上手に勝ちを譲れるホステスは売れる

人間には、相性が合う、合わないがありますね。同じことを言っても、気の合う相手なら許せるけどこいつはムカつく、ということがあります。
それだけでなく、本当に合わない相手だと、相手の言動ひとつひとつがいちいち癪に障ります。
なので、気の合わない相手とは近づかないほうがお互いのためなのです。・・・とはいえ、お客様である場合、そうは言っていられません。
顧客数が多く選べる状態なら別ですが、数字が取れないときにはどうしてもそういう方とも接点が多くなります。
そこで、嫌いな相手や苦手な相手とも上手に付き合える方法をひとつ、お教えします。
相手を、幼稚園児だと思うこと。
( ̄m ̄〃)
勝ちを譲って無駄な労力を省く
気の合わない相手といくら話し合ったところで、感情的になるだけで話し合いになりません。
特に女性はこの性質が強いので、嫌いだという感情が先に立って、相手の話に耳を傾けようともしなくなります。
それでは結局自分が損をする羽目になり、数少ないお客様を失うことになってしまいます。それで困らないのならいいけれど、今のあなたは困るのでは?
嫌いな相手に感情的になるのは、こいつには負けたくない、という敵対心が働くからです。
相手にしない、適当にあしらっておこうというスタンスが取れない人は、相手を言い負かそう、わからせようとすることに莫大な労力を使います。
でも、相手は幼稚園児なんですよ?大人なのに、幼稚園児を相手に本気のケンカをしますか?
子どもだからまだ社会のこともわからないし、理解できない、でも精一杯大人になろうと必死に背伸びをしてるんです。そう思うとかわいいじゃないですか。
どうでもいい議論は避ける
嫌いなお客様とつまらない議論をしないこと。「そうよね」と相手に勝ちを譲って、その人と言い争う労力と時間を他のことに費やしてください。
ほかのお客様に尽くすでもいいし、何よりも自分の精神衛生上そのほうが得策です。いちいちキーキーケンカしてどうするんですか。
上手に勝ちを譲れるホステスは、売れます。無駄なことに労力を使わず、だれにパワーを注ぐべきか、わかっているからです。
私も、性格的にはそういう相手と議論して負かしたいタイプ。だから、すごーく気持ちはわかります。
でも本当に【この人とは絶対に付き合いたくない】と思ったら、見事に華麗にスルーします。
そこで戦って疲れるより、他の大事なお客様に力を注ぎたいからですね。この配分が逆になっているホステスさんがかなり多いので、気を付けてくださいね。
ホステスの心得