【夜の女は病む】水商売の5つのストレスとその対処法とは?
夜の仕事は、一晩にして大金を得るチャンスがある反面、数多くのストレスに晒される仕事です。
一見して、心の病とは無関係そうな女性であっても、病んでしまうことがあります。
そうならない為にもこの記事では、夜の女性が病んでしまう5つの原因とその対処法をご紹介します!
この記事の目次
夜の女性が病む5つの原因
1、職場の人間関係
水商売では、お客様はもちろん同僚の黒服やキャストとも良い関係を保つことが必要になります。
しかし、売上や指名争い、ナンバー制度などのシステムにより、どうしてもライバル関係が出来やすく、対立しやすい環境です。
これに加え、お酒によるトラブルも起きやすく、揉め事も少なくありません。
普段は人付き合いが得意な方でも、問題が起こるキッカケが多く、対人関係に疲れてしまう女性が多いようです。
2、不規則な生活リズム
精神的に病まないためには、身体的にも健康なことが大切です。しかし、水商売であれば、昼夜逆転の生活も珍しくなく、どうしても不摂生になりがちです。
日光に浴びる時間が少なくなれば、免疫力の低下や精神疾患に繋がる危険性が上がります。
また、仕事とはいえ、毎日の飲酒も体に徐々にダメージを与えています。
最悪の場合、不眠症や摂食障害にまで繋がってしまうケースがあるため、日頃から健康を意識した生活を心がけなければいけません。
3、プライベートな時間が取れない
営業時間外であっても、完全にプライベートな時間はあまりありません。
出勤前にはお客様への連絡を始め、メイクやセット、同伴などに時間が取られてしまいます。
営業が終わっても、お客様とのアフターや同業者とのお付き合いで「気付いたら、朝…」ということも珍しくありません。
もし休みが取れても、エステやジムなどのメンテナンスに時間が必要となります。
自分では休んでいるつもりでも、ついつい仕事のために時間を使っているという人は注意しましょう。
4、評価や数字のプレッシャー
夜の世界は、年功序列でお給料や上下関係が決められるわけではなく、基本的に実力主義です。
これはモチベーションなどにおいてはプラスに働きますが、同時に大きなプレッシャーにもなります。
特に、ナンバー制やノルマが設けられているお店では日常的に数字に追われることが当たり前です。
ストイックに頑張ることも大切ですが、後輩に負けてしまったり、うまく売上が伸びない時に自分を責めすぎてしまう人は注意が必要です。
5、将来への不安
容姿や若さもウリの一つとされている水商売には一定の期限が存在します。職種や役職にもよりますが、定年までプレイヤーとして働くことはほぼ不可能です。
しかし、夜の仕事は退職後に決まったキャリアが用意されているわけでもなく、先行きが立ちません。
どれだけ稼げていても、周りがお昼の仕事に戻ったり、結婚して辞めていくのを見て、自分の将来に不安を抱えてしまい、ストレスに繋がるようです。
夜の女性が病まないための対処例
原因を知っておくことも大切ですが、しっかりと対策を取ることも大切です!そのためには、
- しっかりとリフレッシュする
- 睡眠の質を上げる
- 現状について考える
を心がけましょう。まずは「疲れた」と感じられる内に、きちんと休みを取ることが大事です。
毎日出勤して休みの日でも仕事のために時間を使うことは立派なことですが、休むことも大切な仕事です。
体を壊したり、ストレスで追い詰められてしまっては意味がありません。また、睡眠不足は心身ともに悪影響を及ぼします。
- マットレスや枕、遮光カーテンを買い換える
- 適度な運動をする
- 営業時間以外はお酒を飲まない
などの工夫で、睡眠の質を向上させましょう。
また、日光を浴びることは不眠の解消に役立つと共に、「幸せホルモン」と呼ばれるセロトニンが分泌され、ストレスの解消にも繋がります。
休みが取れた日だけでも積極的に日向を浴びて、人間らしい生活をすることを心がけましょう。また、一息ついて、現状を見直すことも大切です。
「何のために水商売をしているのか」
「どれくらいのお金が欲しいのか」
「何がストレスになっているのか」
などの自分の目標や問題点について考えてみましょう。これにより、
「必要以上の努力していた」
「そもそも今のお店が合っていない」
のような、忙しくしていると意外と気付けない解決策が見つかるかもしれません。
まとめ
- 分かっていても、ストレスは避けづらい
- 気づいた時には手遅れの可能性も!
- しっかりと身体を休める環境を作る
このように夜の仕事は、水商売特有のシステムや環境により、ストレスが溜まりやすくなっています。
自分でも気付かないうちに、うつなどの精神障害にならないように、事前に注意しておきましょう!
自分がどれくらいストレスを感じているのかわからない場合は、『自己ストレスチェック~ホステスである自分にストレス感じてるのでは?~』も読んでみてくださいね。
ホステスの心得