ディスる人の心理

ディスる人の心理
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※この記事は2019年12月31日に旧VIPコミュニティにて投稿された質問です。

ディスる人の心理について教えてください。

先日、友達のやってるBARで何人かでテレビを観ていたら、テレビに出てくる人のことをやたら「うわ!超ブスじゃん」などとディスる女の子がいました。

確かに番組ではインパクトのあるビジュアルの女性たちが出てきましたが、(顔の造作ではなく、ヘアメイクや出で立ちの問題)ブスというワードを連呼する彼女に違和感を覚えました。

なにか自分の顔にコンプレックスがあるのだろうか、あるいはテレビに出てくる女性たちをどこか妬んでるからそうやって反応するのかな?と。

お客様でもたまに、相手になにかされたわけでもなければ接したこともないのに、そんな風に勝手にディスる人がいます。

心理としては、自身のコンプレックスや嫉妬が反映されているのでしょうか。

投稿者:かわぴーさん

ご質問ありがとうございます^^

「ディスる」の意味を明確に知らなかったとしても、良い言葉と捉えてる人はいませんよね。「そういう心理なんだー」で終わらせず、しっかり実践に落とし込んでいきましょう。本記事では、

  1. そもそも「ディスる」とは何なのか
  2. ディスる人の心理
    1. 劣等感と過大評価を埋めたい
    2. 優位性を示したい

について解説します。

 

そもそも「ディスる」とは何なのか

ディスるとは、俗に、相手を否定する、または侮辱することなどを意味する表現である。

ディスるの語源としては、否定的な意味を持たせる英語の接頭辞「dis-」を動詞化したもの、あるいは、「無礼をはたらく」といった意味の「ディスリスペクト」(disrespect)を略したもの、などの見解がある。日本では2000年代後半以降、インターネットスラングなどとして頻繁に用いられるようになっている。

要するに「リスペクト」の対義語ですね。一般的には軽蔑する・軽視する・見下すといった意味合いが強い言葉です。MTCのみなさんはコミュニケーションを実践型で学んでいただくコースにいるので、

  • 言葉の意味を知り
  • その言動を取る人の心理を知り
  • 自分が当てはまっていて得たい結果を得るに当たって邪魔なものであれば向き合い
  • 目の前の人にその傾向がある場合はどう対処(MT内であればFB)するかを考え実行する

ということが重要になりますから、役立てられるように理解を深めていってくださいね。

 

ディスる人の心理

では、実際にディスる人の心理とはどういうものか?についてお話します。複数の心理がありますが今回は代表的なものをお伝えしますね。

 

ディスることで劣等感と過大評価を埋めたい

一番多い心理は「陰口マウントタイプ」です。ディスる人は上下関係しか築けない場合が多く、誰かを貶めたり見下したりすることで、

  • 私のほうが立場が上(優位)
  • 私のほうが優れている

といったことを示し、心のバランスを保っています。一般的には、直接本人に向かって言うことは少いですね。どちらかと言えば、ディスっている本人以外の周囲に対してアピールすることが多いです。

自分を過大評価している人なので、誰かを下に置くことで、自分の優越感や優位性を保とうとします。

たとえば今回のケースだと「ブス」と連呼することで「私のほうが可愛いよね」とアピールし、優位性を保つことでコンプレックスのバランスを保とうとするわけですね。

過大評価とコンプレックスが根底にあるので、多くの場合本心では「本人に聞かれるとまずい」と思っています。こういう人の特徴としては、

その場にいない人、会ったこともない人、接点の薄い人をディスることが多い

という点ですね。直接の知り合いであっても、その人がその場にいるときには絶対に言わないことを陰で言ったりします。いわゆる陰口マウントタイプですね。個人的には、ここが一番タチが悪いなと思います(笑)

 

相手を下に置くことで優位性を示したい

こちらは、本人を直球でディスるタイプ。いわゆる「攻撃タイプ」ですね。たとえば今回の例だと、TVに出てきた人ではなく、目の前にいる誰かに対して直球で「ブス」と言っちゃうような人です。お客様でもいますよね。

直球で面と向かって言わないまでも、本人に分かるように遠巻きにディスったりもします。たとえば、いじめなどがそれに当てはまりますね。明らかに自分の陰口を言っていると分かるのに、直球では何も言ってこない、的な。

ここに当てはまる人の最大の特徴は、

自分よりも上と認識した相手は絶対にディスらない

これです。自分の立場が危険にさらされないように、機嫌を取ったり腰が低くなったりします。ただしこの「自分よりも上か下か」は『自分のものさし』によって決まります。年齢や社会的立場などは反映されません。

たとえば、仕事の実力としては相手のほうが上と認識していても『家庭環境は自分のほうが上』だと思っている場合、家庭環境についてのみディスる、ということもあります。

攻撃手段として使う場合も多く、言い返せないと分かっている人や気の弱い人はもちろんのこと、分からせたい思いが強く出る相手に対して「ディスる」という行動を取ります。

 

この記事についたコメント

▼ 2019年12月31日17:34|秋好玲那

人を落とすことで「自分は違う」というマウントを取って、優位性を保ちたいのです。

かわぴーさんが私にしたことと根底は同じですよ。この人は大したことないけどこの人は大変。この人は違うらしいけど私はこう。言わなくていいことを言ってまで、自分は特別だと思いたいのです。

▼ 2019年12月31日21:15|もえさん

「うわ!超ブスじゃん」などとディスる女の子がいました。

美人は言わない言葉ですよね。

 

まとめ

  • ディスる=見下す
  • 「自分が上(優)」と分からせたい
  • その人の価値観によって上下が決まる

 

一気に書くと恐ろしく長文になるので、今回は代表的な心理のみ書きました(笑)

仮に誰かにディスられたところで、傷ついたりする必要はないですね。マウントタイプのディスりなら、試しにディスり返してみるといいですよ。大半は黙ります(陰で騒ぎますけどw)。

もしも自分が当てはまる場合は「なぜ上に立ちたいのか」など、自分の心理に目を向けてみましょう。

 

ホステス専門アドバイザー秋好玲那(管理人)

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ホステス歴15年、年商1億の元No.1ホステス。ママ、オーナーママを経て、コンサル歴15年目に突入。家庭には恵まれませんでしたが、社会に出てたくさんの人に恵...

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