスイッチになる
- お店側にはキチンと本名を伝える
- バレたときは『お店のルール』『フェイクの本名』
夜の仕事は、アルコールや独自の接客システムから、トラブルの起きやすい環境です。
偽名を使うことは、それらのトラブルを未然に防ぐために、大きな役割を担っており、接客においても役立っています。
偽名と聞くと、何か悪いことをしているように思うかもしれませんが、夜職をするなら偽名を使うことがオススメです!
ホステスの心得