納税は国民の義務!ホステスなら確定申告をしましょう

納税は国民の義務!ホステスなら確定申告をしましょう
ホステスの心得

こんにちは。銀座ホステス水野です。毎年2月・3月にお店の女性同士で話題に上がるのが、確定申告。

  • 確定申告やってる、やっていない?
  • どうやってやるの?
  • 税理士いくら?
  • 〇〇は経費にしてる?

等々。みなさんは確定申告をしていますか?

払いすぎたお金は確定申告をして戻しましょう

私は元々、この手の数字の話が非常に弱くて、ちんぷんかんぷんだったのですが、

 

還付金がもらえるから絶対やったほうがいい!

 

と、お店のお姉さんの後押しがあり、税理士のお客様にお世話になりながら、ホステス1年目から確定申告をしています。

当初は、仕組みについて何度説明を受けても私の頭では理解が及ばず、確定申告にまつわる作業が発狂しそうなほどストレスでしたが、人間って変わるものですね。

今では、だいたいの還付金額や税金の金額まで、自分で出せるようになりました。確かに、私も元々苦手意識がとてもありましたし、

 

別にやる必要なくない?
なんか面倒臭そうだし

 

という気持ちもわかります。でもやはりやってて良かった!と思います。

還付金が戻ってくることも嬉しいのですが、お金の管理をしてちゃんと税金を納めることで、

  • 自分で稼いでいる
  • まっとうに生きている

と、自分を肯定できるような気持ちを抱きます。もういい年齢ではありましたが、大人になったなぁと思いました。

当たり前のことを当たり前にやっているだけの話ですが、それすら以前はできていなかったので(苦笑)

正直なところ、1年目は全然経費の管理もしてなかったので、税理士さんに指摘されていた通り、入ってくる還付金も少なく、税金&国保保険料アップで出ていく金額のほうが多かったです。

そのときまでは、国保って毎月数千円程度だと思っていたので、確定申告後に一気に金額が上がって、

 

ひー!なにこれ!

 

と仰天しました。今となってはいい思い出ですが(笑)

その後やっていくと、還付金でドカッと戻ってきて、税金+国保+年金を支払っても自由になるお金が少しだけ残るので、ボーナス気分でウキウキしながら確定申告を行っています。

家賃も洋服もケータイ代も全部経費として計上

ホステスってやってみるとわかりますが、出て行くお金がとても多いですよね。

  • 家賃、光熱費
  • ケータイ代
  • ヘアメイクやエステなどの美容代
  • 衣装代
  • タクシー代などの交通費
  • お客様への贈り物

等々。これらは全て、経費として計上できます。経費にできる=課税所得が減らせるので、節税できます。

ホステスは、そもそもお店から10%引かれてお給料を支給されているので、払いすぎている分も戻す&かかっている経費を申告するだけのこと。

税理士さんと話して、家賃に関しては私の場合は、25%経費にしています。周りと話をすると、50%経費にしている子も。

ケータイ代は、プライベートな友達とそんなに頻繁に連絡を取るわけでもなく、ほぼほぼ仕事で使っているということで、90%を経費として計上。

美容院、化粧品代、ネイル、交際費などは100%経費にしています。

確定申告前に一気に集計するのは大変なので、月ごとに項目別に集計を出すことを習慣化して行っています。

コロナ禍ほど確定申告をやってて良かったと思ったことはない

まさかの、コロナ騒動。「持続化給付金」というものができて、個人事業主の対象になると聞いたときは、周りのホステスの友達とザワつきました。

当初、「水商売は対象外なのでは?」という意見もありましたが、

 

申告してキチンと納税して事業としてやっている以上、もらう権利はある!
職業で差別されてたまるか〜!

 

と思っていました。そして、その通り無事申請できたわけですが。おかげでかなり助かりました。

きちんと確定申告して、いただけるものは、しっかりいただきましょう。

まとめ

わからなかったら税理士さんに相談をすればいいですし、今年初めて確定申告した子も、

 

全然わからなかったけど、税務署へ行ったら職員さんが教えてくれて、無事申告できた!

と言っていました。「よくわからないから」と逃げずに、大切なことだから、今までやっていなかったら、ぜひ確定申告はしましょう。

 

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水野 (銀座ホステス)

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