ホステスが一番苦手な「しゃべらない人」
こんにちは。ホステス専門コンサルタントの秋好玲那です。→目次はこちら^^
ホステスが一番苦手とするお客様は、「しゃべらない人」。
しゃべらない人、つまり口数の少ない人は、ざっくりと2パターンに分けて考えることができます。
ひとつは、本当に口下手で、人と話すことが苦手な人。
このタイプの場合、状況によっては、執拗に話しかけると嫌われることがあります。どちらかといえば、こちらのタイプのほうが少ないかと^^
もうひとつは、特定のお客様にはよく話す、というタイプ。ホステスのお客様としては、こちらが圧倒的に多いです。このタイプでも、2つに分かれます。
ひとつは、ハッキリ言えない性格、または口下手、表現力が低くて口数が少なくなってしまう人。もうひとつは、特定のお客様にしか心を開かない人。
いずれにしても、対応ポイントは同じなので、安心してください^^
この記事の目次
口数が少ない=思慮深い人が多い
口数が少ない人は、物事をとても深く考えていたりするので、的確な意見を出す人も多いものです。
ちゃんとお付き合いしていければ、あなたの人生において、非常にプラスになることがたくさんあると思います。
ただ、口数が少ないからこそ、普段の関係性が重要です。
【口数が少ない】【会話がぎこちない】という状況が続いているなら、コミュニケーション不足が原因。
意識的に距離を縮めたり、心を開いてもらえるように努めましょう。一旦心を開いてもらえたら、よく話してくれるようになります。
ただ、ここで絶対に忘れてはいけないのは『会話の主役は、常にお客様』ということ。口数が少ないからといって、あなたが一方的に話すというのはいけません。
あなたが一方的に話せば話すほど、お客様の口数は減っていきます。なぜなら、聞き役に回ってしまうからです。
お客様が会話の主役であることを念頭に置いて、
- お客様の気持ち、言いたいことを代弁する
- 相槌を打つ
等々で【お客様のお話をサポートする】という姿勢でいましょう。
観察&分析が大事!
最初に話しかけるときは、お客様の様子をまず見てください。
- リラックスしていたり、明るい表情のときには、「何かいいことあったの?」
- 緊張していたり、元気がない様子のときには、「どうしたの?何かあった?」
というように、お客様の様子に合わせて、会話の導入口を作ることを意識していきます。そうすることで、お客様も話しやすくなります。
せっかく、あなたにとってプラスになるかもしれない人です。率先してお付き合いしていきましょう。
「口数が少ないから苦手」と思うのは、あなたが受け身になっている証拠。
お客様が話してくれる、あなたをサポートして会話を弾ませてくれる前提で会話を考えているから、苦手だと感じるのです。
また逆に、口数が少ない人に対して、ワーッと自分のことを話してしまうなら、少し控えましょう。
どちらにしても、【私が主役】にならないことが大切です。
ホステスの心得