ラウンジ・スナックのホステスがお客様に連絡先を聞く場合の注意点
こんにちは。ホステス専門コンサルタントの秋好玲那です。→目次はこちら^^
「お客様に連絡先を聞いてもいいのか」と悩むホステスさんは多くいます。
でも、お店のジャンルやシステムによって、答えは変わりますよね。担当制クラブと指名制クラブでも違うし、クラブとスナックでも違うし。
この記事では、ラウンジやスナックのホステスさんを対象にお話しします。
ラウンジやスナックでも担当制か指名制かによって変わる
ほんの一例ですが、角を立てない選択肢をご紹介しておきます。
一般的に、ラウンジやスナックには担当制度や指名制度がないので、ここではその前提でお話しします。
もしお店に担当制・指名制がある場合は、以下記事の担当制クラブまたは指名制クラブを参考にしてくださいね。
直球でお客様に連絡先を聞く
担当・指名制のないお店は、ポイントや売上バックがあるとしても、
- ママのお客様に営業をする
- ママのお客様から枝を広げる
- ヘルプ的なポジション
が業務のメインになります。この立場で連絡先を尋ねて差し支えるとしたら、以下のようなケース。
- 連絡先を教えるホステスを選抜するタイプのお客様
- ママにしか連絡先を教えないタイプのお客様
- ホステスからの連絡を毛嫌いしているお客様
- 嫉妬深いママの彼氏
- ママ自身が「連絡先を積極的に聞かなくていい」という主義
- ママが「連絡先交換はしないで」という方針
一番ややこしいのは、4の「嫉妬深いママ」の彼氏(笑)それ以外はお客様に尋ねてOKです。
直球で連絡先を聞くときの注意点
「連絡先を聞いてもいいのか?」と考えるよりも、お客様の気分を害さない尋ね方に意識を向けたほうが、あなた自身もムダに落ち込まずに済みます。
たとえば、
と言ったら、YESかNOしか回答はないので、万が一にもNOと言われたら、豆腐メンタルのホステスさんは凹むでしょ(´・ω・`)笑
そうじゃなく、シーンに合わせて、以下のように尋ねる。
上が敬語バージョン、( )がタメ口バージョン。あくまでも例ですが、この質問に持っていける流れを会話で作るよう、心がけると良いですね。
ママや他のホステスに聞いてみる
何かしらの理由で連絡先を尋ねることができず、次回にもチャンスがある前提なら、
- ママに「○○さんは連絡先を聞いても差し支えないですか?」と尋ねる
- 他の先輩ホステスに「○○さんって連絡先聞いても大丈夫ですか?」と尋ねる
上記のように、ママやお姉さんホステスに聞けばいいのです。1人で悶々と悩んでいるより、聞いたほうが早いし、お店の人に尋ねるのはタダです。
よほど意地悪でない限り答えてくれますし、「こういうふうに聞くといいよー」とアドバイスをくれたりもします。
私が現役のときも、ママやお姉さんに聞いたし、私自身も聞かれました。その一例の会話を挙げると、こんな感じ↓
そのママやお姉さんホステスが優しければ、次の機会に連絡先を聞きやすい雰囲気を作ってくれたりもします。
まとめ
- 担当制・指名制などがあるか?によって注意点は異なる
- 直球で尋ねる場合は「気を害さない聴き方」に意識を向ける
- 聞きづらいときはママやお姉さんに尋ねてみる
担当制・指名制がないお店は、原則として数字争いが激しくないのでラクな分、「連絡先を教える」という点にお客様自身が重きを置く兆候があります。
中には「連絡先を教える」という行為で「この子はお気に入り」と示す人もいるし、「ママとしか繋がらない」という行為でステイタスを感じる人もいるのですね。
もし教えていただけない場合は「そのお客様が何に価値を感じているか?」を見ていくと良いでしょう。
それを提供できるようになると、教えていただけるようになります。
ホステスの心得