人間関係を良好にしてくれる超・お手軽なテクニック

こんにちは。ホステス専門コンサルタントの秋好玲那です。→目次はこちら^^
お客様とより良い人間関係を築くためには、
- 相手に興味を持つ
- 好印象を与えられるように心がける
この2つが絶対必須です。
多くのホステスさんは『外見を磨く努力』は惜しみませんが、『好印象を与える努力』は怠ります。そして、お客様に興味がありません。
『【元ナンバーワンホステス監修】会話が続かない…を克服!好感度UPの会話術を伝授』でも書きましたが、お客様に興味がないと、会話は続きません。
この時点で、テクニックをどれだけ駆使しても、アウトですよ。仮に、あなたが超美人だったとしても、この2つが欠けていた、確実に自転車操業になります。
大して美人じゃなかったとしたら、確実に色恋目当てのクソ客様に好かれます。まず、この2つを徹底できるようにしましょう。
人間関係を良好にするのは『ギブ&ギブ』?『ギブ&テイク』?
あなたは、こんな言葉を見聞きしたことはありませんか。
- 人間関係を良好にするには、ギブ&テイクが重要
- 本当に幸せになりたいなら、ギブ&ギブが必要
ギブ&テイクを良しとする考えの根拠は、『持ちつ持たれつ』。悪とする考えの根拠は、『見返りありき』。
ギブ&ギブを良しとする考えの根拠は、『与える側にいるほうが幸せ』、悪とする考えの根拠は、『自己犠牲』。
もっともらしい理由ですが、どの根拠もただの『そう言ってる人の感覚(価値観)』に過ぎませんよね。
もちろん、それぞれの価値観については、一切否定はしません。
が、どちらを信用しても、あなたは今以上の結果を出すことはできません。保障しても良いですよ。
ビジネス視点で見た『ギブ&ギブ』『ギブ&テイク』
ヒストリーでも書きましたが、私は20年近く、暴力問題を抱える人の支援活動をしています。
支援の現場は、常に『ギブ&ギブ』です。この行動のリターン(やりがいや喜びなど)は、100の努力のうち、1感じられればいいほう。99の努力は報われませんし、報酬どころか大赤字です。
一方『ギブ&テイク』は、同業や業者との関係性にたとえると、分かりやすいでしょう。
他店のホステスが、あなたのバースデーでシャンパンを抜いてくれたら、あなたもそのホステスのバースデーで、シャンパンを抜かなくてはならなくなります。
仮に、誰かお客様に払わせたとしても、どうせなら自分のお店で使ってもらったほうが利益になるのは、明白。
つまり、ギブ&ギブもギブ&テイクも、リターンが非常に小さいのです。
人間関係の構築に必要なものとは
もし、あなたが公私共に「良好な人間関係を築きたい」と思うのであれば、ギブ&テイクも、ギブ&ギブも捨ててください。
その代わり、『パクり作戦』を取り入れましょう。やり方は簡単です。
- 最初は、あなたが相手に与える
- その後は、相手の行動をひたすらパクる
これだけです。相手がどういう人間でも関係なく、心理学的にも非常に効果的であると立証されている『人間関係の原理原則に沿った手法』です。
言葉を変えれば、かの有名な『鏡の法則(=ミラーリング)』ですね。
もし、それで相手があなたを嫌ったとしても、あなたはそれをパクっただけなので、あなたは何も悪くないわけです。
同じようにまたパクって、嫌ってあげればいいのです。
間違えないでいただきたいのは、『最初はあなたが与える』が大前提です。その後は、ひたすら相手の言動をパクるだけなので、簡単ですね。

まとめ
- ギブ&テイクもギブ&ギブも根拠が弱い
- ギブ&テイクやギブ&ギブはリターンが小さい
- 「最初に与え、あとはパクる」がもっとも有効
現役時代の私も、この手法を取っていました。今現在も、コンサルで日常的に使っています。
たとえば、私はコンサルで質問に対する情報提供や助言などをギブします。
その後、相手が不満そうに何か言ったら、私も不満そうに返事をします。反対に、相手が喜んでくれたら、私も喜びます。
『クレクレ病』の人を心理学ではテイカーを呼びますが、テイカーに対しては私もテイカーになるので、相手は私の言動が不快なわけです。
そうすることで、リターンも大きい上、ある程度の人間関係の質を保てるのですね。しかも、あなたが「どうしたらいいのか」と頭を抱えることなく。
こんなにお手軽で、効果の高い手法を使わない理由はないので、ぜひ取り入れてください。
ホステスの心得