慇懃無礼なホステス
こんにちは。ホステス専門コンサルタントの秋好玲那です。→目次はこちら^^
慇懃無礼という言葉がありますが、
表面の態度は丁寧だが、心の中では相手を軽くみている・こと(さま)。 「 -な態度」
という意味です。多くのホステスは『丁寧さがかえって失礼』と捉えているようですが、ちょっと違いますね。
- 慇懃=非常に丁寧で礼儀正しい様子
- 無礼=礼儀がない、礼儀に外れた様子
反対の言葉を重ねることで、『上辺は丁寧、実は相手を見下している』という意味を示しているわけです。
実際、丁寧すぎる態度が誠意を感じさせないものになったり、マニュアル的で嫌味っぽいと感じたりすることがあります。
正しい敬語云々の前に、『相手を思う気持ちがあるか?』のほうが大事なんですよね。そこが分からない限り、敬語を間違えるんだろうな、と思います。
やっぱり、あり方って大事。というわけで、本記事では『慇懃無礼なホステスの特徴』についてお話ししたいと思います。
この記事の目次
慇懃無礼と感じさせるホステスの特徴
敬語や言葉遣いは何も間違ってないのに、「慇懃無礼だな」と感じさせるホステスには、いくつかの特徴があります。
- 自分の考え方が絶対正しいと思っている
- 自分の考えとは違う人がいると想像ができない
- 困難からすぐに逃げ出す
- 思い通りにならないと情緒不安定になる
- 自分に都合の良いことしか受け入れない
- 本心を言えない、自分を知られるのが怖い
こういうホステスは、過剰に敬語を使ったり、過剰に丁寧にしたがります。ひとつずつ、見ていきましょう。
自分の考え方が絶対正しいと思っている
「自分の考えが絶対に正しい」と信じて疑わない人は、意見が食い違う人と対峙すると、相手を説き伏せようとします。
この時点で、どんなに丁寧に言葉を連ねようと、見下しているわけですよね。
自分が正しいと思い知らせたい、自分のほうが上だと分からせたい、という気持ちが勝り、慇懃無礼になりやすいです。
自分の考えとは違う人がいると想像ができない
自分と違う考えを持つ人がいること自体想像ができない人は、下手をすると『この人はおかしい』という見方になり、見下したり嫌悪したりします。
「なるべく心理距離を保ちたい」と無意識に思うので、やたら言葉が丁寧になったり、やたら褒めちぎったり。
いわゆる『マウントタイプ』なので、言葉が丁寧であればあるほど、嫌味に聞こえて慇懃無礼になります。
困難からすぐに逃げ出す
どんなに丁寧な言葉を使えても、どんなに立派な文章を書けても、どんなに立派な持論を展開しても、いざというときに逃げ出す『やるやる詐欺』は、話になりません。
丁寧であればあるほど、「あの人は口先だけ」という評価になり信頼が壊れてしまいます。
思い通りにならないと情緒不安定になる
こちらも、どんなに言葉が丁寧でも、謙虚そうなことを言っていたとしても、
- 被害者意識が強い
- 周りを思い通りに動かそうとする
という特性を持っているので、慇懃無礼になりやすいです。
自分に都合の良いことしか受け入れない
良くも悪くも、自分に都合の悪い話は聞かないので、好き勝手に振る舞います。かなり迷惑です。
ネガティブなホステスだと、こちらが褒めたことは覚えてない、怒ったことは明確に覚えている、みたいになりますね。
良くも悪くも、自分の世界から出ない人なので、話が通じません。
美しい日本語を使えても、立ち振る舞いが美しくても、最終的には誰かを悪者にして都合の悪いことはシャットアウトするので、話になりません。
本心を言えない、自分を知られるのが怖い
売れないホステスには、これが一番多いですね。
そして、ここに当てはまる人は、近しい人には引くほどの怒りを爆発させるのに、そうでない人には尋常でないほどへりくだって、
と、連呼していたりします。いわゆる二面性のある人ですね、表裏のある人。
こういう人が使う言葉は、大半が本音ではないので信頼に値せず、人間関係を築くのが困難になります。
あと、自意識過剰が過ぎるので「みんなが私のこと見てる!」と思ってます。
まとめ
もうお分かりだと思いますが、要するに慇懃無礼なホステスって、ただの自己中なんですよね。
相手のことなんか考えてない、自分のことしか頭にない人なんです。相手への思いやりやリスペクトがないんですよね。
そういうホステスって、「は?」っていうタイミングで、すごい失礼なことを平然としたり言ったりするじゃないですか。
あなたの周りにも、1人や2人はいるでしょ。過剰な敬語を使う人も、過剰敬語が失礼に当たるわけじゃないんです。
過剰に敬語を使うことで、自分の不安を埋めようとしていたり、自分を守ろうとしているのが伝わるから失礼になる。それだけなんですよ。
心当たりのあるホステスさんは、ぜひ改善してくださいね。
ホステスの心得