お客様の異動時期はホステスにとって営業のチャンス!?

お客様の異動時期はホステスにとって営業のチャンス!?
ホステスの営業

こんにちは。ホステス専門アドバイザー秋好玲那です。→目次はこちら^^

3月・4月は、転勤や部署の配置換えなど、異動シーズンでもありますね。正直、桜前線よりもお客様の異動連絡のほうが春を感じます(笑)

この時期に転職されるお客様もいらっしゃるので、人生の節目のひとつです。

こういうタイミングは、疎遠になっているお客様にも、連絡を取りやすい時期です。チャンスだと思って、ぜひ情報収集に取り組みましょう。

連絡=「来店させることが目的」ではない

取り組む前に、心に置いていただきたいのが、来店に直結させるために連絡をするわけではないということ。

結果につながらないホステスは、ここを大きく履き違えているので、注意が必要です。

商売だから売上は大事、だからこそ必須な心得

いくらキレイゴトを並べたところで、ホステスも商売です。お客様が来店してくださらないことには、キレイゴト以上のナニモノでもありません。

が、その「来店」は誰にメリットがあるのか。あなたの売上、お店の利益、しかないのであれば、詐欺といっても過言ではない(私にとっては)。

募金だって、いいことしたな~っていう満足感が得られるわけです。

来店してもらうことは重要、だからこそ、「お金を払うメリット」がないとダメということを忘れないようにしましょう。

ここを全然わかってないのに、目先の売上に対する欲が強いと、結果として売れません。

お客様の気持ちになってみる

日常の連絡が「来て」ばっかりでは、お客様がイヤになるのも当然です。中にはそれを喜ぶ人もいますが、私の知る限り、9割が色恋目当てのお客様です。

人としてホステスを見てくださる方、敬意を持って尊重してくださるお客様は、そんな小手先の言葉でヘラヘラとなびいたりしません。

あなたも、私からメールが届くたびに、私のサイトを開くたびに、「コンサル受けて!」しか書いてなかったら、イヤになるはずです。

ましてや、人生の節目のタイミングである人事異動を、「私の金儲けに使ってやろう!」なんて態度が透けて見えたら・・・

私が客の立場だったら、腹立たしいこと極まりないです。

気にかけてるよ、と示すタイミング

人は、自分を気にかけてくれて、理解してくれる人を好きになります。押し付けではなく、その人の心地好いペースで、気にかけてほしいのが人間というもの

「気にかけてるけど、どう伝えたらいいか分からない」と悩んでいるなら、こういうときこそ「伝えるチャンス」だと思ってください。

 

異動になったりしてない?

 

と言うだけで、あなたがお客様を気にかけていることは十分に伝わります。

売れないホステスの「あるある」3事例

コンサルを始めたばかりのホステスさんにこんな話をすると、4パターンに分かれます。

ひとつは、素直に実行する。これは何ら問題ないので置いておいて、大問題の3つのパターンを取り上げます。

えーめんどくさい・・・というオーラを無言で放つホステス

こういう人は、やらなくていいのです。本当に気持ちの問題ですから、一切強制はしません。

仮に押し付けても、「やって終わり」になります。いわゆる「連絡しろって言われたから、したんですけどー」で終わる。

次は絶対にやりません、なので最初からやらなくてよろしい。また、気持ちがないのにやっても、全然響かないです。

結果、来店どころか「気にかけてくれてたんだな」と感じてもらえることすら、ナイ。・・・というデメリットも背負っていただければ、何ら問題ナイです。

「それやったら来店してくれますかね?」と言い放つホステス

人間って「損をする」ということに対しても抵抗を感じる生き物なので、気持ちは分かります。

できるだけ労力かけずに稼ぎたい、という気持ちも、分かります。でも、結果が出てないうちは、やってみるしかないです。

方法として「確実」と言えることでも、あなたのキャラクターには適さないことだってある。

それを見つけるためにも、いろんなことをやってみるしかないです。

それに、そういう謙虚な気持ちやがんばる姿勢をお客様は評価するんですよ(色恋目当てじゃなければ、ですけれど)。

やらないでいれば、今以上のリスクはないです。が、やらないと得られない得も確実にあります。どっちをとっても、あなたの自由です。

その代わり、お客様があなたのためにお店へ足を運ぶかどうかも、お客様の自由です。

やったことがないから不安でしょうがないホステス

これはね、本当に分かります。素直にそう言っていただければ何ら問題ないのですが、

 

何か意味あるんですか?

 

とか言われると、イラッとします(笑)確かにね、やったことがないことに挑戦するって勇気いるし、結果が分かってるほうが安心ですよね。

でも、自分の安心を優先してたら、売上は上がらないんですよ。それって結局、売れないやり方を変えられない、ってことだから。

やったことがない、だからこそ、やってみたらいいと思います。それこそ、異動という「テーマ」があるわけですから!

何もないときに「連絡しましょう」と言われるより、ずっとハードルが下がりますよね。

今売れてるホステスも、歴代の売れっ子も全員そうだった

あなたが抱えている不安は、今売れてるホステスも、歴代の売れっ子も、みんな抱えてきたことです。もちろん、私も。

 

異動だって言われたらどうしたらいいんだろう
異動じゃないよって言われたらどう切り返せばいいんだろう

 

今となっては『たかがひとつ質問するくらい』で、いろんなことを考えていたものです(笑)

でも、トライ&エラーです。やっていくしかないし、やってるうちに不安なんかいつの間にか消えるんですよ。

私にたどりついてくださったホステスさんは全員、あなたと同じ気持ちです。あなただけじゃないから、大丈夫!

異動したかどうか、の連絡をしたらどうなるのか?

とはいえ、

 

闇雲に「やれ~」と言われても・・・

 

だと思うので、異動したかどうかを尋ねる連絡をすることで、「ホステスが得られるメリット」を挙げてみました。

得られるメリットは想像以上、お金で買えないものばかり

  • お客様の情報が得られる
  • 得た情報を活用して、また連絡を取ることができる
  • 得た情報を活用して、「お客様に喜んでいただける行動」の選択肢が増える
  • お世話になったお客様ならなおさら、異動の節目にきちんとご挨拶できる
  • 異動するお客様を紹介してくださった方の顔も立つ
  • 異動するお客様についてきた方も「いい店だな」と思ってくださる
  • あなたの「ホステスとしての評価」が上がる

やはり節目なので、きちんとしておけばあなたの評価が上がります。特に接待で利用していたお客様であれば、引継の人をご紹介くださることも。

私のお客様も、そうやって増えていきました。

どうせ営業だろ、とあしらわれたら?

これに対する私の回答は、「そんな人、ほっときなさい」です。だって、

  • 心あるお付き合いがしたい
  • そういうお付き合いができるホステスになりたい

と思っているのですよね?なのに、心ない人のために一喜一憂するってもったいないじゃないですか。

その結果、心ある人が喜んでくださることすらやらなくなるなんて、本末転倒です。

「ああ、この人はいま『僕には心がないです』と自己紹介をなさったんだな」と捉えておけばいいですよ、気にするほどのことではないです。

まとめ

異動時期は、お客様に連絡を取るチャンス。来店してもらうことは大事、でもその前に「お客様に与えること」が大事です。

得られるメリットはたくさんあるから、ダメ元で挑戦してみてくださいね!

 

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ホステス歴15年、年商1億の元No.1ホステス。ママ、オーナーママを経て、ホステスではない人生を経験すべく30代で引退。コンサル歴11年目に突入しました。プ...

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