お客様が喜ぶ褒め方~新人ホステスが知っておきたいさりげなく褒める方法

こんにちは。ホステス専門コンサルタントの秋好玲那です。→目次はこちら^^
コミュニケーションに悩むホステスは、少なくありません。ホステスでも人見知りだという人は、意外に多くいるものです。
お客様に話しかけたものの、そこから話が続かない、どう話を発展させればいいのか分からないのです。
もちろん初対面のお客様であれば、どんな方かも分からないので、共通の話を切り出すこともできません。
何を話せばいいのか分からず、気まずい雰囲気になるくらいであれば、まずは「褒める」技術を持ちましょう。
ただし、場に馴染まない褒め方をすると、反感を持たれてしまうこともあります。スマートに褒める技術を身につけたいですね。
この記事の目次
お客様が喜ばれる褒め方の基本~「見えているところを褒める」ことから
ホステスがお客様を上手に褒めることができれば、お客様との距離をグッと縮められます。
そう考えてみれば、接客でのトーク技術において「褒め」は、とても重要な要素であるといえます。
ただし、間違った褒め方をしてしまうと、「自分のことなんか何もしらないくせに」としらけさせてしまうので、要注意です。
お客様に一歩近づくためには「見えているところを褒める」
「褒める」という行為は、その場の雰囲気を温かくするものです。基本的に、褒められて嫌な気分になるお客様は、いないでしょう。
初対面のお客様の場合などで、お客様のことを褒めるのであれば、見えている部分を褒めるようにします。



このようにサラッと褒めてくれると、



と、リラックスして応えてくれるのではないでしょうか。あまり難しく考えずに、お客様をよく観察していれば、褒めどころを見つけられるはずですよ。
ただし、

といった褒め方は、受け取り方によっては褒めではなく、ゴマすりやお世辞、場合によっては、イヤミに聞こえることがあります。

あくまで、見えているところを褒めることからスタートしましょう。
褒める内容にこだわるよりも褒める行為にこだわる
「褒める行為」は、場の雰囲気を温かくすることができると言いましたが、
- 褒めてくれるのであれば悪く思っていない
- いやむしろ好意を持ってくれている
と、感じることができるからです。「オシャレなネクタイですね」と言われて機嫌を損ねるようなお客様は、そうそういないでしょう。
つまり、褒める内容はとりとめのないもので良いといえます。それほど内容にこだわる必要はありません。
内容にこだわって、ホステスの価値観を押し付けるような褒め方をするほうが、問題です。「褒める」行為は、お客様を受け入れる行為になります。

だから、そこにはホステスの価値観は必要にはなりません。そのため、ゴマをするようなことやお世辞を並べ立てるようなことではなく、
『あくまで、褒める行為にこだわる!』
ということが大切なのです。
「褒め」に聞こえるトーク術~ホステスが知っておきたいサラッとキレイに褒める方法
何も「ゴマすり」や「お世辞」をいう必要はありませんが、それでも受け入れ難いセンスのお客様もいるかもしれません。
ただし、センスというものは「価値観」。ホステスの価値観を押し付けるようなことは、言わないようにしましょう。

と思ってしまうのも、これは無理もない話ですね。このような場合には、ネガティブに聞こえなければ大丈夫です。



お世辞を言っているわけではなく、あくまで『お客様が身につけているもの』に興味を持っていることが理解できますよね。
お客様も、自分に好意を持ってくれていると、悪い気は持たれないはずです。お客様の心に寄り添えるような褒め言葉を伝えてくださいね。

ホステスの心得