「人」は変えられませんよ

※アメブロお引越し記事です
「その人のためにならないからと、いろいろ努力するものの「変わってくれない」と悩んでいる人。
また、いまの自分をだれかが変えてくれるのを待っているだけの人、結構多いです。
たしかに、人との出会いは自分を変えるきっかけになるし、だれかの言葉で変わることもあります。私もそのひとりです。
とっても尊敬する4人のお客様がいたからこそ、いまの私があります。彼らに出会って、彼らの言葉を聴いて、たくさんの気付きや学びをいただきました。
実をいうと、私が稼げたのは敏腕ママに育ててもらったとか、お店が良かったという理由よりもはるかに、この4人のお客様の存在が圧倒的に大きかったです。
本当によく育てていただきました。
私は彼らに育ててもらったと思っているし、気付かせてもらったと思っているし、自分を変えてくれたのは彼らだなーと思っています。
が、彼ら自身は私を育てたつもりもなければ、私を変えようと必死に努力したわけでもありません。
彼らはただ純粋に私に会いに来てくれて、純粋に飲んで、純粋に楽しんでいただけです。
だれかを変えようといろいろ努力しても、人はそうそうカンタンには変わりません。だれかに変えてもらおうとしても、そうそうカンタンには変わらない。
よくあるようなありきたりな「自分が変わった方が早いよ」というお話ではないですよ。
本人が気付かなくては、気付くきっかけがなくては、変われないということです。
私のようなコンサルタントや、管理者や経営者は、そのきっかけをいかにつくるかが仕事。
ガミガミとお説教をくり返したところで人は変わりません。ウザイだけです。
どうしたら相手が気付くか、気付いてもらえるためにさまざまなアプローチをするのが役目。
そして、変わる側にいる人は、何かを学ぼうとする気持ちを持ち続けることです。教えてもらうのをただ待つのではなく、何か学んでやる!くらいの気持ち。
私にとって変わるきっかけは、4人のお客様との出会いでした。
あまりにも楽しそうに、情熱を持って、誇らしく、いい顔をして仕事の話をする彼らを見て、
- この人たちと同じ目線で世の中を見たい
- この人たちと対等に話せる様になりたい
そう思ったから、彼らから何か学んでやろうと必死に追いかけてきました。
そしていま、コンサル生さんたちは私からいろんなことを学んでやるぞー!とがんばっています。
その気持ちを持って門を叩いた瞬間から、変化が始まっているわけです。
だからこそ変わっていくし、いろんなことに気付いていくし、毎日が楽しくなっていく。
私は、そのホステスさんたちを変えてやろうなんて、まったく思ってません。その中から「そっかぁ!」と彼女たち自身が『気付く』から変わっていくのです。
人は変えられないし、変えてくれないもの。でも変えるきっかけは与えられるし、学ぼうとすれば何かに必ず気付くもの。
それが【人が変わるきっかけ】なんだと思います。